マタニティマーク

筆者が第一子を妊娠中の十数年前、マタニティマークを着ける着けないで議論になっていましたが、未だに賛否両論ですね。

マタニティマークは義務ではなく、母子手帳交付の際に自治体から配布されたり
鉄道会社の駅等で希望すれば貰えます。 
マタニティ雑誌の付録として付くこともあります。 

そもそもマタニティマークというのは、他の人からはわかりにくい妊娠初期の妊婦への
周囲の理解や配慮を求めるものとして、発表されたものであり、
様々なデザインがあったものを2006年に公募により決められたデザインで統一したものです。
背景には、妊娠中もできる限り働こうというキャリアウーマンの台頭や
アクティブな女性が増えたという事があるのではないでしょうか。

妊娠初期のつらさ

妊娠初期は様々な体調変化が現れる事が多く、特に悪阻のある妊婦さんは 本当に辛い思いをします。 
筆者は悪阻が5ヶ月くらいまで続き、食べ物を受け付けないため酷い時は点滴を打ってなんとか日々を過ごしたものです。

妊娠というと悪阻が先ず思い浮かびますが、なかなかこの時期
外見的にはほぼ妊娠中だとわからない為気分が悪くても妊婦だとはわかってもらえないでしょう。
電車の中や外出中に体調が悪くなった際、妊婦だとアピールできるマークは
役に立つものだと思います。

妊婦様

最近は「妊婦様」と呼ばれる、妊婦である事を免罪符に傍若無人に振る舞う女性がいるらしく、このような行為がマタニティマークの大きな弊害になっています。
妊婦だから譲られて当たり前、優先されて当たり前という態度では周りの理解は得られません。
女性として、母になるものとして非常に恥ずかしいことですね。

困っている人に優しく

妊娠は病気じゃない!
等と言われていたのは昔のこと。
お腹に子供を宿している妊娠に配慮するのが当たり前の社会であればと思いますが
お年寄りや体の不自由な人への配慮も勇気がいるような
恥ずかしがり屋の、もしくは無関心な日本の社会では
難しいのかもしれませんね。

マタニティマークは要らなかった。

筆者の場合です。
悪阻が長々と続いた為妊娠初期はなかなか外出するのも難しく、
アクティブ妊婦に成れたのは妊娠中期から後期で、その頃にはすっかり妊婦とわかる体型だった為マタニティマークは要りませんでした。 

電車に乗っても大きなお腹で座っている人の眼の前に立っては
嫌味に感じるかもしれないと、いつも出入口のところに立っていましたが
ある日サラリーマンのおじさまから「早く座りなさい!」と何故かお叱りを受け
席を譲られたこともありました。 

お腹が大きくなるとどこからどうみても妊婦なのでマタニティマークは要らないと思います。
妊娠初期に、配慮してもらいたい人が着ければ良いと思います。

マタニティマークをつけておいたほうが良いこともある。

気分が悪くなったり、何かトラブルがあった場合、妊娠中だと処置の仕方が違うこともあるかもしれません。
外見ではわからない妊婦への配慮ですから、周りにアピールしないと初期妊婦は助けてもらえません。
困っていたら助けて欲しいというアピールだというのを
十分理解して、活用できるとよいのではないでしょうか。

ただ、最近問題にもなっていますが、妊婦だから配慮されて当然という態度や行動はいけません。
悪用する事もいけません。
本当なのかわかりませんが、マタニティマークを付けている人が攻撃されたりと
恐ろしい話もあります。

配慮して欲しい人が声を上げにくい社会。配慮ができない余裕の無い社会。
マタニティマーク問題でも垣間見えてくるものがあります。
配慮を希望する側、アピールされている側、どちらも人として当たり前の感覚を持って
未来への希望=胎児と妊婦を守れる社会でありたいですね。

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アラフォー二児の母です。

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