ミルクボランティアという言葉をご存知ですか?



赤ちゃん猫の1日は、人間の赤ちゃんの4日分だと言われています。


生後1ヶ月なら1歳。


ルイちゃんはミルクボランティアをしている私の家に来て、はやひとつきになりました。









ペットを取り巻く環境はけして良いとは言えない日本。


私の住んでいる地域でもまだ「ミルクボランティア」という取り組みは浸透されていません。


愛護センターではようやく「生後3週間以降の子猫の一時預かりボランティア」が出来たばかりです。




殺処分の対象になるのは飼い主のいない野良猫の乳飲み子で




その割合は全体の90%です。



生後すぐの赤ちゃん猫は状態にもよりますが
1時間~2時間おきの授乳が必要で

お世話のまわらない赤ちゃん猫ほど殺処分になるからです。



そこでそういった赤ちゃん猫を預かり



生後2ヶ月、離乳するまで育て里親募集をするというミルクボランティアがあります。



ルイちゃんは生後3日ほどの時に拾われ
140グラムで家に来た赤ちゃん猫です。



ボールペンほどの大きさのルイちゃん

なかなかミルクも飲めず、1回乳首に吸い付いてもすぐに止めてしまいます。


シリンジ(針のない注射器)で根気よく1滴ずつ垂らすと飲み込める程度・・・


授乳に30分もかかる赤ちゃん猫でした。



誤嚥による肺炎が心配でそうするしかてだてがなかったのです。



飲ませても飲ませても1g、2gと体重が増えるのがやっと




それでも排尿を促すと出てしまうのですぐに減ってしまう・・・



乳飲み子は普通1日10グラムを目安に増えていかないと命に関わります。



あまりにも小さく心配で、ソファで仮眠を取りながらルイちゃんの入ったキャリーケースの横で

日に何度もミルクを溶かす生活が始まりました。

壊れそうなくらいの柔らかいルイちゃん

少し飲むとぐったりして寝てしまうため次の授乳時間が来るまでに生きているか何度ものぞいてしまう・・・


フワフワの身体がいつしっかりするのだろう?何故か違う、そう、これまでの預かった赤ちゃん猫とルイちゃんは本当に違っていていつまで経っても増えない体重、柔らかい身体だったのでした。




小さいのにおめめだけはしっかり開いていました

この先本当に育つのか病院へ通い、ミルクボランティア仲間に相談しました。


ルイちゃんをただただ大きく育てたい、それしか頭にありませんでした・・・。



幸せになるためのお別れが来るその日までは・・・。

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産まれたばかりで保護された赤ちゃん猫を育てるミルクボランティアをしています。全国で殺処分の対象になる赤ちゃん猫を少しでも救いたい!猫と人とが幸せに暮らせることを願っています。

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