筆者、京都へ来て早10年が経とうとしております。関東から京都へ来たばかりの頃、とにかく驚くことが多かった!今回はグルメに絞ってあるあるをご紹介。京都の意外な嗜好、日常的な食文化。他府県がイメージする京都とは、ちょっと違うらしいです。意外性を強く感じてしまうのも、「古都」とか「和」の楚々とした印象が頭に浮かぶからかも。そんな意外な京都グルメを、紐解いてみましょう。

①肉が好き

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東京の友人が「肉を食べるなら京都」「京都までわざわざ食べに行く価値がある」と言っているのに驚いたことがあります。東京の方がはるかに素晴らしいものがあるように思えるけど、実はそうではないらしい。

牛肉消費量ランキング1位

出典 http://www.stat.go.jp

「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市・ランキング」(平成25年(2013年)~27年(2015年)平均)総務省調べ

日本一、牛肉を食べているのが京都の人!(*ただし最新のランキングでは、奈良県に追い越されたとの噂もありますが、)いずれにしてもトップクラスなのは間違いありません。

ちなみに餃子第3位

出典 http://www.stat.go.jp

「餃子の王将」が京都だからでしょうか。餃子はいつも宇都宮VS浜松ばかり取り上げられますが、しれっと京都が入ってるのは面白いです。

ソース消費量4位

出典 http://www.stat.go.jp

これも結構、意外ですよね!そういえば京都は洋食屋さんも多いので、フライ物の消費量も多い気がします。フライにはソース、しかもウスターという人多いです。

肉の聖地・京都

話を戻すと、「Discover Japan TRAVEL]の中で柏井壽さんは、京都を「肉の聖地」と呼び、こう説明しています。

ひとつには京都人が「新しいもの好き」だということ。一見、不釣り合いにも見えるが目新しいものに飛びつくのが京都人の倣いである。(中略)文明開化ともなればいち早く洋食や肉食を取り入れたのも京都なのである。(中略)京都に馴染まないとなればいとも簡単に放り出してしまう。つまりは「一度やってみたかった」だけのこと。そんな飽きっぽい気性の京都人だが、ひとたびこれは合うと思えばとことん追求し、極めんとする

出典 https://books.google.co.jp

一度やってみてそこでどうするか決めるという、トライアル精神も意外。新しいものには手を出さない気風のような気がしていましたし、食わず嫌いな印象もありましたが違う。「何でもやってみる」というむしろ冒険と挑戦から、長い歴史は培っているのかもしれません。

さらにこう続けます

それは圧倒的地理的優位性にある。(中略)日本を代表する三つの和牛銘柄。幾つか説は分かれるが神戸ビーフ、松坂牛、近江牛の三つを数えるのがもっとも有力だ。(中略)この三点を結ぶとトライアングルができる。これを僕は銘牛トライアングルと呼んでいるが、この三角形の真ん中に位置するのが実は京都なのである。

出典 https://books.google.co.jp

この三点から京都は数十キロと離れていません。新しいもの好きで、気にいるとトコトンまで極めようとする気質、さらに最高のお肉が手に入りやすい場所にある京都。昔から手軽に美味しいお肉が味わえていたというわけです。京都が肉の聖地なのもうなずけますね。

ちなみに食べログで全国の「牛肉料理」ランキングを見てみるとベスト5の中の3つが京都の肉料理屋さんでした!そりゃ、全国から食べに来たくなりますね♪

②肉が好き(ラーメン屋+唐揚げ)

出典山田くらげ

これは食べ歩いていて気が付いたんですが、京都はラーメン屋さんに唐揚げが置いてあるお店、多いんです。このルーツを調べているんですが、なかなか定かではない(汗)ただ、とにかく餃子よりも唐揚げ推し。唐揚げセット、単品、どちらもあり。テイクアウトもできる。しかもなぜか、異常に唐揚げが美味い!

何故か京都のラーメン屋さんには、から揚げがサイドメニューに置いて
あることが多いです。これは他のご当地ラーメンには見られない
特徴だと思われるんですが、実際のところどうなんでしょう。

出典 http://www.geocities.jp

しかも唐揚げが大きいところが多いんですね。そしてみんなぺろりと平らげる。
私的な見解としては、京都ラーメンのベースとなる鶏ガラを仕入れるのに、大量で仕入れた方が安く済む。そこで丸ごと仕入れて、一部を唐揚げとして提供し始めたのかな、と。

元祖は金ちゃんラーメンなのか?

出典山田くらげ

出典山田くらげ

とにかくここの唐揚げ人気はスゴイ!すでにラーメンより主役のような存在感で、みんなこぞってこれだけを買いに来る。「元祖」とあるのだけど、ここが始まりなのかな。これからもしばらく調べてみようと思います。

ドロドロ代表!天下一品も京都のラーメン

出典山田くらげ

ドロドロのラーメンも京都のイメージとは違いますよね?でも、京都ではこれが人気。当たり前。東京で天下一品を食べていたときは、京都発のラーメンとは全く知りませんでした。口の周りがガビガビになるタイプの、中毒性高めの濃度です!

もちろん唐揚げあります

出典山田くらげ

もちろん、京都のラーメンですから唐揚げありますよ。トンカツがついてくる天下一品もあって、すでに京都=アッサリというイメージは打ち砕かれます。油脂好き、ドロドロが好き。

餡掛け(あんかけ)とは、調味液(煮汁)に水あるいは出汁で溶いたでん粉(葛粉、片栗粉(じゃがいも澱粉)など)を加えて加熱しとろみを付けそれをかけた料理の総称。また、特に調味しただし汁に水溶きの葛粉や片栗粉を用いてとろみを付けたうどんやそばのこと

出典 https://ja.wikipedia.org

底冷えのする京都では、料理が冷めにくく身体が温まる「あんかけ」のお料理が多い。とにかくあんかけ好き。これまた違った意味で、ドロドロです。粘度が高めなの好きですね。

京都のたぬきうどんはこれ

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

お揚げが乗っているので、通常なら「きつねうどん」と言いたいところですが、餡で閉じてあります。これを京都では「たぬきうどん」と言います。
京都は、うどんにお揚げが乗っているのが「きつねうどん」、油揚げを刻んで葛であんかけにして、おろししょうがが添えられたうどんが「たぬきうどん」、天かすが乗っているうどんは「はいからうどん」。
いまだにこの感覚は馴染めず、結果、何度も注文で失敗しています(汗)

あんかけは見かけよりも、ビックリするほど熱いため、騙す、化かすとの意味合いでたぬきと言われた説がある。

出典 http://news.ameba.jp

余談ですが、大阪でたぬきはこれ

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

きつねはこれ

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

大阪では蕎麦であろうとうどんであろうと、お揚げが乗ります。蕎麦に乗っている場合「たぬきそば」となり、うどんに乗っている場合「きつねうどん」とか。
かなり混乱します!
「じゃー天かす乗せたやつはなんて言うの!?」と尋ねたところ、天かすはすでにカウンター上に置いてあり、トッピングとして好きなだけ乗せていいようになっています。
無料トッピングしたものに名前はつかないので、天かすは好きに入れる。きつねうどんに天かすトッピングとか、そういうことになるわけです。

話を戻すと、とにかくあんかけ料理をよく食べる気がする

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

ナス焼きのしそあんかけ レシピhttp://www.recipe-blog.jp

揚げ餅入り とろみあんかけカレーうどん レシピhttp://www.recipe-blog.jp

一品モノにあんかけ料理「賀茂なすのあんかけ」とか「蕪蒸しの湯葉あんかけ」とかなら、お料理としてとらえられるんですが、「あんかけ親子丼」とか「あんかけカレーライス」「あんかけカレーうどん」となると、ちょっと驚きです。
これらのとろみは食材を煮込んだりして出すものだと思っていたので、あえて片栗粉などでとろみをつけるのは京都へ来て初めて知った料理。そういう方法もあるんですね。

底冷えのする京都で身体を温めると言っても、これまた独特ですよね。ショウガをうまく取り入れるというところも、保温効果バッチリな気がします。

終わりに

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ドロドロしたものが好きで脂っこいものが好き、肉食となるとまさにスプラッターな世界。魑魅魍魎の住む京都ですから、ある意味、マッチしているかもしれません。しかも薄味主義のように思われてますが、味もなかなか濃いですよ。色も濃いものが増えてきた。本当の京都の濃厚グルメ、一度味わってみてくださいね!

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