プライドとは?

私達日本人が言うプライドとは、誇りや自尊心のことを指します。英語のprideは、傲慢や自慢を含むネガティブな意味の方が強いようです。しかし我々日本人は主に、高潔な態度や自尊心に裏打ちされた自信を、プライドとして表現することが多いですね。

では、余計なプライドとはなんでしょうか?これも人によって様々な定義があると思いますが、私はこう捉えます。

そのプライドを持つことによって、周囲の人や本人にとってよくない事象を招くプライド。固執・執着。

人や場面によって違う必要なプライドと余計なプライド

あなたはどちらのタイプですか?

・プライドを持ちなさい!と奮い立たされるタイプ
・プライドを捨てなさい!と削ぎ落とされるタイプ

誰でもプライドに関して、一度や二度他人にアドバイスされたことがあると思います。あなたは、どちらのアドバイスを受けたのでしょうか?人に言われた事がない方は、自分はどちらのタイプだろう?と考えてみて下さい。

プライドを持ちなさい!に込められた意味

あなたに「プライドを持ちなさい!」と言った人の真意は、私にはわかりません。しかし、一般的にプライドを持ちなさい!という言葉に隠された意味は、このようなものがあります。

<実力を発揮していない>
・もっと真剣に取り組むべきだ。
・できることは妥協せず全てやりなさい。
・本気に見えない。適当に見える。

<自尊心が低すぎるという指摘>
・自分を低く見積もり過ぎているよ!もっと自信を持って!!
・あなたならできるという期待。
・自分を安売りするな。

<羞恥心のかけらもない行動への警鐘>
・恥を知れという意味。(悪事に対して言われた場合)

他にも意味はありますし、状況にもよりますが、あなたの自尊心が低いために実力が発揮できていなかったり、他人に対する態度が酷いものであった場合、「プライドを持ちなさい!」と言われるのです。

プライドが低く、自分を粗末に扱っていると、パートナーからのDVやモラハラの被害にも遭いやすくなります。反対に、DV被害によって自尊心が著しく低くなっている場合にも、理由を知らない他人から『プライドが低い人』と思われることがあります。

あなたが自分を大切にできていない時にも、「プライドを持ちなさい!」と言われることがあるんですね。

プライドを捨てなさい!に込められた意味

「プライドを捨てなさい!」と言われた事がある人は、あなたの自尊心と周囲のあなたに対する評価が、合致していないのかもしれません。

<あなたの高すぎるプライドへの批判>
人は往々にして、自分の意見と見合っていないものを不快に思う生き物です。あなたの自尊心を周囲の評価に合わせて落とす必要はありませんが、周囲の人がそのプライドはあなたの実力と見合っていないと思うからこそ、「プライドを捨てなさい!」と言われるのです。

<あなたの周囲との摩擦を心配>
また、この言葉をかけてくれる人は、あなたの事を本当に心配している人が多いのです。

あなたが順風満帆にうまく行っているとき、人は「プライドを捨てなさい!」とは言いません。あなたが高すぎる自尊心から、現状をうまく飲み込めずつらい思いをしたり、苦労をしたりする状況を変えたい、助けたいという思いから、「プライドを捨てなさい!」と言ってくれる人が大半です。

プライドが高い人の中には、プライドを優先するあまり仕事をやめることもいとわなかったり、リスクを背負うことを軽んじる人がいます。プライドが高いことが、あなたの不利益になると判断し、心配から「プライドを捨てなさい!」という人もいます。

周りから見て、あなたが高すぎるプライドを大切にすることが、あなたや周囲の人間の幸せの邪魔になっているのです。

<もっと大事なことに目を向けなさい>
プライドが高い人の中には、世間体を気にして我慢を重ねてしまう人もいます。そのプライドを捨ててでも、守るべきもっと大切なものがある場合、「プライドを捨てなさい!(守るべきは別のものでしょう?)」の言葉で我に返ることができるのです。

プライドを持つとは、人として正しく生きるということ

高すぎても低すぎても、自分に見合わないプライドは捨てた方がいいと言えます。しかし、プライドは自尊心や尊厳でもあるので、人としてなくてはならないものです。人それぞれが個別に持っているプライドは『余計なプライド』として、捨てなさい!と言われることが多いようです。

しかし、生きていく上で大切な尊厳、または周囲との協調性を発揮する基盤となる、卑しいことをしてはならないなどの『羞恥心を持つ』ことも、またプライドという言葉の本質の一つです。

人は、プライド無くして正しく生きていくことはできません。ここで言う正しい生き方とは、道徳や法律に則った生活をし、人を見下さず、優しさや思いやりを発揮して生きるということを指します。

プライドがないということは、羞恥心もまた持ち合わせていないので、どんなことでも平気でできてしまいます。人を傷つけ、ずるい行い、犯罪行為をしても、プライドがないので本人は反省しません。

これは少々行き過ぎた例ですが、極論そういうことなのです。また、逆説的ではありますが、プライドを持っていれば『余計なプライド』を持つこともありません。プライドとは人としての尊厳であり、自分を過剰に評価して、人より偉い、素晴らしいと思い込むのとは真逆だからです。

人生を豊かにするには、人としてのプライドは必ず必要です。人生の重要な決断を下すときにも、ある種の指針となってくれる大切なもの、それがプライド。

正しいプライドを持ち続けることで、自分を大切にしながら周囲の人とも協力しあい、幸せに生きられる。そう思うのは、私だけでしょうか・・・?

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1.3.5歳の子供たちを子育て中のかおりです。文章を書くのが好きで、アメブロの更新はほぼ毎日行っています。現在自宅でWEBライターをしています。論理的で根拠のある文章が好き。でも、ぐでたまの横にちょこっと書いてあるだらしない言葉も好き(笑)旦那とは大喧嘩もするけど基本ラブラブです。よろしくお願いします。引き寄せの法則・自分を愛する大切さについて書いてます→http://ameblo.jp/kira-kirakaorin

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