記事提供:Doctors Me
医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
こんにちは。心理カウンセラーの今井さいこです。

「妊活を経て妊娠したものの、実際妊娠をしてみたら不安が日に日に大きくなっていく」

そんな妊活WOMANさんもいらっしゃると思います。

理由はさまざまですが、どんな理由であれ、その不安を解消し、来るべき出産・育児に向けて穏やかなマタニティ期を過ごしたいものですよね。

今回は、その不安との向き合い方やメンタルケアについてお伝えします。

※LIB Laboratoryでは「出産まで」を妊活としています。さまざまな理由で妊娠が継続できない方、妊娠に向けた準備が必要となる方がいらっしゃるからです。
そのため、心身ともに健康に「出産」を迎える準備をするお手伝いをしています。

妊娠発覚!うれしさ半分、不安半分…

妊活を長くしていると、妊活中の不安が妊娠してもそのまま継続してしまうことがあります。

妊娠に関する自己肯定感が低くなり、いつの間にか「妊娠しない私」「妊活に励む私」が自分の中で当たり前になっていることが原因と考えられます。

この場合、妊娠したのに「嬉しい」という実感が薄く、逆にさまざまな不安が沸き起こってきます。

・妊娠が継続できなかったらどうしよう
・子どもに障害があったらどうしよう
・つわりがひどく、仕事ができなかったらどうしよう

など、不安の種類はさまざまです。

マタニティの期間は十月十日、実際には妊娠発覚から9カ月ほどです。その間を心穏やかに過ごしたい、というのは妊娠した女性の願いでしょう。

それでは、どうしたら不安ではなく喜びとともに心穏やかに過ごすことができるのでしょうか。


≪自分でも気がつかないうちに心が病んでいるかも…≫
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「妊娠した事実」の捉え方を変えましょう

今持っている不安が漠然としたものだったとしても、自分ときちんと向き合い、心を見つめることでその原因を見つけることができます。

今はこうしてマタニティ期の不安についてコラムを書いている私ですが、1人目の妊娠中は安定期に入るまでの5カ月間は不安しかありませんでした。

理由は自分でもわかっていて、「最初の妊娠が子宮外妊娠だったため、妊娠しても出産できるわけではないと強く思っていたから」です。

不妊治療で授かったので、とても早い時期から妊娠がわかっていましたが、胎嚢確認までは子宮外妊娠の心配で夜も眠れないほどの不安と緊張で過ごしましたし、その後も流産の心配などで家族に「おめでとう」と言われても素直に喜ぶことができませんでした。

ただ、原因がわかっていたので、「妊娠した事実」の捉え方を変えることで不安を解消することができました。

それは、「Now & Here」という心理学での考え方です。

まだ見ぬ未来への不安は「Now & Here」で解消!

「Now & Here」とは、「今、ここでできること」に目を向けることです。

「○○したらどうしよう」という考え方は、不確定な未来に対する不安や心配です。それに対する備えができるのであればするに越したことはありませんが、そうではない場合は悩み損です。

それよりも、「今しかできないこと」「ここにいるからできること」に目を向けることで、不安や心配から意識を別のところへ持っていくことができますし、目を向けたことを実践していくことで日々を充実させていくことができます。

妊娠するまでの日々同様、マタニティ期も充実したものにすることは心の面でも大切です。出産・育児に備える、という意味でもむだにしている時間はありません。

今、もし抱えている不安があるようでしたら、その原因をまずは自分で探り、原因がわかったら「Now & Here」の考え方で「今、ここでできること」に目を向け実践していきましょう。


~心理カウンセラー:今井 さいこ~

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