車いす陸上 マリーカ・ヴェルヴート選手

出典 http://www.huffingtonpost.com

現在、パラリンピックが白熱している真っ最中だと思いますが、ひとりの車いす陸上メダリストの発言が私たちに彼ら選手の影の部分を考えさせられる事となりました。

無知な筆者は、パラリンピックの選手たちは足や腕を犠牲にして病気と戦い病気を克服した人たちばかりだと思っておりました。
知らなかった。今も病気を抱えながら金メダルを目指している選手も中にはいる事を・・・。

その中でもベルギーの車いす陸上選手マリーカ・ヴェルヴート(Marieke Vervoort)さん37歳、彼女は脊椎変性疾患という病気を抱えながら2012年のロンドンで開催されたパラリンピックで100メートル競技で金メダルを獲得200メートルでは銀メダルを獲得した実力選手です。この100メートル競技はパラリンピックの最高記録を更新したときでもありました。
このときは8万人の観客からスタンディングオベーションを受け大歓声だったといいます。

こんな華やかな舞台に立ち人々に感動を与え続けてきたマリーカ選手の今回のリオパラリンピック大会でインタビュアーに語った言葉が「私は死ぬ前にやっておきたいリストを作ってあります。そして私はこのリオパラリンピック大会後に安楽死を考えております」

華々しい舞台に立つ人間が安楽死を考えている!?


大きな衝撃をうけたのは筆者だけではないと思われます。
彼女は2000年に不治の「脊椎変性疾患」を発症し、この病は頸椎において骨や靭帯が変形し脊髄を圧迫する病気で、今も病気と闘っている最中なのです。

マリーカ選手は痛みで苦痛がつづき眠れない夜があると決まって心の中で交差するのが「金メダルと死」なのだそうです。

私たちは選手の表部分しか知らなかったのです。
マリーカ選手は毎晩の痛みに耐えながら激しい練習をこなし、また毎晩痛みを感じるたびに死を考えているとは・・・。

彼女は、またこうも言ってました。
「私のこのような状態にも関わらず皆さんがパラリンピックに夢を抱いてくれたという事を感じる事ができました」「そしてリオの後は引退し自分がどのような生涯に導かれるかみたいと思います。そして最も素晴らしい瞬間を楽しもうと思っております」

この発言からも決して逃げのために「安楽死」考えているようではなさそうです。
なんとなくですが、このリオのパラリンピックを機に「やり遂げた感」を彼女から感じます。

ベルギーでは2002年から安楽死は合法化されており、すでに年間に約1400件もの安楽死でこの世を発つ人がいるそうです。
この法律は3人の医師による承諾書があれば安楽死ができるとのことですが、マリーカ選手は今年2016年の7月に既に3人の医師からの承認を得ているそうです。

不治の病によって自ら命を絶つという決断をくだすと言う事は私たち一般人にはなかなか理解が難しいと思います。

しかし、今回のマリーカ選手の「思い」を拝見させていただいて、「自分の置かれた状況下で、やるだけやって来た、悔いの残らないように全力を尽くして来た!だからここで終わりにしてもいいかい・・」という声が聞こえてきそうでした。

健常者が自ら命を捨てる事は到底許されることではありません。
しかし今回のマリーカ選手の決断にも考えさえられるところがあります。

ただ、言えるの人間は死ぬ前に悔いの残らないように全力を尽くして命を全うしなければならいという事を教えられた気がします。

皆さんはどう感じましたでしょうか?

本記事を最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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