思春期は、それまでの発達課題をやり直す時期です。思春期では様々な問題行動や身体的・精神的症状を示す子どもが少なくありませんが、これは子どもたちが課題をやり直す過程で現れたサインだと考えられます。例えばずっと「良い子」であった子どもが自主性(自律性と自発性)を獲得しようとしたとき、反動的に反抗的態度が強く出ることもあります。
こうした症状や問題行動に適切に対応するには、その子どもにとっての目標を理解することが大切です。そして背景にある諸要因を正しく理解していきます。不登校であれば、単に登校再開を目標とするのではなく、その子どもがどうなりたいと思っているのか、そしてそのために今できることは何かを問うことが大切です。総合的な理解をせずに、単に問題行動や症状だけを治そうとしても上手くいきません。

出典 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp

厚生労働省のeヘルスネットでも思春期のこころの発達と問題行動の理解について啓蒙しています。それほど思春期のこころは難しいのです。

思春期の子供たちには、理解と歩み寄りを

夏休みに限らず、思春期の子供たちの心理は、繊細で揺れやすいとこを大人は理解したいですね。子供が不登校などになると、大人は、はっきりとした答えや原因を求めてイジメや家庭での問題などを詮索しがちですが、実際には、はっきりとした原因がないことも珍しくありません。私は、自身の子育ての経験から思春期には、身体の急速な成長と心の成長とのバランスが合わず、不定愁訴として現れることがあるということを知りました。また、特に夏休みはその後や受験や進路決定などを控え、子供たちにとってターニンングポインとなり得る時期です。思春期の子供に問題行動が見られた場合、目に見えることだけを解決しようとするのではなく、理解するという歩み寄りが大切かもしれません。

超訳! ハーバードのポジティブ心理学

METHOD 1 子供が学校から帰ってきたら、「今日楽しかったこと」を聞く
METHOD 2 いい所探しをする
METHOD 3 あえて辛い過去を振り返る
METHOD 4 悩みを聞き出すには、散歩かドライブ中に
METHOD 5 ポジティブな解釈を与える
METHOD 6 叱るときは主観的に
METHOD 7 本気のNOは「ここぞ」という時だけ
METHOD 8 結果ではなく努力を褒める
METHOD 9 習慣づけしたいことは親子で一緒に
METHOD 10 レーズンを食べて心を静める

出典 http://president.jp

詳細は、プレジデントオンラインでご覧いただけます。この10のメッソドを知っているだけで子供との向き合い方が変わるのではと思います。ぜひ参考にしていただきたいと思います。

「ありがとうワーク」で孤独感からの脱出を

「親子それぞれが、『ありがとう』と言いたいこと、面白いと感じたことを話し合う。こうした習慣を1日のうちほんの数分でも続けられれば、いろいろな人・ことに助けられていることを実感できるんです。このワークは、子供の感情を理解し、安定させるツールにもなります。慣れないうちは、週に1回程度でも効果があるので、ぜひやってみてください」(成瀬氏)

出典 http://president.jp

思春期の子供に限らず、人は孤独感が増すと悪循環に陥り易くなります。思春期の子供なら非行や引きこもりなどの問題行動に発展する可能性もあります。「ありがとう」と感じたことを毎日、思い返す習慣がつけば自然と自分が周りの人に支えられていることに気づき、孤独感からの脱出ができるかもしれません。この「ありがとうワーク」は、私も子供と一緒にチャレンジしていこうと思います。

二学期が始まります

二学期を前にこの数日、中学生の自殺のニュースもありました。周りの大人たちは、なんとか救えなかったものかとさぞ悔やんでいることでしょう。私たち大人は、先生や親同士、塾や習い事などの先生とも連携し子供の小さなサインも見落とさないよう注意を払いましょう。子供たちが楽しく二学期を迎えることができるよう私たち大人は、子供たちを暖かい目で見守りながら、しっかりとサポートしていきたいですね。

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