競泳 松田丈志選手が引退を表明

北京大会からリオデジャネイロ大会まで3大会連続で、銀1つ、銅3つのメダルを獲得した競泳の松田選手(32)が、現役引退を表明しました。

4歳のときから地元、宮崎県延岡市のビニールシートで覆われたプールで練習を続けてきた松田選手。決して恵まれた環境とはいえないなかで、指導してきた久世由美子コーチと二人三脚でメダルをつかみとったエピソードは話題を呼びました。引退会見には、久世コーチも同席していました。

会見では「今はすっきりしていて、1点の悔いもないという気持ち」と晴れやかな表情を見せた松田だったが、同席していた久世由美子コーチの話題になると声を詰まらせる場面も。「コーチがいなければ今の自分はなかった。本当に長い間、常にそばにいてくれて、これから恩返ししていければ」と思いを語った。

出典 http://sports.yahoo.co.jp

松田選手をはじめ、今回のオリンピックで引退を表明している選手。また、今回のオリンピック出場には届かず引退を表明した選手など、多くの実績を残したオリンピック選手たちが引退を表明しています。

▼リオ五輪で引退を表明した選手たち

藤井拓郎(水泳)

藤井選手(31)は2008年北京五輪の同リレーでバタフライを泳ぎ、日本の銅メダル獲得に貢献。12年ロンドン五輪では自由形を担当し、銀メダルに輝いた功績の持ち主です。今回、リオでは100Mバタフライと、400Mメドレーリレーに出場していました。

13日、リオデジャネイロ五輪の男子400メートルメドレーリレーで5位に終わった後、「今日が最後のレースになるのは間違いない」と現役引退を表明した。今後は指導者を目指す。

出典 http://www.sanspo.com

畠山愛理(新体操)

「フェアリージャパン」の通称で呼ばれる日本新体操選手のなかで、注目度も高かった畠山愛理選手(22)。ロンドン五輪、リオ五輪と2大会連続で団体の代表入りしており、その愛らしいルックスで「ミス日本特別賞」にも選ばれた経験があります。
リオ五輪で団体8位入賞という結果を残した畠山選手は、今回の大会での引退を表明しています。

「今回の五輪で最後と決めていた。試合に出るのは最後。(2020年東京五輪は)違う形でかかわっていきたい」と話した。

出典 http://www.sankei.com

引退後の新体操選手のなかにはメイク会社、アパレル会社に就職する方がいたり、モデル・パフォーマーなど芸能界で活躍している方もいます。まだ畠山選手は今後の活動について明言されていませんが、レポーターやタレントとしてメディアに登場する機会もあるかもしれません。

太田雄貴(フェンシング)

アテネから4大会連続出場、北京では個人、ロンドンでは団体の銀メダルを獲得しており、日本フェンシングにスポットライトをあてた立役者とも言える太田選手(30)。北京五輪で銀メダルを獲得した際にはマイナー競技ゆえにスポンサーがついておらず、インタビューで「就職先募集中って書いておいてください」と語ったことで大きな話題となり、「ニート剣士」などのあだ名で呼ばれたこともありました。
今回のリオ五輪では、まさかの初戦負けとなり、現役引退を表明しました。

太田は「五輪にここまで育ててもらえたなという思いでいっぱい。五輪というものに、めちゃくちゃ感謝している」と振り返り、今後については「日本はスポーツ選手が引退した後の選択肢が少ない。選択肢を増やせるような役割を担っていけたらいい。また世の中の人を違う場面で驚かせることができればいい」と語った。

出典 http://www.yomiuri.co.jp

フェルプス(水泳)

アメリカ代表のマイケル・フェルプス選手(31)は、アテネ大会から4大会連続出場し、すべての大会で金メダルを獲得しています。今回のリオ大会では金メダル5個、銀メダル1個の合計6個のメダルを獲得し、メダルの総数は「28」に積み上がりました。金メダル23個は、オリンピック史上最多記録です。
「史上最強のスイマー」と呼び声高いフェルプス選手ですが、今回のリオ五輪が自身のファイナルレースになることを公言しています。

最後のレースの男子400メートルメドレーリレー決勝を終えたあと、「これでおしまいだ。何か新しいことを始める時だ」と述べ、改めて引退を明言しました。

出典 http://sports.nhk.or.jp

「水の怪物」とも称されるフェルプス選手が、引退後にやりたいこととして語ったのはなんと「子育て」でした。

フェルプスが、引退後の人生で最も大事にしたいと口にしたのは「子育て」だった。周囲から「瞬きをしたら終わっている。子供の成長はとても早い」と聞かされていた。
 「息子を抱え上げて、抱きしめた。それは私が本当に、本当に楽しみにしていたことだ。ただ息子の成長を見ていたい」妻となるニコルさんと共に、ブーマーちゃんの成長の過程を見逃すことなく、寄り添うと決めている。

出典 http://www.sankei.com

▼リオ五輪開催前に、引退を表明した選手たち

オリンピック出場ならずに…、成績がふるわず…、かつて輝かしい成績を残しながらも、今大会には出場せずに引退となった選手も多く存在します。

野口みずき(マラソン)

アテネ五輪女子マラソン金メダリストで日本記録保持者の野口みずき選手(37)。リオ五輪代表選考レースにも出場していましたが、成績はタイム順位共ワーストに終わり引退を表明しました。引退理由を「トップレベルの走りができなくなった」と語っていました。

アテネ五輪で金メダル、2005年のベルリン・マラソンで日本新記録を樹立など輝かしい実績を築きながらも、2008年の北京五輪を故障で欠場してからは苦闘の連続でした。しかし、引退会見では自身の競技人生を振り返ってポジティブな発言もおおく見受けられました。

野口は「思う存分走れた。思いが達成できました」「多くの人に支えられて、幸せな選手生活でした」と話した

出典 http://www.j-cast.com

現役中には語ることが出来なかった偉大な先輩である高橋尚子選手についても、引退会見の場で初めて語りました。

高橋さんには同じ土俵だからこそ言えなかった。尊敬する人は誰かと聞かれ、心の中では高橋さんだったけど、自分の中で閉じ込めていた。同じ土俵で戦って尊敬の人を言うと、その人と同じ立場に行けないし、超えられないと思った。本当はリスペクトしていたことを言いたくて、やっと名古屋が終わって言えた

出典 http://www.daily.co.jp

北島康介(水泳)

シドニー大会から4大会連続出場、アテネ大会・北京大会で金メダルを獲得した北島選手(33歳)。アテネ大会の男子100m平泳ぎで金メダルを獲得した直後、「チョー気持ちいい!」と叫んで話題になり、この年の流行語大賞となりました。

リオ五輪選考会の男子200M決勝で5位となり、5大会連続の五輪出場を逃したことを受けて、現役引退を表明しました。

リオに行けないのは非常に残念ですし、実現できなかったのは僕自身に責任がある。信じてくれた方、期待してくれた方を裏切った形になったのは申し訳ない。ただ、今大会のレースを通じて、今の僕が実際に世界で戦えるかといったら、まだ全然戦えるレベルではない。現実を思い知らされた。そういう意味でも自分は引いて、この後世界で戦う選手を応援したい気持ちです。

出典 http://www.nikkansports.com

オリンピック史上初の平泳ぎ2大会連続2種目制覇を果たした北島選手。オリンピックに対する思いも、引退会見では語られました。

五輪があったから、水泳を続けてこられた。誰もがあこがれる五輪。一番最初に夢を持ったのが五輪。どのスイマーも一緒。そこで負ける悔しさであったり、4年間の過程で、いい思いも苦しい思いもたくさんして、金メダルを取ったり、4回も出させてもらって、いい思いをさせてもらって。僕が僕らしく、一番興奮できる場所なんだなあと思う。

出典 http://www.jiji.com

室伏広治(ハンマー投げ)

陸上男子ハンマー投げでアテネ大会金メダル・ロンドン大会銅メダルを獲得した室伏選手(41歳)。

2年ぶりに競技復帰を果たし、オ五輪代表選考会を兼ねる日本選手権に出場しましたが結果は12位。参加標準記録にも届かず、5大会連続のオリンピック出場が絶たれたのを受けて現役引退を表明しました。

日本選手権では3位だった94年大会以来、22年ぶりの敗戦。その後、室伏はテントで後輩たちと握手を交わすと、晴れ晴れとした表情で語った。
 「五輪、世界を目指すには体力の限界を感じた。寂しいけど、誰しもいずれやってくること。1つの区切りです。今後は後輩たちに期待したい」

出典 http://www.daily.co.jp

塚原直也(体操)

2004年アテネ五輪体操男子で28年ぶりの団体総合制覇に貢献した塚原直也選手は、今年3月、引退を表明しました。2013年にはオーストラリア国籍を取得、オーストラリア代表としてリオ五輪出場を目指していましたが、国内選考で落選。今年、引退を表明しました。

父・光男氏(68)の後を継いで朝日生命の総監督に就任し、東京五輪に向けた後進の育成に尽力する。
 「これからも果てしなき挑戦は続く。天下無双を目指して、これからも精進していきたい」

出典 http://www.sanspo.com

アテネ五輪の団体優勝メンバーでは、最後の現役引退でした。

小塚崇彦(フィギュアスケート)

バンクーバー五輪にフィギュアスケート男子シングルで出場、2011年世界選手権では銀メダルを獲得した小塚崇彦(27)。近年は怪我などに苦しみ、昨年の全日本では5位に終わり、世界選手権代表入りを逃しており、今季限りでの現役引退を表明しました。

現役引退後は、「フィギュアスケート界から離れ、所属先のトヨタ自動車で社業に専念する」と発言している小塚選手。最後のフィギュア出演となった今年4月の国立代々木競技場での公演は、涙で締めくくられました。

緊張しながら滑って、終わって、終わったときは「ああ終わった」と息が抜けて、ふっときたものがあったが、それ以上にお辞儀して頭を上げた瞬間にたくさんのファンの人たちが拍手をしてくれたので、それでうるっときた。そんなに泣く方ではなかったですが、最近年も取って涙もろくなったのか、本当にこれで終わりなんだなと…。

出典 http://www.nikkansports.com

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