「関西一安いカレーライス」で話題の店がある。夜は焼肉居酒屋を営む店が、昼のサービスメニューとして提供している。

その価格は、驚きの220円。量が少ないわけでもなく、具が入っていないわけでもない。さすがに肉は入っていないものの、ジャガイモ、人参、玉ねぎは入っている。

凝ったことは一切せず、味つけは市販のルゥのみ。つまり、家庭の味。まぁ、いまどきの家庭はもっと凝っていたりするが。

だが、普通の1人前が220円で食べられるのである。これは、小遣いの少ないサラリーマンには、非常に有り難いサービスである。1杯の利益は20円ほどだという。

このカレーライスは、価格が大きなサプライズなのだが、もうひとつのサプライズが用意されている。これが、客の心をがっちりと掴んでいる。

と言っても、このことは宣伝していないので、常連だけが知る、とてもユニークなものである。私は、これを聞いて爆笑してしまった。実に関西人的な仕掛けだと感じた。

そのサプライズとは、月に2回だけ、不定期で肉が入っているという。

「やられたっ!」と感じるほど意外性があり、そのセンスの良さには脱帽する。関西人にしか理解できない、“ノリ”のようなものかもしれないが、私はこんな商売人が大好きである。

これからも、サプライズつきのカレーライスを提供し続けて欲しいと願っている。実に楽しい。

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1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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