ベーシックインカム(BI)

国家が子どもを含めたすべての国民に、最低限の生活を送るために必要とされている金額のお金を無条件で永続的に毎月支給する、最低限所得保障制度。

失業者・無職者多数ですべての人に適性職がなく、産業の機械化・ロボット化が進行し、これから益々働き手が不要になるであろう日本社会。世の中には職を求めるすべての人の分の職が存在しなく、競争経済ではない互助経済の夜明けが待ち望まれます。

では、すべての人の生存権を保障し、すべての人の安心の土台を提供し、消費者の購買力を上げ、企業の収益を上げ、お金の回転を高め、経済が活性化し、発展・安定するであろうベーシックインカムの「利点」を見ていきたいと思います。


競争に勝たなければ生きていけない経済体制の改革

限られた職や利益を先んじて取得しなければ生存が脅かされ、貧困に甘んじなければならない資本主義経済。2011年度の厚労省による調査の統計では、日本の餓死者数は年間1746人です。

ひとつの会社の収益が上がるのは別の会社の減益、給料や社員の削減、納税額の減少、倒産などに繋がり、社会全体からの税収はそんなに変わらないかもしれないこと。

そういった自由経済のほかにベーシックインカムもあれば、競争から脱落しても命綱のベーシックインカム(基本所得・最低所得保障)で守られ、のんびり、伸びやかに働いたり働かなかったりすることができます。

いかに労働がなくてもみんなが食べていけるようにするか

今後、すべての産業において人工知能(AI)による自動化が加速し、これまで以上に多くの労働者が不要となる、経済成長すればするほどそうなることが予想されます。
それは人間が、自分が好きではない労働をすることから解放され、自由に生きられるということでもあります。

このような時代には、機械が生産し、上げた利益をどのようにみんなで分け合うか、労働がなくてもみんなが生きていける方法を考えることが必要です。

労働から解放されるこの機会を活用しベーシックインカムを整備すれば、働きたい人はお金の不安から解放されて働け、ほかにやりたいことがある人はそれをやり、自分にとって有意義な生活を送ることができます。


ベーシックインカムで人の心と市場を潤わせる!

現在のほとんどの日本人が必要最低限のものなどを所有し、不景気で給料が上がらず、労働者への待遇が悪化し、将来や解雇への不安がある中、ほとんどの人にとって火急に購入しなければならないものはなく、消費が高まりません。

反面、無数の企業が経営され、企業の存続のためには生産し続けなければならなく、技術が発達したこともあり、生産品が過剰となっています。

そこで、ベーシックインカム制度を敷き、消費を喚起し、お金を循環させ、経済成長をさせるのですね。

労働者はどんどん不要になっていくのに労働を供給しようとすれば、そして生産はどんどん不要になっていくのに企業に営利をもたらそうとすれば、無駄な自然破壊を行う公共事業など不要なことをすることになり、環境汚染がより進みます。

ベーシックインカムがあれば解雇されても生活していけるため、衰退産業に税金を投入して救済する必要がなくなり、需要があるモノを提供する企業だけが残ります。


みんなが安らかになり、思いやりのある社会へ

社会保障をベーシックインカムに一本化し、その制度が施行されれば犯罪や自殺者・餓死者の減少が予想され、生活保護・年金・雇用保険に携わる公務員の膨大な人件費が削減できます。

ベーシックインカムを完備するためには教育・医療・介護の無料化も必須だと思われますが、財源については筆者が語るには力不足で触れません。

お金を稼ぐことが、思いやりや優しさ以上に大切にされる世の中、経済的に自立できなければ一人前と見なされない世の中は、もうコリゴリではないでしょうか?

思いやりや優しさを育むためにこそ、お金はあるべきではないでしょうか…?

出典 http://basic-income.info

互助経済の夜明け

みんなの生活が安定し安寧が訪れる富の分配が行われ、ベーシックインカムが支給されるようになったらどうしたいですか?

金額にもよりますが、筆者の場合はもし30万円をもらえたら、まず、人里離れた山中の貸別荘でゆっくりしたいです♪10万円が支給されたら、まず、服や新しい布団など足りていない生活必需品を買うかもしれません(笑)。

遊ぶ人もいるだろうし、何かを学ぶ人もいるだろうし、仕事を辞めて子育てに専念する人、社会的活動をする人、趣味に浸る人、何かになるために勉強する人もいるでしょう!

ベーシックインカム制度が成立すれば、そんな自由で希望のある世の中になることでしょう!

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