2016年8月26日に公開された、新海誠監督の最新アニメーション映画『君の名は。』が、好評を博しています。

公開後3日間で95万9,834人を動員し、興行収入は12億7,795万8,800円と、早くも大ヒット!

興行収入60億円にも届くのではないかとも言われており、現在最も注目されている作品です。

新海誠監督とは?

新海誠監督は、1973年2月9日生まれの43歳。

長野県小海町で生まれ育った新海監督は、中央大学文学部を卒業後、ゲーム制作会社へ就職。

パソコンゲームのオープニングムービーを手掛ける傍らで、自主制作のアニメーション映画を作るようになったそうです。

2002年公開の「ほしのこえ」は、新海監督がほぼ1人で制作した作品。

個人制作のアニメーションとしては類を見ない完成度の高さが、話題となりました。

その後も、「雲のむこう、約束の場所」(2004)、「秒速5センチメートル」(2007)、「星を追う子ども」(2011)、「言の葉の庭」(2013)と、作品を発表。

いずれも、背景の美しさや少年少女の繊細な心理描写が高く評価され、国内外で多くの賞を受賞しました。

ポスト宮崎駿・細田守!?

新海監督を紹介する記事で、よく「ポスト宮崎駿」と評されているものを見掛けます。

新海監督自身、宮崎駿・高畑勲両氏がジブリ設立以前に手掛けたテレビアニメ、世界名作劇場シリーズから多大な影響を受けたことを、インタビューで語っています。

「赤毛のアン」を観ていたのは幼稚園ぐらいの時期だったと思うんですけど、子ども心に「アニメって、背景とキャラクターで、絵がなんだか違うなぁ」と思いながら観ていた記憶があります。

出典 https://www.anikore.jp

子どもながらにストーリーに引き込まれて観ていたアニメは「母をたずねて三千里」です。宮崎駿さんがレイアウトをやってらっしゃるんですよね。

出典 https://www.anikore.jp

一方、「ポスト細田守」「ポスト宮崎駿は、細田守か?新海誠か?」等、細田守監督と比較されることも多いようです。

「ポスト宮崎駿」という言葉が、宮崎駿監督のように国内外で高く評価されるヒットメーカーであるということを指すのであれば、もちろん新海監督にもその可能性があるでしょう。

しかし、宮崎監督や細田監督の作品と新海監督の作品は、異質なものだと考えます。

というのも、宮崎・細田両監督はアニメーターとしてテレビアニメやその劇場版を手掛けた後に、独立して映画制作を始めるようになったという、言わばアニメーションのプロフェッショナルです。

アニメーター時代に子ども向けテレビアニメを作った経験がある両監督の映画は、ファミリーで楽しめる作品が多いのが特徴です。

特に、宮崎駿監督作品は、今も昔も小さな子どもを惹きつけてやみません。

対する新海監督は、前述の通り、パソコンゲームのオープニングムービーを手掛けた後に自主制作で映画づくりを始めたという経歴の持ち主です。

つまり最初から、思春期より上の年齢層に向けたアニメを作るプロフェッショナルなのです。

CGアニメが当たり前となった現在では信じられないかもしれませんが、まだパソコンが一般的ではなく、セル画でアニメを作ることが主流だった20年ほど前までは、自主制作でアニメ映画を作るというのは大変難しいことでした。

そういった経緯を踏まえると、新海監督はコンピューターでアニメ映画を自主制作できるようになった世代の第一人者であり、新時代のクリエーターであると言えるのではないでしょうか。

従来のテレビアニメ制作とは異なる、新しいセンス。

そして、大人が楽しめる作品。

これこそが、新海監督とその作品の魅力と言えるでしょう。

最新作「君の名は。」の見どころは?

出典 YouTube

話題を「君の名は。」に戻します。

今作は、新海監督にとって初となるメジャー作品です。

新海監督の代名詞とも言える映像美は、もちろん健在です。

そして、監督直々の指名で白羽の矢が立ったというRADWIMPSの音楽・主題歌は、この作品の世界観にピッタリ!

しかし特筆すべきは、ストーリーの面白さです。

これまでの新海監督作品は、芸術性が高く、淡々とした作風のものが多く見られました。

ところが今回の「君の名は。」はストーリー的にも楽しめる作品に仕上がっているのが特徴です。

ここでは詳細は伏せますが、前半パートをコメディタッチに描き、中盤以降はシリアスな展開にすることで、作品全体のバランスが非常に良いものとなっています。

出典 http://www.amazon.co.jp

新海監督が執筆した小説版も大ヒット!

実際に映画を見た人の声

それでは最後に、実際に映画を見た人の声をご紹介します。

多くを語れない中、この作品の感想を何か一つの言葉に例えるならと考えた時、予告編や本編で何度も使われているこの台詞がピッタリと当てはまりました。「それはまるで夢の景色のように美しい眺めだった。」美しい映像、美しい音楽、そして、美しい命の物語。本当に夢のような素敵な時間を過ごさせていただきました。一人でも多くの方に、この夢の景色を体感して貰いたいです。きっと、生涯忘れられない大切な作品になると思います。
(28歳/男性/愛知県)

出典 http://www.kiminona.com

瀧くんと、三葉ちゃんと一緒に走って、一緒に悩んで、一緒に苦しんで、一緒に笑った105分間。気が付いたら、2人と一緒に恋をしていました。
(19歳/女性/東京都)

出典 http://www.kiminona.com

なんて美しい。映像に、その運命の巡り合わせに、思春期を生きる少年少女の心に、新海誠の世界に引き込まれうっとりと浸りました。その美しさの中で迫る展開に鳥肌が立ちました。この先この世界にまた何度も戻ってきたくなる、そんな作品です。
(30歳/女性/大分県)

出典 http://www.kiminona.com

美しい映像と音楽、そして笑いあり涙ありの物語。

あなたも是非、劇場で「君の名は。」の世界を体感してください。

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転勤族の夫&2歳男児と暮らす、ママライターです。

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