道路交通法に基づき、
現行で公道を走る事の出来る、原動機または発動機を搭載(電気自動車等を含む)した
乗り物の中に、実は見た目はオートバイのようなのに、ルメットの着用義務が無く
普通免許で乗れる
という乗り物があるのです。
もちろん、電動アシスト自転車…の事ではございませんよ?あれは自転車なので
ご存知の方も多いとは思いますが

そもそも車とバイクの違いって?

通常、オートバイ(電動スクーター等を含む)とは、二輪で原動機が搭載されており
運転するには排気量に応じた二輪免許とヘルメットが必要ですよね?
排気量が50cc以下は原付免許、400cc以下は普通二輪免許
全ての排気量は大型二輪免許(それぞれAT限定含む)

それに対して
自動車(電気自動車等を含む)は、四輪または三輪で発動機が搭載されており
排気量により第一種小型・中型・大型、タクシーやバスなどの第二種や特殊車両など
免許の種類も豊富ですが、一般的に多く取得されているのは普通免許(AT限定含む)で
運転時には、シートベルトを着用しなければなりません。

ヘルメットやシートベルトは、どちらも自分の身を守るとても大切なの物ですよね

バイクのような乗り物なのにヘルメットがいらない!?

原動機または発動機を搭載し、公道を走る乗り物(電気自動車等を含む)には
それぞれの車種・排気量に応じた運転免許が必要不可欠。
そして、安全の為にヘルメットやシートベルトの着用も、当然義務付けられております。

ところがですよ? 
「トライク」という乗り物、原動機が搭載されていて、公道を走るのにもかかわらず
ヘルメットの着用義務が無いのです!!

それは一体、どういう事かと言うと…色々と入り組んだ事情があるようなのです。

トライクってどんな乗り物?

簡単に言うと
・オートバイの前輪または後輪のどちらかを、製造時もしくは改造により二輪にした
 エンジン付きの三輪の乗り物。
・全ての排気量において、普通免許(AT限定はAT車のみ)で走行可能。
・ヘルメットの着用義務は無く、高速道路での二人乗り(125cc以上)も可能である。

良いとこ取りって言われている理由は?

車検証上の登録は「側車付オートバイ」になるため、高速料金・税金・保険はオートバイと同じで、車庫証明も不要です。
また、道路運送車両法では車扱いになるため、普通免許で乗車でき、ヘルメットの着用義務はありません。

出典 http://motoshopkato.com

少し重複して、詳しく申しますと
オートバイの前輪または後輪のどちらかを、製造時もしくは改造により
二輪にした乗り物なので、(一部を除いて)シートベルトは装備しておらず
オート三輪と同じような「側車付オートバイ」として、自動車扱いになっています。
逆に言うと自動車扱いなので、二輪免許ではなく普通免許でしか運転が出来ません
したがって、現行の法律ではヘルメットの着用義務が無い乗り物という事なのです。

ドイツで1950年まで製造されていた三輪トラック

出典 http://www.wikiwand.com

ちょっと分かりづらかったですか?

多種多様なデザインや排気量のトライクがありますが、普通の主婦の私でも
普通免許を持っているので、どのタイプのトライクもヘルメットなしで運転できる
という事です。(現実的には、ミッションタイプのトライクは怖くて乗れませんけど)
因みにAT限定免許の方は、ミッションタイプのトライクには乗れませんので
ご注意下さいね。

トライクのタイプは多種多様!!

排気量やデザイン、AT・MTなど、色々なタイプのトライクがありますが
ご参考までに少しだけ載せておきますね。

HONDA PCX 125/150

出典 http://www.rspit.com

ホンダのスクーターをベースにした、スクータータイプのトライク。
価格帯は、60万〜70万円前後

ドルフィンSLT

出典 http://scooter.co.jp

中華製のビックスクータータイプのトライクで、排気量はSLT250ccと200ccがあり
価格帯は、車体価格で40〜50万円前後。

NEW TRIKER 3W-ATV-WK250

出典 http://www.g-wheel.com

G-wheel社、NEW TRIKERの最新型。
前輪が二輪になっているリバーストライクで、現在は生産・販売は終了しているものの
以前のNEW TRIKERシリーズには、バギータイプ・オフロードタイプなどもあり
それらの価格帯は30万〜50万円前後。

GRINNALL SCORPION III

出典 http://bright-cars.com

英国グリナール社が、BMW K1200RSのエンジンやコンポーネントを使用
珍しい横乗りタイプのリバーストライク。(シートベルトが装備されています)
ビジュアルは小型二人乗り用のオープンカーに見えます。
価格帯は、車体価格で軽く400万円を超えてます。

CAN-AM SPYDER

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

世界初のスノーモービルを発明した、カナダBRP社製のリバーストライクで
排気量は1330cc
グレードにより価格帯も、車体価格で200万円から300万円を超えるものもある。

BMW R1200C GRINNALL TRIKE

出典 http://text33.com

英国グリナール社が、BMW専用にトライクシステムを開発し、BMWトライクとして
主に海外市場に出ているのですが、BMW R1200C 車体本体が2004年に廃盤となり
現在では製造されていないため、日本では数台しか出回っていない模様。
価格帯は、おそらく200万円前後が主流だと思います。

HARLEY-DAVIDSON TRI GRIDE ULTRA

出典 http://e-nenpi.com

Harley-Davidson社の純正トライク。
ハーレーと言えば男性の憧れであり、高価なオートバイという認識がありますが
純正トライクともなりますと、かなり高価な乗り物であると思います。
車体価格は最低でも、さらっと400万円越えのようです。

多種多様なタイプのトライク、価格帯も様々

ここに載せている以外にも、多種多様なタイプのトライクが数多くあり価格も様々。
排気量150ccの中古トライクで、車体価格15万円前後の物から
同じく中古で排気量1800ccで、車体価格が1000万円の物までありました。
カスタム次第で、上限はかなり上がってしまうようです。

三輪といえば…サイドカーはバイク?トライク?

側車付オートバイであるサイドカー(側車付自動二輪)オートバイ扱いなので
排気量に応じた自動二輪免許が必要で、ヘルメットの着用義務も課せられています。

だだし、サイドカータイプのトライクはヘルメットの着用義務はございません。
これには構造上の違いが関係している様です。

結局、ホントに良いとこ取りなの?

個人的な意見を言わせてもらうと、高速料金・税金・保険はオートバイと同じ扱いで
車庫証明も不要というメリットは、確かにお得だとは思うのですが
自動車扱いだからヘルメットの着用義務が無い…というのはちょっと乱暴かも
三輪だから二輪より転倒しづらいとは言え、ヘルメットは着用した方が安全ですよね。
自分は安全運転で事故を起こさなくても、他人に巻き込まれる事もあると思います。
何事にもメリット・デメリットは付きものなので、ヘルメット着用の有る無しを除けば
とても楽しそうで素敵な、新しいジャンルの乗り物だと思います。

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自己紹介が苦手な、普通の主婦です。

子育てがひと段落つき、自分自身に使える時間が出来たので
色々と習い事をしたり、お友達と美味しい物を頂いたりしています。
ブログには、グルメ日記の様な物を多く載せていますので
こちらでは、少し違った物を綴ってみたいと思います。

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