朝8時頃、オーストラリアのアデレード、ノーマンストリート近辺で一台の車がウロウロしていて怪しいという通報を聞きつけた警察。近付いてみると、その車は急発進したために追跡。事情聴取をするために、警官が運転手に近付くと異様な光景が目に入ったそう。

それは…フライパンだった

えっと…普通のハンドルってどんなのだっけ?とこの写真を見ると思わずそう考えてしまうほど、なぜかハンドル部分にしっくり収まっているフライパン。しかし、よく見ればやはり異様な光景です。

見る限り運転手によってデコレーションも施されていてオリジナル仕様となっているようです。ハンドル部分が壊れたから、フライパンで代用しようというそのアイデアが斬新すぎます!

車種はマツダのセダンだった

Mazda 2 sedan First Drive
by The National Roads and Motorists' Association

フライパンにボルトを差し込んでハンドル代わりに使用していたことにも驚きですが、この運転手、車の保険にも入っておらず登録すらしていなかったことが発覚。しかも運転手には逮捕歴があり、車のナンバープレートも改ざんされていたそう。

「MOT(車検)では落ちるだろうね」

Licensed by gettyimages ®

運転手は逮捕となりましたが、警察側は「あの車じゃ、車検は間違いなく落ちるだろう」と話しているそう。いや、当然ですよね。ハンドル代わりにフライパンで運転していたなんて…そのアイデアは恐らく誰も思い付かないほど何とも斬新です。それにしても、フライパンでもちゃんと運転はできるものなのだなと筆者、驚きました。

日本では、車検をマメにするし車自体もとっても綺麗という印象があります。筆者の住んでいるイギリスでは、いつから洗車していないの?というような泥や埃にまみれた車でも平気で乗っている運転手もいます。バスや電車などの公共機関の乗りものも、日本と比べるとお世辞にも「綺麗な車体」とはいえません。

車検がない国だと、窓ガラスが割れてないまま走っている車も当たり前。イギリスでもミラーにガムテープを張って走っている車も見かけます。車に安全に乗ることを基本とする日本とは少々感覚が違うのかも知れません。とはいえ、事故を起こせば大変なことになるので、斬新とはいえハンドル代わりにフライパンは避けた方がいいでしょう。

ちなみにこのニュースを、英紙「Mirror」では「車内にはベーコンは発見されていない」というイギリス流のジョークで報じていました。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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