明日何が起こるか分からない日本

毎日のようにニュースで報じられる事件や事故。
それに加えて昔より増えたと感じるのは『被災地の現状』です。
地震、台風、大雨による土砂崩れなどの水害は、住む人の文字通り築いてきたすべてを飲み込みます。
テレビで目にすることによって視覚的に刺激され、さらに出荷停止となった現地の野菜が都会で高騰する等してじんわり影響を感じてはいますが、やはり来てみないと分からないのが自然災害の被害です。
温暖化が進むこの地球に住んでいる以上、明日何が自分を襲うのか分かりません。
でも、備えないといけないことくらいは分かっていても、何を準備したらいいの?
これが本音ともいえますね。

何を準備したらいいのか?

どんなものを準備したら良いのか・・・
これは実際使う機会がない以上大正解は分からないのが多くの方の現状かと思います。
私自身は東北大震災の被災者ですが、被災するまで同じ気持ちでした。

市販の非常持ち出し袋は以前から販売されていましたが、これは持っていて損はひとつもなかったです。
ウェットティッシュは手足を拭くのに必需品ですし、水を入れる折り畳みバケツは、給水車が来た時にも水道がちょっと復活した時にも重宝です。(水道の復旧前でも水道管に残っている水が一時的に出る時がありこれも貴重なのでとっておきます)
銀色の薄手の保温シートは下に敷くのも体に巻くのも効果的。
なので、基本ベースアイテムは非常持ち出し袋の購入で押さえられます。
アイテムをひとつひとつ選ばなくて良い分、量と持ち出しやすさに気を付けて下さい。
家族全員分がしっかりあること、それを簡単に持ち出せることが大前提です。

ありがたかったアイテム。そうでもないアイテム。

私が被災した地域は宮城県仙台市の山が多い地域。スキー場が近くにありました。
なので『陸の孤島』になってしまったのです。
仙台は都会のイメージがありますが、被災すれば基本的にはガスや水道電気などのライフラインは止まります。
電気とガスの両方を使用していた給湯システムでしたので、お湯はしばらくあきらめました。
キッチンは電気オンリーだったので、電気が復活すればお湯を沸かせば良かったからです。

電気が重要なのはむしろ照明機能のほうです。
我が家に電気がない=町中電気がないのですから、当然夜は真っ暗。
それは本当に真っ暗なのです。
真っ暗なのは外ではありません。
星明かりや月明りのない家の中こそ一番見えないのです。

町中停電しているので、星が今までにないくらい見えて涙が出ちゃうほど・・・
それはひとまず置いておくとして、
電気がないはずなのに、外には薄明るい感じがありました。
どの家の庭にもたいていあったガーデンライトでした。
夜も明るい都会の生活ではほとんど明るさは感じなかったこのライトが、ものすごく役に立ったのです。
それくらい明かりに困っていました。夜中にトイレに行く高齢者がいたからです。
我が家のガーデンライトは安物の¥298円のものです。普段ほとんど暗く、失敗したと思っていました。
地面に刺す部分を持ち松明のように使用していましたが、頭の照明部分が外せました。
これを床に置いて用を足すことが出来ました。
何度も言いますが、この程度の明かりでもすごく明るく感じるほどそこらじゅうが暗く、毎日の闇に目が慣れてしまうのです。
そしてライト部分に付いている小さいソーラーパネルで昼間は充電できたのが有りがたかったです。

ドライシャンプーです。
なんだと思う方もいるかもしれません。ですが、これは本当に良かったです。
電気が止まるということは、どんな季節であっても気温調整ができません。
加えて散らばった荷物やガレキの片づけで汗をかくこと間違いなし。
シャンプーは自分でも出来ますが、家族のを洗ってあげることでコミュニケーションも円滑になります。

なによりサッパリするのです。震災中は心も体もストレスフル。気分転換が大事です。
介護用品は「普段の生活が困難な方向け」だし、アウトドア用品は「ライフラインがないことが前提」です。
この2分野は最強かも?と被災中しみじみ思いました。

ところで、イチオシするには躊躇するものもありました。
それは、定番とされる乾パンです。
缶に入った昔からおなじみのアレです。
我が家は糖尿病患者がおりましたので、乾パンは貴重な糖分としてとても大事。
ですが、実は痛風患者もいたのです。
水分必須!なので水分を取られやすい菓子類は少し考えてしまいました。
缶入りで長期保存できるものは震災後たくさん販売されるようになりました。
水分も貴重なため、しょっぱすぎるもの、甘すぎるもの、乾きものばかりではなく、バランス良くストックしてください。

特別じゃない、今までの延長で考えてみる

災害への備えは、何も特別なものを準備することではありません。
普段の生活から電気やガスをマイナスしてみると穴があきます。
その穴を道具を使って埋めるように想像してみて下さい。
たくさん有り過ぎても大変です。いつもどこにいるのか?動く範囲で備蓄置き場を考えて下さい。
何より大切なのは、協力です。
人の力の及ばない出来事でも、人の力で乗り切ることができます。
増えつつある日本の災害にひとりひとりがしっかり備えていきましょう。
備えあれば憂いなしです。

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なないろタロットアドバイザー、ライターをしています。色んな方の色んな悩みを多角的に前向きにアドバイスできるよう『なないろ』とつけました。職歴のある占い、動物ペット関係、歯科医療、リラクゼーション、料理等が得意です。

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