ものづくり…福岡がひそかに熱い!

今ものづくりが熱い場所、福岡。熱いものづくりは受け継がれ、形を変え、はたまた新たに生まれ…日常に寄り添いながらも挑戦を続ける人達が作るのは「日常の上質」を感じられる商品達。

新米ライターである私が訪ね歩き、大好きになった熱い「福岡人」の中から、今回は厳選して、全く毛色の違う4社をご紹介したいと思います!

それでは、スタート!

「江の浦海苔本舗」-ENOURA NORI HONPO

出典撮影者が使用許可済

海苔本来の「旨味・香り」がわかる海苔づくりを目指して

出典撮影者が使用許可済み

森田修司 × 有明海 =「旨味・香り」がわかる本物の海苔
…福岡県みやま市

森田さんは、小さいころから祖父の海苔養殖を手伝い、自身も海苔漁師の経験があるので「有明海産の海苔本来の旨味・香り」を熟知しています。
だから、食べる人にとって「明らかな違い」が分かる海苔が生産できます。

出典撮影者が使用許可済

明らかな違いがわかる海苔づくりの秘訣

一口食べたら軽快な音。パリッ…!
「エッ!薄いのにしっかりパリパリしてて、うまい!」
今まで食べていた海苔と、明らかに見た目も味も違う。…なぜ?
気になる海苔作りの秘訣を海苔マイスター:森田さんに教えてもらいました!

出典撮影者が使用許可済

「一番済みの海苔」の冷凍保存
有明海で採れた「一番摘みの海苔」をすぐに冷凍し、保存しています。海苔を冷凍することで、とれたての「海苔本来の旨み」を閉じ込めているんです。
更に、48時間かけてゆっくりと解凍し、徐々に海苔に水分が戻ることで、より「マイルドな味」に仕上がります。

福岡と佐賀のみで行われる海苔の生産方法
有明海の干潮時と満潮時の差は、最大6メートルあります。ここが大きなポイントです。
有明海では、竹の支柱を海の中に立てた独特な海苔の生産方法を行っています。

この生産方法は、福岡県と佐賀県だけで行われており、満潮時には海水の中で栄養をたっぷりと生み出し、干潮時には太陽の光をいっぱい浴び、栄養と旨みを閉じ込めながら、殺菌・消毒も行います。

この大きな干満差を利用した独特な生産方法が、自然の甘みと潮の香り、海苔の栄養や旨みを凝縮する大きな理由です。

「ロォーリング」 -ROoLING

出典撮影者に使用許可済

久留米絣を更に進化させた「からくり織」の開発・商品化

出典撮影者が使用許可済

實藤(サネフジ)俊彦 × 重要無形文化財「久留米絣」 =全く新たな織物の誕生
…福岡県三井郡大刀洗町

店舗運営責任者の實藤(サネフジ)さんは、福岡の重要無形文化財である久留米絣を更に進化させ、「からくり織」を発明しました。
5種類ある「からくり織」のうち、「karakuriⅢ」という布を使用した「洗えるハンチング」が写真で實藤(サネフジ)さんが着用している帽子。

首に巻いているストールも、着ている服も「からくり織」で作られています。渋い!

出典撮影者が使用許可済

手間がかかりすぎの織物!だからこその渋さが魅力。

この渋くて味のある布の正体は「糸」にあります。
極細の綿の糸3種類(水色、青、紺)を撚って(よって)、更に白の極細の木綿糸3本を組み合わせて、1本の糸にしてあるんです。

糸をねじることで表面に現れる色がランダムになるので、普通に1色の糸で織るよりも味のある布になるんですね!これが、「karakuriⅢ」のよこ糸です。

織物はたての糸とよこの糸の組み合わせで作られていますが、たて糸にも「なべ黒」という特殊な染料を使用した糸を使っています。これは、實藤(サネフジ)さんのこだわりの、普通の黒よりも「深みのある黒」。

糸を作るだけで、この手順とは…。驚きを隠せませんでした。

出典撮影者が使用許可済

使う程味が出る生地の丈夫さ。育てる楽しみ。
色落ちのしにくい「先染め」が施してある糸を使用し織られた「karakuriⅢ」の布
。洗えば洗うほど体に馴染んでくるのが特徴です。味が出て、月日が経つごとに渋く味が出て育っていきます。

手作業で行う作業を大切にする
布の名前にもなっている「karakuri」の由来。それは「手作業でする細工」だそう。
手作業で作ること。人間味があること。機械でできるけどあえて手間をかけること。
かける手間の多さが、魅力を引き出しています。

「坂田織物」 -SAKATA ORIMONO

出典撮影者が使用許可済

久留米絣を織る際に出る「残糸」を使用した、新たなアイテムづくりへの挑戦

出典撮影者が使用許可済

坂田和生 × 重要無形文化財「久留米絣」= 現代のライフスタイルに合った新たなアイテム
…福岡県八女郡広川町

「久留米絣」は、織る前の糸を強く くくって色が染まらない部分を作り、その糸を使用して柄を出すのが特徴。括るために使用していた糸はこれまで捨てていました。
しかし括るための糸は、織るための糸と品質が全く変わらず、捨てるのはもったいない。本来なら捨てていた「残糸(ざんし)」を使用して新たな商品を製作したのがTUGU.シリーズです。

「TUGU.」× 流行のアイディアで「男の日傘」を生み出す

出典撮影者が使用許可済

使い勝手抜群の「男の日傘」
持ち手は高級感のあるヌメ革。大きめサイズ(開いたときに直径94cm)で男子の体を包み込みます。体感温度は−8度。通気性が良く、傘の内側は涼しい。日傘の寿命は2~3年のものが多いですが、この日傘は長く使っても効果が落ちることはありません。
綿100%の久留米絣の特性を生かした使い勝手抜群の日傘。あえて男性用なのがミソなんです。

男心をくすぐる1点モノ
先ほどご説明した通り、TUGU.は残糸を使用した商品。くくるために使用した糸の内側には強く縛っているため染液が入り込まず、色がつきません。その糸の「表(色付き)・裏(色なし)」が織っている際にランダムに現れるため、同じものはできません。
オーダーメイドとはまた違う、本当の意味での「1点モノ」なんです。

ゼックフィールド -ZEC FIELD

出典撮影者が使用許可済

100%天然由来の「モミの木オイル - Abies」を使用した商品開発

出典撮影者が使用許可済

其田(そのだ)桂子 × モミの木オイル「アビエス」=お困り救済グッズ
…福岡県福岡市

アビエス「Abies」は、シベリア産のモミの木の精油です。

その効果で特許を2つ取得

①抗インフルエンザウイルスA型剤
 第5537893号
→インフルエンザウイルスの感染・増殖力を失わせ、「不活化」することができます。(不活化…ウイルスが本来持っている感染力などを失わせること。)

②脳の精神安定化材料 第4974015号
→使用することによって、安眠・ストレス解消が期待できます。

出典撮影者が使用許可済

手軽に「モミの木パワー」を使って欲しい…「ルームミスト」の開発へ

消臭・抗菌作用など…一拭きで多くの効果が
使い方は好きな所に「シュッ」と一拭きするだけ。
その効果は…「安眠・ストレス解消」「カビ・雑菌除去」「虫よけ」「ウイルス対策」「ニオイ軽減」など多岐に渡ります。

②出しっぱなしでもオシャレなインテリアになる
「シュッ」と使ってそのまま机の上に置いても大丈夫。むしろ出して見せびらかしたいオシャレなインテリアに。

福岡の「ものづくり」…この人達の熱さをまだまだ言い尽くせません!

出典画像作成者が使用許可済

全国の人が知らなくても…まだ知名度がなくても…福岡の熱いものづくりは、まだまだたくさんあります!知って欲しくて、買って欲しくて…だから取材を続けます。発信していきます。

これからもたくさんご紹介していけたらと思っていますので、こうご期待!

この記事を書いたユーザー

yuki このユーザーの他の記事を見る

お仕事でフォトライターとして執筆中。

得意ジャンル
  • 音楽
  • インテリア
  • スポーツ
  • おでかけ
  • 広告
  • グルメ
  • 暮らし
  • カルチャー
  • 美容、健康
  • ファッション
  • キャリア
  • コラム

権利侵害申告はこちら