今月21日名古屋で小6男子が父親に殺されてしまうという痛ましい事件が起きた。
他人事とは思えない事件を受けて、走馬灯のように様々な思い出が蘇った。

我が家は中学受験で受けた学校をすべて合格した。
でもそれは並大抵の努力ではたどりつけない、たゆまぬ努力の結果であった。

個人的に中学受験の成功は90%親の能力にかかっていると思う。
親が直接勉強を教える能力を含め、環境を整えたり、健康を管理したりという能力が必要である。

親が子供の小学校まで迎えに行き、塾まで送り、子供が塾にいる時間に夕飯の準備を終え、また塾の迎えに行くということは、我が家だけでなく、トップクラスの保護者はみな難なくこなしていた。

これを三年間続けることができる親はかなりの忍耐力があると考える。

塾でこどもが理解できなかった問題は、家で親が全て教えた。
それができない保護者は個別指導の塾にこどもを託していた。
こどもに教えることが出来ない親、または時間がない親は、お金で問題解決していた。

わが子は飲み込みの遅い子だったので、忍耐力は他人の二倍必要だった。
何度も同じ問題を間違えるわが子を前に苛立ち、定規を折ってしまったこともある。
今でも親子ともに覚えている苦い思い出だ。
私の忍耐力が足りなかった。

親の忍耐力は、それまでの親の人生でどれだけ忍耐、努力してきたかで形成されたものであると思う。
受験本番が近づくと、精神が壊れかけている親も周囲に見受けられた。
他の保護者に、相談の長電話をかけるなどの行動にでる親もいた。
母親がエスカレーター式お嬢様学校出身者などは、メンタル面で弱さが見られた。
(私は違うと思う方がいたら、失礼。)

小6の夏は、受験する学校の過去問題の添削で休む暇もなかった。
今回の事件の報道で、「ベランダに出され、泣いていた。」という近所の方のお話があったが、とんでもないと思った。
ベランダに出す時間があれば、一問でも多く解ける問題を増やしたいと思うのが、この時期の親であるはずだから。

中学受験を始めてしまうと親は視野が狭くなりがちだ。
公立中進学予定の家庭とは、距離をとるからである。
またこどもの成績が絡む話はトラブルの原因となるので、迂闊に相談できない。

でも公立中から、高校受験、大学受験で成功する道もある。
こどもの年齢が上がるにつれ、こども本人の能力だけで勝負できるとも思う。

よく考えてから受験勉強を始めて欲しいし、うまく運ばなければ途中で止める潔さも必要だと思う。
こんな痛ましい事件が二度と起きないようにと願う。














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