「事故物件」…一度はその言葉を聞いたことがあると思います。
一般的に避けたい不動産物件の表し方の1つで、定義は明確ではないものの、他にもこんな風に言い分けられているようです。

「事故物件」…1つ前の住人が自殺、殺人、火災による死亡事故があった物件
「特別物件」…事故物件を含み、1つ前の住人が自然死・病死した物件
「ワケあり物件」…特別物件を含み、広い意味で一般的に許容しがたい難のある物件

ここで、これら物件の落とし穴と、メリットについてご紹介しておきます。

まず、事故物件の落とし穴…というより、事故物件などとは夢にも思ってない部屋が、実は過去事故物件だったという落とし穴について。

新しい賃借人・購入予定者に対して不動産業者は、告知義務が課せられています。
「事故物件」「特別物件」については特に、どういった事故であったか、どの場所で何の死因で亡くなったかを知らせなければなりません。
但し、これは、”1つ前の住人”に限られます。
2つ前以前の住人で起こった事故については、まず積極的に語られることはありません。

もう10年程前になるでしょうか…外資系金融に勤める夫の胴体を2つにチョン切って、別々の場所に遺棄した妻の事件がありました。渋谷駅に近く人気のあるエリアの高級マンションでの殺人事件でした。

事件の直後から、近所からは人が潮を引くように居なくなり、勿論新しく越して来る人もおらず、不動産屋は商売あがったり状態。

ところが、人の噂も75日なのか、暫くするとかつての人気が戻り、今では何事もなかったように人が住んでいます。会社の借上社宅などにしてしまえば、地方から東京に来た人にはわからないことでしょう。

そして、これは私の想像ですが、こういう物件に居住を依頼されるか、或いは契約(だけ?)することを仕事にしている人がいるような気がしてなりません。不動産は大きな買い物ですから、事故物件を出したからといって、オーナーがその後何も対策を取らないとは考え難いところ。

1つ前より遡って事故を調べたい場合は、大島てるさんの事故物件サイトでチェック可能です。 
   ※大島てるさんの事故物件サイト http://www.oshimaland.co.jp/

(但し、今幸せに暮らしている心臓の弱い方はわざわざ見ない方がいい。
あくまでこれから住む物件を具体的にあたっている人のみ、チェックされることを私はお薦めします。 
因みに、東京23区は真っ赤っかです。)

反対に、メリットは家賃・購入価格のの安さ
賃貸なら期間限定(半年~1年)で5~7掛けの家賃、売却ならかなり安くなっているはず。
そして、極力事故の印象を払拭させようと、より入念なリフォームが施されています。

売却なら投げ売り状態になるところ、売却前に一度賃貸に出すというテもありますね。
賃貸人は、とにかく誰かに入って貰えれば、次回から事故物件・特別物件の告知義務から外れるわけですから、少しの期間の家賃には目を瞑り、入居者の審査も甘くするかもしれません。

ただ、長いスパンで考えてみると、東京は江戸時代、戦が絶えなかった土地ですから、そこここで人が殺められたはず。
歴史の長い土地も又同じことです。

家賃のメリットなどもあり、あまり事故物件に神経質になることはないかもしれません。
事故物件だからということではなく、毎日暮らす自分の部屋、前の住人の嫌な気が残ってないかをチェックしておくことを、基本的にお勧めしておきます。

部屋を内見する際は、部屋の間取りよりむしろ、風通し日当り、そして、前の住人の何かnegativeな念が残っていないか、五感を研ぎ澄ませて感じてみることです。
風通しと日当たりが悪い部屋は、そういった残留思念が、より滞りがち。
あとは自分の気力で吹き飛ばしてしまうしかありません。
頑張って、良い部屋を見つけて下さい。

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