記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
生理中は体調や気分など、何かと不愉快なことが多いもの。加えて生理中にニオイが気になったことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、生理中に感じる気になるニオイの原因について、医師に解説していただきました。

生理中のニオイの原因は?

生理中、なまぐさいようなニオイが気になるという人は多いです。生理の経血によるニオイと思われている方も多いかと思いますが、実は経血そのものにはあまりニオイはありません。

ニオイの元となるのは、経血が排出されて、ナプキンなどにとどまることによって、血液成分が酸化されることと、雑菌が増えることにあります。
この雑菌がきついニオイの大きな原因といわれています。

雑菌は経血に含まれてるさまざまなものを栄養にして、繁殖します。経血には、血液や粘液、子宮内膜などが含まれており、雑菌にとって栄養たっぷりです。
加えて、ジメジメした環境は雑菌にとって生きやすいので、生理中は雑菌がたくさん増えてしまうのです。

生理中のニオイを解消する【4つのポイント!】

1.ナプキン、タンポンはこまめにかえる
ナプキンやタンポンに経血が長くとどまり、ジメジメした環境が続くことで雑菌が増え、ニオイがきつくなるため、ナプキンはこまめにかえることが大切です。

2.経血はしっかりと拭き取る
ナプキン交換時など、血をよく拭き取ったつもりでも、色はついていなくても残っていることもあります。

特に陰毛のあたりには残りやすいのですが、陰毛付近にはアポクリン腺があるため、ニオイが発生しやすいです。 しっかりと、しかし傷などをつけないよう優しく拭き取るようにしましょう。

3.通気性のいいサイズのあった下着にする
ジメジメした環境ではニオイがでやすいので、なるべく通気性のよいものを身につけるようにし、ガードルやスキニーパンツなど、しめつけるものは避けた方が無難です。

4.規則正しい生活、バランスのよい食事をする
ストレスがたまっていたり、偏食などによって動物性蛋白質や脂肪の多い生活を送っていたりすると、免疫力が落ちたり、ホルモンバランスが崩れたりすることによって体臭がきつくなります。

しっかりと睡眠をとり、ストレスをためないようにし、野菜を含め、バランスのよい食事を規則正しくとることが大切になります。

生理中のニオイがひどい場合、疑った方がよい病気は?

上記のような対策をしてもニオイが以前に比べてきつい場合、何らかの病気がある可能性もあります。

・カンジダ
・クラミジア膣炎や淋病などの性感染症
・細菌性膣炎
・子宮内膜炎
・子宮癌

これらの場合、膣にもともといる菌が減ってしまったり、不正出血などがあることで、雑菌が増えやすくなり、ニオイがきつくなったりすることがあります。気になる時は婦人科を受診しましょう。

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医師からのアドバイス

生理中のニオイは多かれ少なかれ誰もがあるものですが、原因と対策を知ることである程度は軽減させることも可能です。ひどくなる場合はすぐに婦人科を受診してくださいね。

(監修:Doctors Me 医師)

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