・世の中にあふれる広告

Licensed by gettyimages ®

世の中には数え切れないほどの広告が存在します。不特定多数の人の目に止まる広告が人々へもたらす影響は絶大なものです。その中には問題視されるものもあります。

普段何気に見ている広告の中に、危険が潜んでいることを皆さんはお気づきでしょうか。

・アナタはこれを見て何を感じますか

出典 https://youtu.be

スカートをめくられ男性に下着を見られる女性。アナタはこの画像をみて何を感じますか。

・こちらはどうでしょうか。

出典 https://youtu.be

こちらの画像はどうでしょうか。下着姿で車の上にあおむけになる女性。男性にネクタイを首に巻かれて引っ張られています。男性が女性をモノのように扱っており、レイプを連想させる様子です。

・こちらの女性はどうでしょうか

出典 https://youtu.be

赤い服を着て脚を開いて、闘牛が向かってくるのをセクシーなポーズで待っています。セクシーな姿で男性に襲われることは正しいことだとも受け取れるような画像です。

・実はこれは全て広告

出典 https://youtu.be

実はこれらの画像はすべて広告なのです。性を連想させ、女性をモノのように扱うこれらの広告についてアナタはどう思われますか。

・誘拐だって殺人だって

出典 https://youtu.be

女性を誘拐したり、時には殺人を犯す姿でさえも広告にされることがあります。犯罪行為であるはずが、オシャレに美しく描かれていることに疑問を覚えます。

・女性への暴力

出典 https://youtu.be

これらの広告が女性への見えない暴力だとして、訴えるプロジェクトが発足し話題を呼んでいます。そのプロジェクトの名は「Women Not Objects(女性はモノではない)」こういった広告を取り扱う社会を見直すために立ち上がった人々によるプロジェクトです。

このプロジェクトが訴えている内容について少しご紹介します。

・レイプ現場を誇らしげにネットにアップする男性

出典 https://youtu.be

周りからの影響を受けやすい若者たちは特に広告の影響を受けやすい世代です。もし広告の画像でオシャレに性的暴行を行うモデルたちが写っていたらどうでしょうか。「かっこいい」「自分もしたい、ああなりたい」と思う人も現れるでしょう。

「Women Not Objects」は性的暴行に対する間違った印象が広告によって植え付けられてしまうとして、社会に警鐘を鳴らしました。
上の画像は、女性にレイプをした後自慢げにネットに投稿する男性の姿です。これが「かっこいいこと」ことだと思っているのかもしれません。

・自分は正しいことをしていると思い込む

出典 https://youtu.be

広告の影響をうけるのは男性だけではありません。女性側も男性に性的な目で見られ、襲われることをかっこいいことだと思ってしまう可能性があります。しかし、その時は正しいと思っていても、結果として後悔し傷ついてしまうのは女性の方なのです。

・美容の広告だって注意

出典 https://youtu.be

日本ではそういった広告はあまり目にしない、とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、あからさまに性的な表現をしている広告だけが対象ではありません。
例えば、化粧品やダイエットなど美容に関する広告もこの対象です。

・サランラップを巻く女性

出典 https://youtu.be

これは「サイギャップ (太ももの間のすき間)」を作るために自分の足にサランラップを巻いてダイエットに取り組む若い女性の姿です。普通に考えたら変わった行動ですが、彼女らは広告の影響によりこれが正しい行動だと思い込んでしまいました。
広告に出てくる細いモデルこそ美しさの目標だと思い、無理なダイエットに励むのも広告による影響なのです。

・「女性はこうあるべき」を押し付けている

出典 https://youtu.be

それにより極度に痩せてしまったり取り返しのつかないことになってしまう女性が多くいるのです。そのままが一番よかったのになんであんなことをしてしまったんだろう…そう後悔する方もいらっしゃいます。

・整形手術をする女性

出典 https://youtu.be

プックリとした唇がセクシーな女性になるためには必要といったメッセージ性のある広告を目にし、多くの若い女性がが唇をあつくする整形手術を行う現象も海外では見られました。しかし、そのあと唇の形がおかしくなってしまったり、手術を後悔する女性が後を絶ちません。
広告に惑わされて、人生を台無しにしてしまう人がいるということを「Women not Objects」は訴えています。

・動画はこちら

出典 YouTube

先ほど紹介した内容が収録されている「Women Not Objects」の動画はこちらです。(全編英語)

・何が正しいのか

Licensed by gettyimages ®

世の中にあふれている広告たち、私たちにたくさんの情報を与えてくれ楽しませてくれる存在だと思っていましたが、「Women Not Objects」の訴えに広告の抱える闇について気づかされました。女性を不必要な広告から守るために私たちがなにができるのかを考えさせられます。

また情報社会の今、広告に限らずとも溢れる情報の中でどれが正しい情報なのか果たして見極められることができるのでしょうか。社会が複雑化している中で誤った情報に惑わされないため、自分で見極める力がこれから一層必要になってくるのだと実感しました。

この記事を書いたユーザー

PERUME このユーザーの他の記事を見る

考えさせられる話から面白い話まで…ジャンルにとらわれず自分の心に響いたことを伝えていければと思います。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • エンタメ
  • 感動
  • おもしろ
  • ニュース

権利侵害申告はこちら