記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
雨が降った日に雨水に肌を濡らしてしまうと、たまにかゆみが出るかたがいらっしゃるみたいです。これは酸性雨の影響かもしれないとも言われています。

地球温暖化とともに大きな問題となった酸性雨、人体への影響は大丈夫なのでしょうか。

そこで今回は「酸性雨と人体の関係」について、医師に解説をしていただきました。

酸性雨とは?

酸性雨とは、通常よりも強い酸性を示す雨のことを言います。

酸性雨の原因としては、化石燃料を燃やした時などにできる硫黄酸化物や窒素肥料に含まれる窒素酸化物といったものが大気中の物質と反応することによって生成された、酸性を示す物質が雨に溶けてしまうことが挙げられます。

同様のことが雪や霧などにも起こることが知られています。

酸性雨で肌が濡れると引き起こる危険性

酸性雨を肌に浴びると、その刺激性から肌荒れを起こしてしまうことがあるともいわれています。

敏感肌の方など人によってはかゆみなどを感じたりする場合もあるかもしれません。

酸性雨で頭髪が濡れると引き起こる危険性

突然の雨で髪が濡れることもよくあるシチュエーションだと思いますが、この雨が髪にかかっても通常直ちに何かが起こるわけではありません。

しかし、多少なりとも汚染物質が溶け込んでいるということはありますので、ひどく濡れた際などには、風邪の予防も兼ねて早めにシャワーで洗い流すと安心ですね。

よく禿げる、などといわれますが、これも特に根拠のことではないようです。

酸性雨が目に入ると引き起こる危険性

酸性雨が直接目に降り注ぐ、といったことは考えにくいと思いますし、多少入っただけで何かが起こるということはありません。

しかし、大気中の様々な物質を含んでいることもありますし、目はデリケートな器官で酸性雨の刺激性もやはり気になりますので、目に雨が入ったらきれいに洗い流しておくといいですね。

酸性雨とアルツハイマーの関係

酸性雨は土壌を産生することによって、アルミニウムを溶出させるといわれています。この溶けだしたアルミニウムイオンが河川に流入し、私たちの飲み水や生活用水、食べる魚などに影響を与える可能性はあります。

アルツハイマー型認知症の原因の一つとして、アルミニウムとの関連がはっきりはしていませんが取りざたされることがあります。

もしかすると酸性雨の影響がアルツハイマー型認知症の発生や増加と関連している可能性もあるかもしれません。

雨の日の外出で注意すべきこと

■雨の日には傘、あるいはレインコートなどで直接雨に当たることがないように注意すること

■身体を濡らして冷やしてしまわない

■急に雨が降ることもあるので、降りたたみの傘を持ち歩いたり、職場などに置き傘をする

■天気予報をしっかり確認してから家を出る習慣を身に着ける

■大きめの傘のほうがより濡れにくく、好ましいです

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医師からのアドバイス

酸性雨の人体に対する影響はいまだに未知数なところもありますが、世界的には森をからしたり、心配な徴候はいくつもあります。

酸性雨を浴びないようにすることも大切ですが、大気汚染をすすめないように、エコロジーな暮らしをしていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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