記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまって胃もたれを起こしてしまうことありますよね。
しかし、胃もたれとともに吐き気がしたら要注意です。逆流性食道炎の症状があらわれているかもしれません。

そこで今回は「胃もたれから来る吐き気」で原因や、引き起こす病気、改善方法を医師に解説していただきました。

胃もたれからくる吐き気の5つの原因

【食べ過ぎ】
これは心当たりのある方が多いと思います。
ファーストフードやコンビニ、居酒屋などであまり栄養バランスを考えずにする食事が続くと、さほど食べ過ぎた自覚はなくても知らないうちに食べすぎていることがあります。

また、辛い食べ物や極端に冷たいもの、熱いものは胃粘膜に刺激になります。

【ストレス】
ストレスがかかると自律神経の働きが乱れ、消化管の機能にも大きな影響を及ぼします。

【加齢】
こちらも大きな原因です。
消化機能も年齢とともに落ちていきます。

【アルコール】
強いアルコールは胃壁を荒らしてしまいます
酔うことそのものが吐き気を出すこともあります。

【運動不足】
こちらは少し意外な感じがしますが、全く運動をしない日常生活は消化機能の低下をきたします。

それによって胃もたれ、吐き気の原因になることもあります。

胃もたれからくる3つの症状

【吐き気】
本来胃から十二指腸、小腸と進むべき食べ物が時に逆流してしまったりすることがあり、このことが吐き気を起こすことがあると考えられています。

【頭痛】
胃もたれの原因の一つとしてストレスによる自律神経の乱れが挙げられます。
それによって頭痛も起こしやすくなります。

【下痢】
胃もたれの原因が食べ過ぎ・飲みすぎなどにある場合、腸での水分の再吸収が追い付かなくなります。

そうなると、固形の便になる前にドロドロのままで排出され、下痢を引き起こす可能性があります。

胃もたれからくる吐き気で疑うべき4つの症状

【逆流性食道炎】
胃酸や胃の内容物が食道に逆流し粘膜に炎症や変化をもたらし、逆流性食道炎を患う可能性があります。

【胃炎や胃潰瘍】
胃炎や胃潰瘍があることで、もたれた感じや嘔気がある場合があります。

【妊娠】
つわりの症状として胃もたれや嘔気は出ることがあります。

【過敏性腸症候群】
ストレスによる自律神経の乱れなどから、過敏性腸症候群の一症状として胃もたれが出ることもあります。

胃もたれからくる吐き気改善する4つの方法

【とにかく安静にする】
胃を休めることがまず第一ですので、ゆったり横になって楽な姿勢をとります。
体を右下にして横になると、胃から腸への食べ物の移動がスムーズになります。

【安静にするけれども、眠らない】
眠るとうまく消化が進まない場合がありますので注意しましょう。

【食事の量を減らし、消化の良いものにする】
柔らかいうどんやおかゆなど、消化しやすいものにして胃を休ませます。

【胃腸薬をのむ】
非常にポピュラーな方法で、市販されている胃腸薬を服用するのも改善策と言えます。

病院へ行くタイミング

以下のような症状が続く場合は、早めの医療機関への受診をおこないましょう。

■心当たりがないのに胃もたれがする

■日常生活に支障があるくらいの胃痛がある

■体重が減ってしまっている

■吐き気が続き、実際に嘔吐したりしてしまう

■発症からしばらく続いて改善の兆しがない

病院での治療方法

まず、原因となる疾患がないか問診や血液検査、必要に応じて上部消化管内視鏡検査などを行い、原因を究明することになります。

原因となる疾患があれば、状態に合わせたお薬を処方する場合が多いと思います。

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ひどい胃もたれは病院へ

胃もたれは人と会う機会が増えると、ついつい食べ過ぎたりして出現することがあります。

いつもと違うひどい胃もたれには、思わぬ病気が隠れていることもありますので、早めの受診をするようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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