区で運営しているプラネタリウムでの出来事です。
平日の昼間、空いている時間を選んで星空を見に来た子供たち。
公設機関の障害児でした。
引率の方々は、場所柄を考慮して軽度の障害を持つ子供だけを
その日連れて出かけたのです。
説明をある程度聞くことが出来、座っていられる子供を。
子供たちも楽しみにしていたことでしょう。

もちろん大騒ぎすることもなく星空を楽しんでいた子供たち。
それでも健常児であろうと、多少おしゃべりはしてしまうでしょう。
はしゃいでしまう子供だっているでしょう。
引率の方はその点を考えて、大人の少ない時間帯と曜日を選んだのです。
「静かにしてください」
施設の方に注意を受け、謝罪する引率者。
大騒ぎは勿論していませんが謝るしかありません。
「申し訳ありませんが、ご退場ください」
結局途中で追い出されるはめに。
公共施設のプラネタリウムでまさか追い出されるとは引率者も驚きました。
健常児ではないこと、それでも軽度であり騒いではいないこと。
それらを訴えても職員は聞き入れてくれなかったのです。
座っていられない子供やどうしても騒いでしまう子供は、施設に待機してもらっているのです・・・星空を見せたくても。
なんとか見せてあげられる子供たちだけ、連れてきたのです。

その子供を選ぶ段階で小さな「苦渋の決断」があったでしょう。
選ばれた子供たちは楽しみにしてその日を迎えたでしょう。
この悲しい出来事は私の住んでいる街で起こりました。
しかも公共の施設で。
楽しむべきプラネタリウムという場所で。
そしてその場所は本来、子供たちに好奇心を与え夢を与えるべきところ。
この日訪れた子供たちは果たして星空を好きになれたのでしょうか。

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