「特別なことはしていない」のに、なぜあの人は綺麗なのか?

思春期以降、自分で選択するようになって以来、毎日繰り返している「衣食住」に関する消費行動。

「食べ物を選ぶ」「洋服を選ぶ」「髪を洗うシャンプーやトリートメントを選ぶ」など、
毎日必ず行うルーティン行動に関して、忙しい現代人は意外と心を砕いていないものです。

「CMに出ている女優さんが好きだから」「クチコミランキング上位だから」「商品パッケージが好きだから」「いつも行くドラッグストアで特売品だから」など、商品をカゴに入れてレジへ持っていくまでの消費者心理は様々です。

特に、「手っ取り早く、ラクをして良い結果を出したい」と考える人は、基本的なケアや根本的な真理を疎かにして、商品パッケージのキャッチコピーなどに惑わされる傾向があります。

前回、「シャンプー編」「洋服編」として、膨大な商品群から、良いものをセレクトするコツをお伝えしましたが、今回は「飲食編」について、私が行っている「選ぶコツ」をご紹介します。

太っている人ほど、ニセモノを食べている!?

私も独身時代は、仕事に副業に遊びに恋愛に習い事に…と句読点を打つ余裕も無いくらいに毎日とめどなく多忙で走り続けていました。幸い結婚するまで実家暮らしでしたので、母の愛情と真心がこもった栄養バランスの良い料理を基本的に朝晩食べていたため、きちんとした味覚センスを身につけて、好き嫌いもなく、大きな病気をせずに育ちました。

ただ、仕事をしていると、仕事中やランチ休憩時に飲食するものには制約があります。お弁当箱に詰められるもの、コンビニで買えて匂いが出にくいもの、お湯をかけたり電子レンジで温める程度で食べられるもの、混んでいるオフィス街で約50分程度で食べてお会計を済ませて戻ってこられるもの、上司や同僚と同じようなものなど、皆さんも職場環境によって暗黙のルールがある中で選んでいると思います。

私は人生で転職を何度かしていますが、結婚して以来、特にそれぞれの職場で皆が食べるもの、特に男性が飲食するものを見ていて、気づいたことがあります。

なぜ男性を見ていて気付いたかというと、男性は女性ほど頻繁には転職しないことが多く、女性のように転職、結婚、出産などで大きく価値観を変化させることも少なく、年齢を重ねるほどに「学ぶ気持ち」「変化をおそれない心」が薄れて、疑問を持たずに同じ職場で同じスタイルを愚直に長年続けることが多いので、それが長期的に人生にどういった結果をもたらすかが、サンプルとして見えやすかったのです(笑)

それは「太っている人ほど、ニセモノを摂取している」「長期的に食べているもので、人間の見た目や健康状態は顕著に変わってくる」「そうして作られた男性の見た目と健康状態で、妻の資質が透けてみえる」ということでした。

「より良い方を選択している」つもりで本質から遠ざかる

よく観察してみてください。
太っている人ほど、ペットボトルのパッケージに「糖質オフ」「カロリーオフ」と書かれた甘い炭酸飲料や、フルーツジュースなのに「果汁30%」と書かれたドリンクを飲んでいませんか?

または、飲酒習慣について聞いてみてください。
「毎晩缶ビールを1本飲むのが至福。最近はせめて晩酌くらいはささやかな贅沢をしようと思って、プレミアムビールに変えたんだ」と言う男性。
「糖質オフの発泡酒をインターネットで箱買いしているから、妻も家計に優しくて大助かりだと言っているよ」という男性。

女性でも同じです。万年ダイエットと言っている女性ほど、同じように「カロリーハーフのマヨネーズ」「減塩」「ダイエットシュガー」「糖質制限」などのワードを使っていませんか?

そういった人たち、つまり「本質を見ずに、表面的なところでマーケティングに踊らされていることに気づかず、本人は『より良い方を選択している』と思い込んでいる」人たちを長期的に見てみてください。

太ったり痩せたりを何度も繰り返すことで、筋肉と脂肪と、それを支える表皮のバランスが不安定になります。特に洋服を着ても隠せないのは「顎がたるんだフェイスライン」や「なで肩の上にたっぷりと脂肪が覆った肩のライン」、また艶の無いパサパサの髪や地爪など、どんなに頑張っても「元々太っていた人だな」「リバウンドを繰り返す人だな」「選択肢があったら、目先の快楽の方を選ぶ人だな」「ストレス解消の方法がワンパターンな人だな」とすぐにわかってしまいます。

また長期的視点で見ると、社内競争や健康状態において芳しくなく、本質を見抜けず表面的な快楽に流されやすい性格は、浮気や不倫、または趣味に必要以上にハマるなどの性質も見られやすいことでしょう。

さらに一番恐ろしいこと、それは「ニセモノには依存性があることに気づかない」ということです。

脳がニセモノに騙されている!?

万年ダイエットの人たちが「商品パッケージの表面」を見て
「カロリー0」や「ノンシュガー」を謳った商品を買っても、彼らは太ったまま、または不健康なのはなぜでしょうか?

それは「ニセモノ」「嘘」を長期的に摂取しているからです。

たとえば、人工、合成、天然由来の甘味料、いずれも「ニセモノなのになぜか甘い」ものは、いったいなぜ甘いのでしょうか?

そもそも甘味料は「砂糖よりも製造コストが低い」ことを主目的に開発されました。それが転じて、現代では「少量で、砂糖の数百倍の甘味を持つ」ことの合理性や「摂取カロリーを抑える」「虫歯の原因にならない」など「使える」副産物に研究者やマーケティング担当が気づき、ついには主目的が逆転して、こぞって商標登録や特許を取って販売されるようになりました。

「そんなオイシイ話には落とし穴が無いの?」
…あります。「似て非なるもの」には、それなりの代償を払わねばなりません。

そもそも、そんな夢のような商品でデメリットが無いとしたら、そんなに安く大量に流通・販売されるはずは無いのですが、人は、欲求や依存性を前にしては残念ながらそこまで考えることは少ないのです。

まず、味覚に対する繊細な感覚を狂わせやすいです。
もともと植物などに少量含まれる甘い物質を、いったん抽出した上で薄めて商品化しているのですが、そういった物質は、人工的に作っただけあって、なんと砂糖の数百倍も甘いと言われています。それを少量ずつにしても、長期的に継続して摂取することにより、脳が麻痺して甘味に対して鈍感になり、結局は摂取量がどんどん増えていくとされています(売る方は大喜びですね…)最近はそのせいで、食材そのものに含まれる、繊細な甘みやうま味などを感じられない子供や若者が多くなっていますね。

また、そもそもが「ニセモノ」「嘘」で、身体を騙そうとして開発された商品なので、これが脳内報酬系やドーパミンといった神経伝達物質にまで影響を与えてしまい(つまり身体も脳も騙されて)依存症や中毒に導かれやすいということが分かってきています。
(このあたりは、おおざっぱに言えば麻薬や危険ドラッグと同じ原理です)

さらに「ペットボトル症候群」とも言われますが、インスリン分泌や血糖に影響を及ぼし、脳が人工甘味に騙されることで、かえって肥満や糖尿病の危険性が増すという恐ろしい実験結果が出ています。

人間の脳の分野はまだまだ解明途中ですし、近年開発された人工的に作られるものに関しては長期的なサンプルがまだ少ないですので、これからどんどんいろいろなことが解明されそうですね。そもそも、「商品を売る」方は実験の前提として「その商品が何らかの分野において秀でていることを証明する」という命題でサンプルを集めて実験手法を決めて、結果を導き出すのが「仕事」ですから、いわゆる第三者機関的なところが出す結果でないと、信用ができません。実験するサンプルを選ぶにしても、DNAのルーツとして狩猟、遊牧、農耕民族だったか、人種的特性、年代、生育環境などで実験結果はいかようにでも変えられるでしょう。



ここでも真実は「裏面」に隠されている!

私は、必ず商品の裏面をチェックして、なるべく原材料欄がシンプルなものを選んで買いますが、総じて「原材料欄がシンプルで、商品化までの工程がわかりやすい物の方が高い」です。そして「原材料欄に化学物質っぽいカタカナの名称が多くて、どうやって作っているか不明な物の方が安い」ことが多いのです。

これは「本物」と「それっぽく作ったニセモノ」の差です。

作って売る方は、「世界から枯渇しつつある本物を、昔ながらの実直な工程を経て作って売る」方がコストがかかり、「それっぽく作ったニセモノを、付加価値とマーケティングの力で売る」方が低コストで済むのですね。

ちなみに、私はブラックコーヒーが飲めませんが、自宅でコーヒーに入れるのは「ごく少量の牛乳」です。市販の粉末状のミルクや、クリーム状のコーヒーフレッシュ類は家では使いません。また、私が家でコーヒーを飲むときは、朝食かおやつの時間が多く、合わせて甘いものをセットで食べる場面が多いので、砂糖は入れません。(コーヒー単独で飲むだけの場合は、少量の牛乳に加えて、ハチミツや甜菜糖を入れます)

最近のカフェには、グラニュー糖、黒砂糖、ダイエットシュガーなど数種類置いてあることが多いですね。こういった場合は「黒砂糖」を選択します。

自宅で料理をする際に使う甘味は「てんさい糖」「きび砂糖」「ハチミツ」いずれかを選びます。(製菓のときは発酵や焼成などの工程に影響があるので、グラニュー糖を買うこともありますが)

醤油も塩も、原料から商品までの作業工程について説明してあるものを選び、可能な限り、国産を選択します。

人間は光合成が出来ないので、母乳を離れてからは「栄養を摂取すること」でしか脳と身体を作れない生き物ですから、それについて「本質を見て選ぶ」のは当たり前で、むしろそこに意識やお金を掛けないのは、考えられない行為だと思うのです。

ただし、「全体の摂取量から見たバランス」を考慮して体に入れるものを選ぶのが肝要だと考えるので、私はオーガニック信者でも、ヴィーガンでもありませんので
たまにカップ麺やレトルト食品を食べることもありますし、コンビニやスーパーで売っているスイーツを買うこともあります。また旅先では化学調味料過多の物もたまには摂取します。

離乳食から介護食までの間で、自分の口で摂取するものを選べるのは80年前後くらいでしょうか。
私は1日に3食とおやつを1回程度食べるので、1日4回×365日×80年=116,800回ほど食べることが出来ます。私の場合、アラフォー世代で、もう人生の半分程度が過ぎてしまったので、残りはこの半分です。

インフルエンザや胃腸炎で寝込んだり、もっと大きな病気をしたりすれば、この回数はさらに減るでしょう。点滴や胃ろうの方がお好みなら、それも良いかもしれませんが…。

たった一度の人生。たった一人のあなた。

「ニセモノ」で脳や身体を騙して、短期的視点で摂取するものを選び、人生の大切な食事の回数をどんどん減らしていきますか?

そうやって「ニセモノ」を長期的に摂取し続けたら、あなたも「ニセモノ」に近づくのではないでしょうか?

こういうことを言うと、「ストイックだね」「そこまでして我慢したくない」なんて言う人が必ずいますが、きっとあなたの脳や身体は既に「ニセモノ」に依存しているでしょう。

まだ大丈夫。引き返せます。

お店にある商品を一つひとつ手に取って、表面の響きの良いキャッチコピーでは無く、
裏返して「そこに書かれている真実」を読み取ってみてくださいね!

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アパレル販売の後、事務OLへ転向して計10年。結婚後もOLをしつつ、イベント企画や運営のお手伝いもしています。器用貧乏万歳!仕事と家事の合間には、独学で資格を取得したり、習い事でパンやケーキを作ったり、読者モデルやヘアモデルを経験してみたり。海外旅行は年に1~2回。「人生30,000日」のうち、残りの半分は、「やってみたいことは全部やってみる!」という意識高い系上等のアラフォー世代です。

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