逮捕された高畑裕太容疑者(22)

現在、様々なメディアを通して話題騒然となっている、有名女優である高畑淳子さんの一人息子で、俳優の高畑裕太さんの強姦致傷事件。この事件には、驚かれた方も大変多かったのではないでしょうか。そこで今回取り上げたいのは、なぜこの事件が起こったのかではなく、この事件から見る親としての役割についてです。

高畑淳子(女優)

高畑淳子さん(61)は、舞台を中心に、数々の映画やドラマで名役を務める大女優の1人です。彼女は2度の離婚を経て、二人の子供を女手一つで育てています。中でも、高畑裕太さんを育てる中で、多くの苦労があったということは、先日の記者会見でも述べられていました。

多くの苦労を乗り越えた上で、母と同じ役者としての道を志し、成人した後にブレイクを果たした息子の姿に、1度は安堵したことも、会見の中で語られていました。そんな矢先での今回の事件。この記事の論点として今回取り上げるのは、母である高畑淳子さんの謝罪会見の必要性です。

高畑淳子さん 記者会見(ノーカット)

出典 YouTube

多くの人が、この会見の一部始終を、ニュースやSNSを通じてご覧になったと思います。そして同時に、何故母親が謝っているのだろう。淳子さんが謝る必要はあるのか。そう思った方も、割と多く居るのではないでしょうか。
確かに、親子である以上、親としての責任感は感じるはずですし、特に他人を傷つける事件(被害者を生んでしまった事件)となると、その重みは計り知れません。では、子供の責任を親が持つのは、子供が何歳になるまでなのでしょうか。

右から、母 高畑淳子(61)・高畑裕太容疑者(22)

高畑裕太容疑者は、現在22歳。世間一般的に捉えると、成人して既に2年が経ってます。親である大人にとって、自分の子供が成人式を迎えるときは、育て上げた安心感や幸せを最も感じる瞬間だと思います。同時に、子供にとってもまた、成人式は、親への感謝で一杯になる瞬間です。高畑淳子さんにとっても、反抗期に苦労した息子が成人を迎えた時は、とても安心し、嬉しかったことと思います。
成人を迎え、大人として俳優デビューを果たした息子が起こした、強姦致傷事件。現在刑務所で過ごす高畑裕太容疑者は、被害者女性に計り知れない恐怖と、深く重い傷痕を残しました。そして母である高畑淳子さんにもまた、これまで彼女が必死に築き上げてきた努力の結晶である役者生活に傷をつけたのです。その上、子供の為に頭を下げた淳子さん。

女優として傷を負い、母として謝る会見での姿に、多くの人が心を痛めたと思います。子供が未成年ならまだしも、成人を迎えてもなお、子供だからといって親が謝る必要はあるのでしょうか。果たして、親は、子供が何歳になるまで責任を負うべきなのでしょうか。何歳になっても、親という理由だけで、親は子供の責任を負う必要があるのでしょうか。この疑問は、非常に果てしないものであると共に、はっきりさせるべき論点ではないかと感じます。
今回の事件を通して、最も忘れてはならず重く捉えるべきは、高畑裕太容疑者の役者生活の成り行きでも、高畑淳子さんの役者生活でもなく、被害者の女性が受けた一生の傷です。しかし、この事件を機に、もう一つ着目されるべき点として、我が子の犯した罪に対する、親としての責任についてです。果たして、高畑淳子さんがここまで責任を負い、屈辱の質問を答えさせられる必要はあったのか。どこまで、そしていつまで、親は子の責任を負うべきなのか。この難題を、この記事を通して、解決されるべき論点として掲げます。

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大学に通う、一大学生です。素直に感じたことや、ありのままの事実含め、皆様に少しでも伝わるような文章をお届けできたらと思います。詩を愛する1人の人間として、時に人を傷つける凶器にも成りうる言葉のあるべき形を、言葉の大切さを皆様に届けたい。私の書く記事の中に、そんな気持ちを少しでも感じ取って頂けると幸いです。

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