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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。

マツコ・デラックスさんと『関ジャニ∞』の村上信五さんが司会を務める深夜番組『月曜から夜ふかし』、そこで人気を集めている「フェフ姉さん」をみなさんはご存知ですか。

「フェス」のことが「フェフ」に聞こえるほどの滑舌の悪さから、一気にお茶の間の人気者となった彼女ですが、実は滑舌が悪い日本人が増えてきているそうです。

そこで今回はフェフ姉さんからみる現代病として、現代人の問題となっている舌の筋肉の悪化やもつれ、改善方法を医師に解説していただきました。

医師からみた「フェフ姉さん」の滑舌が悪い要因

滑舌が悪い原因はいくつもありますが、例えば早口であったり、平坦な話し方、声がこもったような話し方である場合は聞き取りにくい場合があります。

また、舌小帯短縮症という舌の裏側の筋が短い場合や、何らかの原因による構音障害、それから、もともとそうではなかった方が突然滑舌が悪くなったようなケースでは、脳梗塞などを発症した可能性も考えられます。

舌の衰える場所に応じて発音しにくい言葉

舌の筋肉が弱い場所によって発音しづらい言葉が決まってくるそうで、舌の先端が弱いと「サ行」「ナ行」、舌の根元が弱いと「カ行」「タ行」が言いづらくなります。

滑舌が悪いのは現代病の特徴

昔の日本人と比較すると、現代の日本人は食の欧米化などに伴って、柔らかい口当たりの良いものを食べる機会が増え、小魚やゴボウ等線維の多い野菜などをあまり摂取しない傾向になってきているといわれます。

また核家族化が進み、他人との会話や濃厚なかかわりを避ける現代人がふえてきているともいわれております。

硬いものの摂食や、会話などによるあごの発達や舌の筋肉の発達があまり進まない場合が多いことも、滑舌の悪化につながっている可能性もありますね。

舌の筋肉の衰えは身体にも悪影響

きちんと食べ物をよく噛んで、舌を使って十分に唾液と混ぜ合わせてから食道、胃へと送り込む、最初の段階が不十分になりやすく、消化管に負担をかけてしまう可能性があると思います。

滑舌改善をするための治療法とは

滑舌を改善する方法ですが、原因によって治療法は大きく異なります。

例えば、舌小帯短縮症が原因であれば、舌小帯を切る手術を行ったり、構音障害においてはリハビリを中心に治療となることが多いようです。

滑舌を改善する生活習慣

■同じ文章を練習するなど、はっきり発音する練習をおこなう

■早口言葉を練習する

■口の中で、舌を左右に動かす

■口呼吸をやめる

■腹式呼吸を意識する

■肺活量を増やす

■良く咀嚼をして食事をする

滑舌改善トレーニング方法「外郎売」

アナウンサーや声優さんなど、声を仕事にしている方たちの間で有名な教材、「外郎売」(ういろううり)をご存知でしょうか。

歌舞伎の演目に出てくる長い台詞で、これをゆっくり、口を大きく開けて読み上げることによって綺麗で円滑な発音することができます。

「外郎売」を1回読み上げるのに8分ほどかかりますので、朝に10分ほど時間を取って滑舌改善の練習を作るとよいでしょう。

フェフ姉さんが苦手なワードBEST5

1位:アスパラガス

「フェス」のときもそうでしたが、フェフ姉さんは語尾に「ス」がつくものが一番苦手だそうです。

2位:ジンギスカン

「ギ」の発音が「ジ」になってしまいがちですね。

3位:キリキリマイ

ミクスチャーバンドORANGE RANGEのデビュー曲ですが、「キリキリマイ」が「しんじまえ」になってしまってました。

4位:九九の7の段

「しち」の発音に力が入ってしまうようで、特に「7×7=49」が言いにくいようでした。

5位:いちじく

いちじくの「ち」が「ぢ」になってしまうようです。

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医師からのアドバイス

滑舌は、舌小帯の長さなど医学的な問題がある場合を除いて、話し方をゆっくり、はっきりすることでずいぶん改善することがあるものです。気になる方は意識するといいと思いますよ。

(監修:Doctors Me 医師)

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