元マネジャーへの暴力、性的嫌がらせ、罵詈雑言、創価学会への勧誘、そしてゲイ疑惑。若干静かながらも、決着を見ずに燻り続けている、氷川きよしの話題。

かねてよりゲイ疑惑はあったものの、ただの噂として揉み消されていたが、ここにきて、“おばさまのアイドル”という座を明け渡さなければならないほどのダメージを受けている。

おばさまたちは、一度ファンになると、なり振り構わず応援してくれる。金もどんどん使ってくれる。おばさまを味方につけていると、その地位は安泰である。

だが、おばさまは恐い。少しでも機嫌を損ねると、鬼の形相に変身する。言い訳など一切通用しない。完全にソッポを向かれる。しかも、すべてのおばさまが一斉に同じ行動に出る。

おばさまの生態は、ひとつの学問として成立するくらいに、ユニークで興味深い。

ファンになってもらえれば、これほど心強い存在はいない。だが、敵にまわせば、これほど恐ろしい存在もいない。

いま、氷川きよしは、おばさまを敵にまわそうとしている。これだけのニュースが出てしまうと、その真偽は関係ない。

イメージが崩壊してしまえば、おばさまは去ってしまう。これで、氷川きよしは終わる。

そしておばさまは、次のターゲットを探す。

おばさまは母性本能が強いので、「応援してあげたい」存在を常に欲しているのである。夢中になって応援することで、自身のストレスを発散させたり、生き甲斐を見出している。

そこで、次なるターゲットは「三山ひろし」である。

知らない人も多いだろうが、ジワジワと注目され始めている演歌歌手である。

真面目で誠実で、礼儀正しく、歌が上手いと言われている。地道に地方をまわり、少しずつながらもファンを増やしている。

氷川きよしのようなベビーフェイスではなく、華やかさもない。失礼ながら、自分の実力だけでスターになれる素養は感じられない。

だからこそ、おばさまたちの眼に留まれば、「応援してあげたい」となる可能性は高い。

「私が応援してあげなきゃ!」と、おばさまのハートに火をつければ、一気にアイドルの座に押し上げられるのではないか。

おばさまの力は、強大である。日本の家庭の決定権は、すべておばさまが握っていると言っても良い。

そんなおばさまたちを味方につければ、そこには大きな市場が拓かれている。おばさまをバックにつければ、無敵なのである。

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1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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