今注目される、東武東上線と東京メトロの相互乗り入れ

東京メトロや大手物流会社が中心になって、地下鉄に貨物列車を走らせることが計画されており、有楽町線でその実験が行われるそうです。

すでに、賛否両論出ているようですが、現時点で想定される問題点などを、私なりに考えてみましょう。

専用列車はどのようなスタイルになるのか?

ニュースで読む限りでは、「計画では、専用の貨物列車にヤマト運輸、日本郵便、佐川急便が集めた宅配便の荷物を載せ、有楽町線と同線に乗り入れる東武鉄道線を走らせる。車両基地で積み込んだ荷物を都心の駅で下ろし、業者が配達する。」となっており運輸する時間帯が気になります。
距離的には、1時間ちょっとの距離ですので、早朝・夜間以外にも日中の輸送列車も運転されるかもしれません。

私的に問題点を考えてみた。

線路に余裕はあるのか?積み下ろしの時間はどうするのか?

現在、その可能性に対して一番疑念を持たれているのこの点ではないかと思います。
それでなくとも、次から次から列車がやってくるダイヤの中でそれは可能なのでしょうか。
私は、下すだけであればさほど時間は所要時間は増えると思わないと考えています。
その理由を下記に上げてみたいと思います。

実施に当たり想定される問題点を考えてみる。

出典blackcatこと加藤好啓

電車1編成丸ごとではなく、何社かで借り上げることで無駄をなくす。

出典blackcatこと加藤好啓

京都の嵐電では臨時電車を仕立てて荷物輸送を行っている。

ヤマト運輸と2011年5月から、「路面電車を利用した低炭素型集配システム開始について」と言う取り組みを行っており、これに準じたものになるのではないかと推測されます。
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h23/h23_14_01news.html

まずは実証実験で実用化の問題点を洗い出してもらいたい

鉄道輸送の特性はその定時性と大量性であり、利用が拡大すれば、地下鉄だけに限らず地方鉄道などでも積極的にそうした手法を活用するとともに、拙ブログで提案したのだが、下記のような拠点を作ることで地方の活性化にも将来的なつなげていってもらいたい。

今年の4月30日にヤマト運輸以外にも多くの物流事業者による鉄道輸送を考えるべきではということで投稿させていただいておりました。

地方のローカル鉄道の存続問題が大きくクローズアップされています、三江線などもそうですが、存続には毎年8億円近い費用がいるとか・・・。
100kmからの距離があればそれくらいの費用になるかもしれませんし、仮に第3セクターなどでとなったとしても初期費用で10億以上いると言われています。
また、三江線の路盤をJR西から譲渡を受けて公有民営の手法で改めてJR西に運営を委託するという方法も考えられそうですが、今回はそうしたお話ではなく、現在ヤマト運輸が行っている過疎地における電車やバスへの託送をもう少し発展させて他の事業者も同じような手法をえがいてはどうかという妄想を描いてみたいと思います。
電車を貸し切って荷物を運転するユニークな方法採用した、宅急便
参考 URL できるだけ車両を使わない集配::ヤマト運輸株式会社のCSR・環境

実はこれに関連して、駅前を中心とした街に再編も視野に入れたお話を別の機会にさせていただいております。併せてお読みいただければ幸いです。

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初めまして、鉄道ジャーナリストの加藤好啓です。
特に旧国鉄【日本国有鉄道】の歴史に詳しく、自分なりに鉄道の年表サイトなども運営しております。
あと、時々イベントなども企画しておりますので、よろしくお願い致します。

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