毎日が興奮と感動の連続だった2016リオオリンピック。
いかに定時で帰りテレビを観るかばかり考えて仕事をしていた。ただでさえ夏休みシーズンでのんびりモード。早く帰るぞ精神のおかげで残業も減った。あ、今まで無駄な仕事してたわけじゃないです。
多分、きっと、私だけじゃないはず。
体操男子のチームワークに拍手し、男子水泳のナイスバディにルンルンして、卓球の福原選手の言葉にもらい泣きして、柔道の迫力に一緒にガッツポーズ.....思い出す度に胸が熱くなります。そして、閉会式の安倍首相のマリオも意外性があって面白かった。始まる前はどうなるかと心配していたが、次の東京へしっかりと繋がったと思えるリオオリンピックだと思った。

閉会式の次の日、テレビをつけたら .....あら?観るものがない、ことに気づいた。
チャンネルを変えても変えても、あれ程の熱い時間を体験させてくれる番組はひとつもない。

高校野球に燃えていた財務部のS氏。
今年も休暇をとって甲子園球場まで応援に行った。彼は学生時代部活で野球をやっていたわけではないけれど、高校野球の大ファン。プロ野球と違い、高校野球は「今この瞬間」に掛ける気持ちが違うそうだ。真剣度合いが違う。だから見ていて面白い。そう熱く語ってくれた彼は今抜け殻。
決勝戦翌日の彼のひとこと「これから何を楽しみに生きていけばいいのか分からない」

私は、オリンピックロス。
彼は、甲子園ロス。

こんなにも夢中になれるものと出会えたことが素晴らしいし、ありがたいことなのだ。
しかし、その反動は大きい。
失った今、生活に全くハリがない。
朝「昨日すごかったね」とか「〇〇高校勝ったね!」「次はどうなるんだろう?」といった弾んだ会話はもう無い。
ペットロスで鬱病になっちゃう人がいるように、オリンピックロスや甲子園ロスでも病んでしまう人がいるのではないか?と真剣に考えてしまった。

「あー、俺もうダメ。全くやる気でない」
そう言ってへたり込んでいるS氏に「高校野球は半年に一度あるからいいじゃない。オリンピックなんて4年に一度よ。どーすればいいのよ、私?」と思わず返した。
「冬季が間に挟まる」
S氏の真面目な回答に、それはたま違うのよね、と別のオリンピックロス症状の同僚。

きっと私たちと同じように心に穴があいてしまった人は多いはず。
表情が虚ろな人がいたらそれはきっとオリンピックロスか甲子園ロスに違いない。

あぁ、早く2020年にならないかしら。

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会社員。役員秘書。名古屋。アラフィフ。独身。旅行。ひとり旅。登山。ボルダリング。男と女。映画。読書。芸術。
アラサーに間違われ、自分の貫禄の無さに打ちひしがれています。普段はドSだけど、ボスの前ではスーパー癒し系を演出している仕事人。

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