転売反対の声明がでまして嵐などアイドルも含まれています。この状態について少しお話させてください。

チケット転売反対声明が出されました。
メディアの中には反論もきこえてまいりますが皆様はどう
思われていますか?
そしてどうしてこの声明を出さなければならなかったのでしょうか。

皆様はチケットショップを利用した事がありますか?

敢えて私はここに違った角度から意見を綴っておきたいと思います。
多分質屋さんなどと重なるご意見もあるのではないでしょうか。

親がチケット商組合に発足当時から亡くなるまで10年位所属しておりました。
そして、チケット商組合に加盟しております店舗ではコンサートチケットを
重視した取り扱いを致しません。
つまり高額転売に頼っていません。(そこに関しての金券ショップへの誤解も
ございますのでお話させていただきたこうと思いました。)

期限や日付のあるものは『リスク』が高めだからという事もありますが
他の意味もございます。
元々はこちらの団体は 『偽造券などからの回避』という勉強会から始まったもの、
だったと記憶しております。犯罪防止に組合の皆様が力を合わさてきた団体である。
まず、それをご理解ください。

日本チケット商協同組合(JTA)とは
日本チケット商協同組合(JTA)は、内閣総理大臣の認可(内閣総理大臣認可 H11 国公委発生第15号)を受けて1999年4月に設立されたチケット業界唯一の事業協同組合です。全国に所在する600以上の加盟店の自主的な経済活動を促進するために、チケット経営に必要な事業だけでなく、常に新規事業の開拓を推進し、業界の健全な発展と社会的地位の向上を目指しています。また、警察・発行元・組合員との間で偽造・盗難情報を共有して緊急配信体制を構築し、被害の未然防止及び不正品の流通を阻止するための積極的な活動を行っています。組合では、お客様が安心してご利用いただけるチケットショップとして、加盟店を支援しています。

構成員
(1)正会員:古物営業許可を有し、チケット類売買業を営む者
(2)賛助会員:本組合関連事業者、組合指定事業参加事業者

出典 http://www.ticket.or.jp

日本チケット商協同組合日本チケット商協同組合(JTA)より

時事経済をみるならチケットショップの値は重要

父が亡くなってだいぶ経ちますので情報は古くなっているかもしれませんので
上記チケット商組合のデータで確認して、もし大きな違いがありましたら教えてくださいませ。

バブルが終焉を迎えた頃私は10代でした。
その頃父はまだ新橋と神田に取引先がありましたのでどこかで情報を得ていたの
でしょう。(元々は切手商貨幣商を営んでおりましてこちらも継続しておりました)
とても新しい事業を取り入れるのが早かったので実家あった県内ではまだ加盟した店舗
はほとんどありませんでした。

新事業を取り入れるにしても公的に認められたことにかなりのこだわりを持って
いました。取引先の関係から切手・貨幣商からチケット商に移行する方々が多かった
時代でもありました。父が一番恐れたのが犯罪に巻き込まれる可能性だったと思います。


さて金券ショップでは経済の流れ、在庫の状態からその換金率を設定します。
株価を必ず確認して買取なども検討して値をある程度0.1単位で調整します。

不景気に儲けのでる職業ではありますがリスクも高いので
情報収集能力がモノを云うと思います。

そのチケット転売をした人は行かれなくて『困って』売ったのですか?それとも『お金儲け』が目的ですか?

チケット商が犯罪の片棒をかついでる様な表現をされますのは、こういった
『法外高値』のイメージがついているからです。
我が家では、犯罪防止を重視する為にコンサートチケットを扱わずにいました。

初期からチケット商組合加盟の業者はほとんどがこの犯罪防止、偽造防止を
目的としお客様を守るために勉強し情報を早くに共有していました。

また、盗難情報も共有しておりますので盗難品や何らかの違法性があるチケット
である事がわかればその方からの一切の買取をお断りさせていただいて
おりました。

私たちチケット商はあくまで経済的困窮から救い必要な時に現金化する
事が目的で昔の質屋さんと同じです。

実はここでも『人と人』が大事になります

先に述べましたように、質屋さんのように地元の方々に寄り添う形で経営して
いますと、本当は買取しない様なものでさえも例えば10円単位でも貰えればいい
と言う方の事情をお伺いする事もございます。そして長い付き合いになりますと
昔ながらの「給料日まで過ごしたい」という事情などもお伺いすることがございました。

田舎の金券ショップ、そして家族でやっていますとお客様とはほとんど
顔見知りになります。
そして、相手様の裏事情も知っているのです。それをお互いが暗黙の了解として
人前では語りません。そうしないと、田舎で何十年も同じ商売を続けるのは不可能なのです。娘である私もその頃の習慣で口の堅い人間には育ちました。そして人には各々の事情が(どんなに優雅そうな生活をしていても)あるんだなぁと早くに理解しました。


それだけ努力して業務をしておりましても犯罪がらみと言われたり楽してお金を儲けている、という風に見られてしまい嫌がらせや強盗など事件も多く小学生の時から警察とは連絡が密な家庭でした。
強盗の時は家族の指紋もとりますし、普通に生きていたら出会わない事情が多々あります。それを当たり前として生きてそれでも、いつも人の事を気にかけて
「そろそろ誰々さんは給料日前だけど今月は大丈夫かなぁ?」なんてお話をいつも
していました。

チケット商とは本来そういうお互い様で成り立ち信用を持って商いとされてきたものです。

つまりお互いの信用で成り立ったシステムが「金券」からの繋がり

コンサートチケットなども現場で買いますと混雑がある、並ぶ人が増える、そしてそれが近所迷惑や事件の発端となりえもする。
だからこそ予約し券は前もって発注というシステムに変わりました。

犯罪を避ける為に「券」というツールがあるのに
真逆に利用されているのが実情です。

例えば私は嵐ファンですが(笑)
3年に一度しかあたりません。それでもファンクラブの会費を払い当たった時の
感動を楽しみに継続しています。

そのようなファンがほとんどです。
お金で解決出来てしまうのなら芸能人も『元からの値を上げる』と思うのです。
それを『しない理由』を皆様には振り返っていただきたいと思うのです。
少しでも多くの人に会いたい。その気持ちで繋がっているのが我々ファンと芸能人なのではないのでしょうか。


もし、それが2倍払えば買えるとしても
その金額はアーティスト本人には何も【届きません】。
あなたの思いも何も【届きません】。


私たちが芸術を受け取るのなら、まっさらな気持ちで皆さんの演技を
受け取りその感想を返せる関係でありたいですね。

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