飲酒運転による事故は、ドライバーの意識一つで0%にすることができます。しかしながら、飲酒運転による事故は世界中後を絶ちません。過去にもこちらで、飲酒運転に関わる記事をいくつかご紹介しました。

飲酒運転による事故が、いかに何の関係もない人々を巻き込み、悲しみのどん底に追いやっているかというのはこれらの記事を見ても明らか。飲酒運転をしたドライバーが激しく後悔するならまだしも、反省の色もないというケースは、どこに遺族を失った悲しみをぶつければいいのかとやりきれない気持ちになることでしょう。

諸外国の飲酒運転のおおまかな現状が調査でも明らかになっていますが、死亡事故のうち、飲酒運転による事故の比率は日本は約10%、アメリカ、フランス、カナダ、スロベニアは30%~40%、ドイツやベルギー、チェコ共和国が5%以下となっているそう。国によって血中アルコール度数の基準や事故の定義が異なってきますが、アメリカでは飲酒運転による事故は、依然深刻な問題の一つ。

こちらもあくまでもおおまかな数字と前置きされていますが、アメリカでは年間18,000人ほどが飲酒運転による事故で死亡しているそうです。死亡数がこれだけということは、飲酒運転による事故に巻き込まれた人は、恐らくその倍もしくはそれ以上である可能性が高いでしょう。

個人の意識でなくせる飲酒運転が減少傾向にあっても、0%にはならないために、日々警察が厳しく取り締まっているというのは日本でもどこの国でも同じこと。このほど、米ヴァージニア州で、母親の飲酒運転により、危うく同乗していた赤ちゃんが命を落とすことになりかねないという出来事がありました。

そもそも、酔っ払って幼い子供を車に乗せるという意識がどうなのか、ということになりますが、酔っていたために何も考えてはいなかったのでしょうか。一人の女性が危険な運転をしているようだったために警察はこの車を停車するように要請。

警官のウッドさんが車を覗くと、後部座席で嘔吐にまみれた赤ちゃんがいるのを発見しました。

女性に、赤ちゃんの名前を聞いても答えなかったのでウッドさんは女性を飲酒運転容疑で逮捕し、赤ちゃんを警察署に連れて帰りました。その後、嘔吐まみれになっていた赤ちゃんを署内のシンクで綺麗に洗ってあげたそう。

この赤ちゃんの年齢も1歳だということが判明しました。ウッドさんにシンクのお風呂に入れてもらった赤ちゃんは、すっかり元気を取り戻し可愛い笑顔を見せるまでに。シンクにすっぽりと収まってしまうほどの小さな命を乗せての飲酒運転をした母親。もしものことがあったら、とは思いもしなかったのでしょうか…。

母親の女性は、幸いにも事故を起こす手前だったために、200ドル(約2万円)~1000ドル(10万円)の罰金と2日~12ヶ月間の服役が科せられることになるということです。ウッドさんたちは、CPS(児童保護協会)に連絡を取り赤ちゃんを引き取りに来るまでの間、この赤ちゃんはどうやら警察内ではちょっとしたマスコット的存在になっていたようです。

疲れと安心で、居眠りしてしまうほど

出典 https://www.facebook.com

赤ちゃんなりにいろいろ大変な一日となり、相当疲れたのでしょう。CPSスタッフが迎えに来た頃には、赤ちゃんは大きなウッドさんに抱っこされてウトウトしていたそう。とりあえず、赤ちゃんは里親の下に一旦引き取られることになったのだとか。

こうしたことが日常茶飯事に起こると、やはり市民を守るのが義務である警察官たちは故心が痛むことでしょう。飲酒運転をしていた母親が、再びこの赤ちゃんと一緒に暮らせるようになるかどうかは今のところわかっていません。

飲酒運転は、自分だけでなく他の人も巻き込む恐ろしい事故に繋がります。みなさんも今一度その恐ろしさを認識し、くれぐれも安全運転を心がけましょう。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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