まずは優先順位を決めること

賃貸住宅を借りる理由は様々です。転勤、入学、結婚、近隣トラブルなど。理由が様々あるように、住宅に求める価値も様々、人それぞれ。自分にピッタリな賃貸物件を見つけるためには、まず自分が何を重視するのかをハッキリさせる必要があります。ただでさえ忙しい引越しの際、スムーズに、しかも後悔しない部屋探しのコツをお伝えします。

優先順位をつけるポイントは、①家賃 ②場所 ③モノ

①家賃、②場所、③モノは密接な関係があります。例えば、都会の駅に近い人気エリア内の、新築で広い部屋は家賃が高くなります。多くの人は、家賃の上限や希望価格が決まっていることが多いでしょうから、まずは家賃をいくらくらいにするかを考えると良いでしょう。

次に、立地にこだわるのか、室内にこだわるのか、自分がより重視するところを明確にします。他に外せない条件があれば (ペットを飼いたい、楽器を演奏したい、友達とルームシェアしたい、等) それが第一条件となるでしょう。

インターネットであらかじめ物件情報を見ておくのは有効

最近はインターネットで簡単に条件検索をすることができます。思いついたサイトで構いません。一度試しに検索してみると自分がイメージする賃貸物件があるかどうか知ることができます。あるいは、自分の求める部屋のイメージが固まってくることでしょう。情報を見ただけではここがよくわからない、色々見ても違いがわからない、等、疑問点が出てきたらしめたもの、そこを実際に見て、話を聞いて決めるべきなのです。

不動産会社の担当さんと仲良くなろう

特に初めて不動産会社を訪れる人にとっては、緊張する瞬間かもしれませんが、自分の求める条件や疑問点など、色々話をしてください。不動産会社の営業担当も人間ですから、心を開いて話をしてくれた人に対しては親しみを感じ、そのお客様のために普段以上にがんばろうと思ってくれるはずです。

不幸にも「この人には何だか話しにくい」とか、「好きになれそうにない」、「信頼できなさそう」、そんな人が担当になってしまった場合は、面倒でもあらためて他の不動産会社を訪ねる方が良いかもしれません。言いたいことが言えなかったり、意思疎通がうまくできずに契約トラブルになってしまっては、満足のいく部屋探しができないからです。

家賃交渉をするのは申込み直前

気に入った部屋が見つかったとします。よくある交渉が、「家賃を少しでも下げたい」というもの。「もし1000円家賃が下がったらこの部屋に決めます!」と家主さんに交渉するのが定番で一番効果的だと思います。

ここで注意が必要なのが、物件によって家賃交渉が成功しやすいかどうかが違うということ。家賃は絶対に下げたくない方針の家主さんに家賃を下げろと言ったばかりに、心象を悪くして入居自体を断られるケースもあります。あるいは、家主が法人、とくに大企業だったりすると、家賃改定に会社稟議を経なくてはならず時間がかかって引越し希望日に間に合わないということもあるかもしれません。

場合によってはもっと好条件で借りることができる

全く交渉が通らないことがある一方で、ダメ元で言ってみたことが全部叶えられるということもあります。エアコン、照明、ウォシュレットが無かった部屋に設置してくれる、礼金を無しにしてもらう…とりあえず担当さんに言ってみてください。

見るべき物件が1つだけでも、あれば良し

ちなみに筆者は、転勤等の理由で3回引越ししました。その3回ともインターネットで下調べをして、実際に部屋を見たのはひとつだけ、確認のために見るだけで最終的にその物件に決めています。不動産会社でたくさん物件を案内してくれるのはパフォーマンスの様なもので、条件が明確になっている者にとっては時間の無駄だとすら思っています。

そもそも新居を選ぶ上での優先順位を決めること自体が難しい、よくわからない、という場合もあるでしょう。その場合は実際に部屋を見て感じることも必要かもしれませんが、もっと言えば住んでみなければわからないことも多々あるのです。

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学習塾、アパレル、不動産会社勤務を経て、現在名古屋在住、一児の母。

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