100人の赤ちゃんがいれば、100通りの育て方がある。

子育てについてのアドバイスは、人によって千差万別だ。


例えば、よくあるアドバイスの中にも、

「子どもは、ほめて育てなさい!」

というものと、

「子どもは、ほめすぎるとダメになる!」

という、真逆のものさえ存在する。


果たして、どちらが正解だろうか?


どちらも、その人とその人の置かれている状況によっては、
適することもあるし、適さないこともある、というのが正解だ。


誰かからのアドバイスは、別の人にとって【絶対】ではない


あなたとあなたの子どもとの関係は、
《あなたという個性》《あなたの子どもという個性》が触れ合う、
たった1つのかけがえのない関係である。


「100人の赤ちゃんがいれば、100通りの育て方がある」


そう思って、
これから私が書こうとしていることも、
数あるアドバイスのうちの1つとして読んでいただけると嬉しい。

実は、《分離不安》は、専門家が【親子】を眺めた時に使われることの多い言葉である。

さて、本題に移ろう。


敏感な気質のお子さんであれば、

「学校に行きたくない。ママといっしょがいい」

と、言うことは、よくあることだと思う。



もう少し詳しく書くと、筆者が言っているのは、

小学校低学年くらいの段階、

具体的には、

まだ、「自分の気持ちや周りで起こっている状況を、
自分でもうまく理解できない・言葉でうまく表現できない」
という段階の子が、このセリフを発している、

という状況である。



このような段階にある、敏感な気質のお子さんが、
「ママといっしょがいい」
こう訴えた場合、親として何ができるだろうか?



「ママといっしょがいい」



そのセリフを言葉どおり解釈してしまうと、
学校の先生や、スクールカウンセラーなどの専門家からは、
「それは《分離不安》だね」
と、言われることがあるだろう。


(《分離不安》= 愛着のある人から離れることに不安を覚えること)


実は、この《分離不安》というのは、どちらかと言うと、
学校の先生や、カウンセラーなどの専門家から、【親子】を眺めた時に、
使われることの多い言葉である。


そして、

「ママといっしょがいい」

このセリフから、その子が《分離不安》であると認識されたならば、

「親自身や、親子関係に問題があるのではないか」
「親から離れられるようにしなければ」

という視点に基づいた対策がなされがちなのだ。

成長するにつれてハッキリしてくる、低学年の頃の「ママといっしょがいい」が何だったのかが。

実は、筆者の子どもも、敏感な気質を持っている子どもである。


先ほど挙げた、

「学校に行きたくない。ママといっしょがいい」

というセリフは、娘の口から何度も聞いてきた。


そんな娘が学年が上がるに連れて、1つ気づいたことがある。


学年が上がってくると、
低学年の頃にはうまく言い表せなかった「学校で何が不安なのか」ということを、
具体的な言葉で表現できるようになってくるのだ。


その時の表情、なのである。


「(学校で)%☆●℃≧*■☆&・・・だから、不安だよ、怖いよ、緊張するよ

と、話してくれるその表情が、

低学年の頃、
「ママといっしょがいい」と言っていたその表情と、
まったく同じなのである。


さすがにもうこの年になると、
「ママといっしょがいい」とは自分では言わないから、私は試しに聞いてみる、
「ママといっしょがいいの?」と。

彼女は「うん」と、答える。

子どもの不安を放置しない。具体的にそれがわかって初めて、「じゃあ、何ができるのか」考えていけるのだから。

と、いうわけで、
敏感な気質のお子さんが、自分の気持ちや周りで起こっていることを、
まだ言葉でうまく理解・説明できない段階で、

「学校に行きたくない。ママといっしょがいい」

と、訴えている場合、

そのセリフは【子ども】の視点に立つと、

「学校で[%☆●℃≧*■☆&があるから
不安だよ、緊張するよ、怖いよ

だから、学校に行きたくない、ママといっしょにいたい」

と、読み換えられる。



先生やカウンセラーなどの専門家が【親子】を眺めている視点で、

この子は《分離不安》だから、
「親自身や、親子関係に問題があるのではないだろうか」
「親から離れられるようにしなければ」

という対策が取られると、

子どもが感じている不安は、誰にも知られないまま、放置されがちなのである。



だから、ぜひ、

敏感な気質の子が、小学校低学年などのまだ自分の不安をうまく話せない段階で、

「学校に行きたくない。ママといっしょがいい」

と、言うことがあれば、



【子ども】の視点に立って、先生にも協力してもらって、

「子どもが学校で何を不安に感じているのか」

を、探ってみてほしいのだ。



その不安を、親が、先生が、理解して初めて、

「じゃあ、何ができるのか」

ということを、一緒に考えていけるのだろうから。

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