私は双極性障害の当事者なので、他の人がこの病名を聞いた時、どのように感じるのかわからないが気になる。

よくわからないだろうし、精神障害だし、怖いと思われるのではないだろうか。

私はそれを恐れている。

精神病でも普段は普通だし、自分では結構まともだと思っているし‥薬をきちんと服用していれば、病気もそんなに顔を出さない。

それを分かってもらいたい。

治る病気ではないけれど、普通の日常生活が送れるくらいには回復するし、症状が落ち着いている人も多いだろう。

あまり知らない人に病気のことを話す時は、鬱だということにしている。鬱ならばどんな人でもなる可能性はあるし、今やありふれているからである。

鬱は分かるけど、躁状態ってどんな風になるのか知らない人が多いのではないだろうか。

これは私の経験談である。

初めに躁状態が出始めた時、調べたら出てくるような結構ノーマルな躁だったと思う。

夜あまり眠れなくなり、アイデアが次々と出てきたりして、考えたりすることが楽しくなる。

自分が偉くなったかのように感じる。

早口でよく喋るようになる。

人のことを彼女と言ったりする。
普段は使わない言葉を使う。

新聞が読めるようになる。
過去の記事を沢山読み返したり(普段は新聞は読まない)。

イライラしやすくなる。
些細なことで怒り、父と口喧嘩をする。

食欲旺盛になる。

物欲も旺盛になるが、借金をする程ではない、いつもより買い物が増える。

これが1回目に出た躁状態の様子で、
2回目の時は、躁状態のせいだけなのか怪しいが記録する。

誇大妄想を描く。
妄想したことが本当のことになると思い込む。

意識が飛んで一瞬倒れる。

アナザーワールドにいると思い込む。

食事を吐く。

妄想したことが現実のように感じられる。

急に体に力が入らなくなり倒れる。

全く眠れない。

家族と性格が入れ替わるように感じる。

部屋を行ったり来たりする。

頭の中で好きな音楽が流れる。
実際に流れているかのように聞こえる。

これが2回目の躁状態で、自分が何をするかわからないという恐怖心があった。裏玄関の扉を開けて外に出たら、何かしらの理由で死んでしまうのではないかという勝手な妄想を描いたりした。思い描いたことが本当になるかのように体が勝手に動いたりした。

2回目の躁状態を体験した時には、2度と躁になってはダメだ!と思った。知らないうちに自殺しかねないとも思える。

やはり薬の服用が大切である。
薬を飲んでいて強い躁病が出たことはない。

こんな躁の話を聞けば、あまり関わりたくないと思われるかもしれない。
でも何度も言うが、薬を服用することで、症状を落ち着けることはできる。

堂々と躁鬱病なんですと言ってみたいけれど、自分の中ではまだまだ時間がかかりそうだ。

家族や周りに躁なのではないか、と思う人がいたり、鬱を繰り返して治らない人がいれば双極性障害かもしれない。薬を飲まなければ躁鬱を繰り返して、酷くなっていく様だ。是非、病院を受診して、薬を飲むことを勧めて欲しい。



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坂本 太郎 このユーザーの他の記事を見る

1児の母として子育て中。
26歳の頃にうつ病になり、双極性障害と診断される。
日々の記録や過去の記録をまとめて情報を見せたい。

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