信じる信じないは別 とりあえず読んでみる

毎年9月中旬なると本屋の店頭に占い本が並び始める。女性誌も少しずつ来年の運勢を特集した内容が少しずつ増えてくる。私も昔からこういうたぐいの本は割と好きな方で、必ずといっていいほど占い本を購入している。もう20年近く六星占術の本を毎年購入しているほどだ。

ずいぶんと若いころは、女性誌はもちろん星占い、13星座占い、高島易、血液型占いなどなどあらゆる本を買いあさったものだが、よく読まないうちに廃品回収に出す羽目になる。そういうことを学び、しばらく1冊に絞っていたのだが、今年は2冊目を購入した。それが「0学占い」の本である。

今まではずっと六星占術の1冊だったのだが、友人の勧めで0学占いの本を購入した。0学占いも以前から知っていたが、立ち読みするにとどまっていた。理由は「0地点」という言葉があまり好きではなかったからだ。

ここで六星占術と0学占いについて少し説明しておこう。


「六星占術」
35年前、細木数子氏考案。「とにかく当たる」、「細木数子が予言していた」などとテレビで話題になり一世を風靡する。当時はテレビ番組にも引っ張りだこで占いはもちろん、母のような厳しさで人生を説いていく姿も印象的。日本人が忘れかけていた常識を若い世代にも教えてくれていた。「六星占術によるあなたの運命」は「占い本世界一」としてギネスに認定。

生年月日から運命数を割り出し、運命表を見て自身の運命星を割り出す。土星人、金星人、火星人、天王星人、木星人、水星人に分類。さらに生まれ歳で+と-に分かれ、全部で12種類の運命星に振り分けられる。運命星によって性格、恋愛、結婚、才能など書かれており、その年の全体運、恋愛・結婚運、健康運、仕事・勉強運、財運、人間関係運、旅行運が書かれている。

12の運命周期があり、年、月、日、時間それぞれにもその周期がついて回る。「種子」、「緑生」、「立花」、「健弱」、「達成」、「乱気」、「再開」、「財政」、「安定」、「陰影」、「停止」、「減退」の順だ。そのうち「陰影」から「減退」までの3年間を「大殺界」といい何かとよくないことが起こることが多い年だという。また「乱気」を「中殺界」といい精神面に、「健弱」を「小殺界」といい肉体面に注意した方がいいという年だ。中でも「停止」の年は自分らしさが失われる年とも言われている。



「0学占い」
0学の開祖御射山宇彦氏のの後継者で、御射山令元氏が0学会の発展を担う。六星占術ほどメディアで取り上げられている様子はないが、Yahoo!0学占いのサイトを展開して10年以上高いアクセス数を誇っている。

六星占術と同じく生年月日から運命数を割り出し、生年・月交差数表から運命数を割り出す。運命数を「0星・(ゼロスター)」といい、水王星、木王星、月王星、火王星、金王星、土王星に分けられる。さらに生まれ年で陽か陰に分類され支配星が決まる。支配星は水星、水王星、木星、海王星、月星、魚王星、火星、冥王星、金星、小王星、土星、天王星に分類される。

今年に比べて来年の本の内容がとても充実している。運勢については全体運をはじめ、六星占術と同じだが、今年のラッキーフードやラッキーカラー、方角や運動なのが描いてあるのがおもしろい。

また0学占いも12年ごとに運命周期が巡るとなっている。「開拓」、「生長」、「決定」、「健康」、「人気」、「浮気」、「再開」、「経済」、「充実」、「背信」、「0地点」、「清算」で「0地点」の運気が一番悪い。「背信」、「0地点」、「清算」の3年間を「0地帯」と呼び運気の悪い年としている。

似たようにも見えるが、大きな違いはあるのか

この二つの占い、共通点が多々ある。例えば12年周期で運気が変わること。その中でも一番運気の沈む年を中心にした3年間は、12年の中で最も運気が悪い年とすること。自分の運命星(支配星)は12種類のうちの一つで、誕生日から割り出すこと。どちらも様々な占術を研究し独自の手法で編み出されたものであることなどだ。

この手の占いをよくする人は知っているだろうが、運命星(支配星)を割り出すための表があるのだが、この表はどちらも同じ数字が書いてある。(四柱推命も同じだったような気がする)ただ、六星占術は運命数を出すときに、1を引くことになっているので、正確には同じ数字ではなく、運命表の数字が1多くなっている。

ちなみに私の運命数(支配数)は30で、六星占術は「火星人+」、0学占いでは「火星」に属している。同じ数字から割り出した星の運命に、大きな違いはあるのだろうか。

先に述べた12の周期を見てほしい。これは1年の運気を表す言葉だが、言葉は違えど同じような意味を表す言葉が並んでいる。例えば「達成」と「人気」は12年の中で一番運気がいい年とされているのだが、「達成」は自分の望みが叶い、目標が達成できる年となっており、「人気」は努力が開花し、自分らしい花を咲かせる年とある。どちらも目指していた目標に到達し、自分らしくいられる内容になっている。一つずつ見ても同じような意味に取れる部分が多い。

運気の悪い3年を「大殺界」や「0地帯」といったり、3年ずつを春夏秋冬で区切ったりしているのも似ている。私の見解では、12の周期から見る運気は同じようなものである。今年は「種子」であり「開拓」の年で、種をまき、活動を開始する年にあたり、実際
去年まで動かなかった自分とは違い、新しいことにチャレンジしようとやる気になっているのは間違いない。

あなたはどっちを選びますか?

じゃぁどちらを選んだらいいのか。どちらを選んでもいい年であり悪い年なので、運気の事を考えるのであれば、ぶっちゃけどちらでも大きく変わらない。では何を基準にして選ぶのか。値段もそんなに変わらないが、六星占術が629円、0学占いが756円だが0学占いのほうが紙がしっかりしているのと、ページ数が多い。特に来年分は枚数が増えたようで少しめくりにくくなった。六星占術は薄い短編小説のような昔からある手触りだ。

あとは運勢以外の部分では、毎年の社会情勢が書いてあるページがあるのだが、六星占術の内容は少し古い感じがする。出版時期の問題かもしれないが、若い子が知らないかもしれない芸能人の名前が挙げられていたり、そこまで有名な芸能人の名前が書いてあるわけでもない。一方0学占いのほうは今年の本にはそこまで書いていないが、来年の本にはSMAPのことであったり、はやったゲームのことであったりする本当に最近のことが書いてあったりする部分で少し差が出ているような気がする。

また、最後のほうにはどちらにも1日の運命カレンダーがついているのだが、0学占いのほうは1日ずつアドバイスが書いてあるが、六星占術は周期のみしか書かれていない。
それも大きな違いだと思う。特に女性はざっくり言われるより細かいことを知りたいので、女性向きかもしれない。

来年は0学占いの本を購入した。理由は友人の言葉。
「0学占いの0地点は、運気が悪いととるんじゃなくて、今から上に向いていくためのフラットな位置。次の年の清算は身辺整理をして次の年のための準備期間。ちょっととらえ方が上に向いてると思うから、そこが六星占術と違うかな。」

マイナス期間だけど上向きと捉えるほうが運気があがりそう。ちょっとした言葉で気持ちも変わってくる。どちらを買うか迷っている人は、本屋で見比べてみて自分の背中を押してくれそうな方を選ぶとよいだろう。

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元教習指導員で技能検定員。事務も経験した自称スペシャリスト。現在は主婦業が中心。いろいろ事業を開発中。気になることはなんでもやろう精神で頑張っています。

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