DVに関する本がこれだけ出版されていたりネットでも検索すればかなり多くの経験話やインタビューした人の話などがある。でも本当の経験者の言葉って?

" 1つだけの情報に惑わされないで!!"

「DVシェルターの女たち」という本を読んだ人の感想に愕然。
ここに私が何かを書く事で、あの本の宣伝の一部になってしまう事や

今まさに、苦しんでいる女性がいたとしたら、シェルターへ逃げ込んだところで、
どうにもならないのね??

本の内容を読んで信じてしまったら?

私は声を「大」にして言いたい。

DVなどの被害で緊急な場合、シェルターにとにかく行く。
逃げる事の出来る人は、後の事を考えずにとにかく、今なら警察へ逃げ込めば
シェルターへ連れて行って保護してくれる。

どうか、本の内容を100%信じて悲惨な場所へ行きたくない。
助けてもらえるのは、その時だけ?2週間だけだとは、どうか思わないで。
その人のケースによる事、自治体によって対応は違うという事、
住んでいる場所じゃなくても、別の他府県でも非難が出来る事。

全ての女性が2週間で強制的に出ていくわけじゃない。
日本国内のどこから逃げてきても、たどり着いた場所の警察に逃げ込んで!
DVなどの場合、女性の警察官が対応してくれる事もあるので安心して。
そこの管轄から今すぐに身を置けるシェルターまで安全に届けてくれる。

2週間の間に、福祉課のケースワーカーと相談してその人にあった助けかたを
考えてくれる。
人と人だから、中には気の合わない人もいるかもしれない。
でも、身を守る事さえ確保出来たら、1ヶ月でも2ヶ月でも
体を休める事から考えてほしい。

シェルターでは、なぜ携帯を預けなくてはいけないのか?
なぜ番号(部屋番号)などで呼ばれるのか?

田中さん、鈴木さん、日本にいっぱいある苗字の人ばかりじゃない。
珍しい苗字だとどこで、誰の口から誰の耳に入るか?
身の安全の為に、番号で呼ぶんだよ。

悪い事をした人が行く刑務所とは違うんだよ。

自治体のシェルターによってはお風呂、シャワーを他の人と同じ時間に
かぶらないようにあえてするシェルターもある。

日本全国、全てのシェルターが同じ環境だなんてどうか思わないで。
トイレもお風呂も共同。
食事だけは、他の人達と同じ時間に同じ場所で頂く。
でもね、
みんな疲れ切ってるから、いちいち他人の事情を聴いたりする人は
いない。

”DV法が出来るまでの時代”

日本は確かに、いまだにDVに関する意識も知識も全てにおいて 欧米などに比べれば
30年も40年も遅れてると思う。

私自身は、元夫からのDVで何度も何度も、逃げる事に失敗した一人だ。

それでも、当時、DV法が無かった時代だったが子供の手だけを離さずに
必死で走った。

DV法が出来るまでは、警察も、公的な機関へ行っても
戸籍に「夫」がいる女性はすぐには助けてはくれなかった。

子供を連れて区役所へ逃げ込んで「助けてほしい」と、「貸付を受けられないか」など
アドバイスを求めた。
今でも絶対に忘れられないあの日のあの時のあの瞬間の光景がはっきりと
脳裏にやきついている事がある。

12月の寒い雪の降りだした日の事。
窓口で待っていたら、大きな声で名前を呼ばれ子供とカウンターへ。

最初の第一声は、
「貸付などはあなたは受けられませんよ」
「ご主人がいるのですから、まずはご主人とご相談してください」

「ご主人がそこまで怒るという事は,
何かそれに思い当たるような事をしませんでしたか?」

元夫だった人は顔は世間の目があると言って、殴らなかった。

私は体の中で熱をずっと持ったままの痛みと、青いアザ、黒くなりかけてるアザ、
まだ殴られて時間がそれほどたっていないアザ、やけどのあとなど。

私が逃げ出して、誰かに夫に暴力を振るわれたと言った時の事を考えて、
元夫は、私が精神不安定だと思わせる為に、リストカットの傷を腕から肘までつけた。

数え切れない程の切り刻まれた傷のあと。

体中の青あざ。
腫れて痛い熱を持った箇所。
トイレへ座る事も容易では無かった程の痛み。
結婚指輪をしている指にタバコを押し付けられてできた黒い皮膚。

どれを見せたら助けてもらえる??心の中でそう思いながら、涙が止まらなくなった。

区役所の5時のチャイムがなった。

「一旦、お家へ帰られれて、ご主人とよくご相談してください。私共では何もお力に出来ませんよ」

私は、子供が横にいる事もちゃんとわかっていたけれど、世界中が敵に思えたのと、
この人は何でわからないのか?怒りを抑えられなくて叫んでた。

「この雪が降ってる寒い中、子供と外に寝ろって言うんですか!!
「死ねって事ですか!!」

そこで、裸になってその人に見せようと思った。
真横で、不安そうに座ってまっている子供の事を考えるとそれは出来なかった。


"婦人相談所 女性相談所"

数年間の間に、1、2度だけ、夫に隠れて女性だけが相談が出来るところへ電話をかけた
事があった。
その時の電話の対応をしてくれた女性に電話をかけてみた。
「子供さんと一緒に、今すぐこっちまで来れる?」

お金を1円も持っていなかったが、雪がだんだんひどくなり風も冷たい暗くなった夜に、
シェルターまで歩いて到着した。

結果的に私は、家を出るまでの数年の間の数回だけの相談の電話をしていた事が証拠になった。
日記を書いていた事も、後に私は証拠となった。

先に、その後の結果を言うと、その間、色々な事はあったけれど、
一般的な協議離婚、家庭裁判所での離婚ではなく、地方裁判所へ、それでも解決せず
高等裁判所で、約4年近くの時間をかけて、私は「裁判離婚」となった。


計画的に逃げられる人であれば、こんな行動をする必要は無いと思う。
ただ、私のように見張られていたり、逃げてもすぐに見つけ出されてしまうような人は
無計画に、チャンスを見つけたら、迷わずシェルターへ駆け込んで欲しい言ってあげたい。いきなりは、どこの誰なのか?わからないので、入れてはくれない。
だから、
警察へ最初は逃げ込む事。
今の時代の救いはDV法ができた事くらいだ。
警察が民事に力を貸してくれるという事は大きい。

結婚していないカップル、デートDVもこれは同じ。

絶対にダメなのは、家族や友達の所へ逃げる事。

これは、最悪の場所へ舞い戻る事になるか、
家族や知人、友人にまで被害が及ぶ事があるという事を想定しておいたほうがいいから。

DVをするような人というのは、治らない可能性が大な病気だ。

何年間もの間、暴言で自分を否定され、逃げようとしてもその力や気力さえ
失ってしまう事がある。

自力で逃げ出せる間に、その場所から今すぐ出る事を考えて。
警察に電話をしたい時、お金を持っていなくても、公衆電話から緊急の場合は無料でかけられるので、
それを是非利用して。
近くに誰かがいるような人であれば、代わりにかけてもらうなど。

「怖い」

この精神状態にあると、正確に冷静に物事が判断出来なくなる。
これは特別な事じゃない。

私は、家に強盗が来た時、自分の家の住所を聞かれて頭が真っ白になって口に出して言えなかった事があった。 
この精神状態は似てると今になっても思う。

ネットも見れない環境に置かれている可能性があったり、電話を使えない環境にあるような人の場合、それまでよく話をしていた友達がいたら、最近どうしてるのか?と思い出してあげてほしい。

まさかなーと思ったとしても、家をそっと見にいくか電話をかけてみて、心配であれば
警察に相談をしてあげてほしい。

通報して、やっかいな事に巻き込まれてしまったら困る、怖いと思わなくて大丈夫。

個人情報にはかなり厳しく日本もなってきているので、簡単には誰から通報があったと
言って見に行ったりはしない。
どうしても、心配であれば、おまわりさんに私が連絡してきた事は本人にも言わないでほしいと頼めば済むので安心してください。

もし、これを読んだ人の中で
子供さんがいる方、まさに今苦しんでいる人、
私の場合はどうなんだろう?

そう悩んで行動出来ないで一人で耐えて考える事に疲れた人は
私にコンタクトと取ってきて下さい。

他人になんか言えない!そう思うかもしれません。
でも、他人だからこそ手助け出来る事や、
私が経験者だから話せる事、直接会えなくてもメールでも電話でも大丈夫。

あなたは孤独でもないし、否定され続けられるような女性なんかじゃない事を
どうか忘れないで下さいね。

”DV要素のある人の特徴”

A) 付き合い(恋愛、結婚)が始まるまでは、
本当に優しくて虫も殺さないような人(イメージ)

B) 暴力、暴言、支配、ネグレクト、全てを強要、指示、否定、お金を渡さない、

C) 暴力暴言のあとに謝ったり優しくすると誓ったりしようとする。
(本人は本気でそう思っているからタチが悪い)

D) 周囲の人にいい人だと言われているのに、家の中では大きな声を出して怒鳴る。
  命令(支配)が始まる。

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シングルペアレンツとして、子育ても終わり自分の時間をたっぷり持てるようになりました。
世界や世の中、社会で起きている事に敏感に反応するのは、DV生活から海外へ逃げた勇気が持てたからかもしれません。

ここには、私の幼少期から今に至るまでに経験したり観たり聴いたりした事を、
社会へのメッセージとして書き綴っていきたいと考えています。

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