読書の秋・・・何を読もうかな

2016年秋の一大ニュース!

街が焼き尽くされた原爆投下から30年。市民に熱狂的に愛される広島カープが真っ赤な、真っ赤な奇跡を起こす。
弱小球団・カープの帽子が赤に変わった1975年、原爆の傷跡が生々しく残る広島に、中学一年生のマナブが転校してきた。「よそモン」マナブは、野球少年ヤスと新聞記者志望のユキオに出会い、街に少しずつ馴染んでいく。一方、カープは悲願のリーグ初優勝に向かって、真っ赤な奇跡を起こしつつあった──。

出典 http://kodanshabunko.com

このお話の舞台はカープの帽子が赤に変わった1975年。カープファンである主人公の友人ヤスは「赤は女色」だからと、毎年買っていたカープのキャップを頑なに買おうとしません。
今でこそカラフルなランドセルが並び、ジェンダーフリーの考え方が浸透していますが、この時代は男は男らしく、女と話すことは気恥ずかしい・・・と考えられていました。
そうした時代背景を読み取っていく面白さもあります。
この時代を生きた人たちは共感するでしょうし、この時代を知らない方は40年前の風景が新鮮となるでしょう。

カープが話の中心となるのですが、広島、原爆、下町、平和教育など戦後広島のエッセンスがギュッと濃縮されていて、読みごたえは抜群です。
8月に文庫化され手に取りやすいです。

2017年 主演 阿部 寛、天海 祐希 初の夫婦役で映画化決定

―料理は、優しさなんだ。食べる相手の笑顔を見たいと思う、ってことなんだ。
妻が隠し持っていた離婚届を発見してしまった中学教師の陽平。料理を通じた友人の一博と康文もそれぞれ家庭の事情があって…。50歳前後のオヤジ3人を待っていた運命とは? 17年1月公開映画「恋妻家宮本」原作

出典 http://www.kadokawa.co.jp

食べることは生きること、とはよく聞く名言であるけれど、それを家族や友人、学校を巻き込んで暖かく伝えてくれるストーリーです。
「ファミレスってファミリーレスの略なのではないか」と安定の重松節が炸裂しています。「食べること」を通じてあなたは何を思うのでしょうか。

こちらも文庫化されています。上下巻となっているので、今秋かけて読むことができます。
また食欲の秋とも言いますが、出てくる料理が美味しそうなこと!
小説の情景が想像しやすく、感性どころか食欲まで刺激してくれる一石二鳥な作品です。

おわりに

まだまだ紹介したい重松先生の作品がたくさんあります。
実りのある読書の秋になりますように。

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mayuko32 このユーザーの他の記事を見る

美味しいご飯、知らないことを知ることが好きです。読書が大好き。スピリチュアルが好きで、正反対の物質エネルギーの象徴お金も大好きです。引きこもりタイプ、誘われたら嬉しい党。

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