ある日、バス停で

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28歳のオーストラリア出身、ジェマ・ルイーズ・ドンホーさんは、ある日、イギリスのコーンウォール、ペランポースのバス停で1人の高齢者女性と出会いました。

イギリス在住の筆者も経験ありますが、高齢者の(特に)女性は話し好きの人が多く、イギリス人として典型的な「よく変わるお天気の話」から「近所の人の話」など、バスを待っている間にいろんなことを話して「全くの見知らぬ他人」から「顔見知りのおばあちゃん」になるケースが多々あります。

55年間連れ添った夫を失くし、孤独だった女性

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ジェマさんが出会ったのは、91歳のエドナさんという女性でした。話すうちに、彼女は55年間連れ添った夫を失くし、孤独な生活をしていることを知りました。家にいても一人で寂しいから、これといった用事もないけどこうして出かけるのだ…そう聞いたジェマさんは、この91歳の女性がとても気の毒に思えたのです。

その日、仕事帰りだったというジェマさんはバス停ですっかり仲良くなったエドナさんと電話番号を交換。「そしたら私がいつでもエドナさんのところに行って、お茶して話し相手になることができる。」ジェマさんの小さな親切は、どれほどエドナさんの孤独を癒すことになったでしょうか。

友達に年齢は関係ない!

出典 https://www.facebook.com

「エドナおばあちゃんは、初めてセルフィーを撮ったのよ!」自身のFacebookにこの写真を投稿したジェマさん。とっても素敵ですね。エドナさんもジェマさんといういい話し相手ができて嬉しそう。

この投稿は、Facebookのアカウント「Love What Matters」にも公開されています。これまで3千以上のシェアと6万以上の「いいね」が寄せられており、この写真を見たユーザーからは「若い人たちにはもっとこうした親切を高齢者に向けてほしい」「素敵なことをしたね」「エドナおばあちゃんはきっとたくさんの物語を持っているはずよ」といった声が寄せられています。

筆者の経験からいうと、高齢者の方たちとの話はとても興味深く、まるで時代の玉手箱。なにしろ、私たちの年齢の倍を生きている人たちは戦争や多くのことを経験し、知らなかった過去のいろんなことを教えてくれる新鮮さを味わうことができます。

筆者は、友達になるのに年齢は関係ないと思っています。相手を労る気持ち、思い遣る気持ちは、それだけで友達としての繋がりを深め心を繋げることができるのではないでしょうか。ジェマさんの優しさがあったからこそエドナさんの心も開き、友達関係が築けたのかも知れません。

今日もきっと誰かがどこかで…

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ちょっとした思いやりの行為を、こんな風にどこかで誰かがいつもしているということを見聞きすると、とっても嬉しくなります。私たちが生きている世界はそんなに悪いものではないじゃないかと、ほんの少しでもポジティブに思えることが、また明日の生きるエネルギーに繋がっていくのではないでしょうか。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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