リオ五輪も終わり、次は東京オリンピックですね。
これからもっと、日本を訪れる外国人の方が増えていくかも知れません。
「せっかく英語も勉強してるし、海外の人と話してみたいけど自分の会話に自信がない」
「外国人はハッキリ物を言うから怖気づいてしまうかも」
そう思っている日本人の方も、少なくは無いのでは?

よく日本でずっと暮らしている日本人は、ハッキリ物を言えない、オブラートに包んで喋る、イエス、ノーを言えない人種だ、と自分たちのことを表現しますが、実は意外にそうでもないんです。時には外国人がビックリして絶句してしまうほどハッキリ言うことも。

最近も日本に行って帰って来たばかりの欧米人と話していると、こんな話題が上がりました。
「日本人と脇毛の話になったんだけど、欧米では最近脇毛を伸ばすのが一部で流行ってる、と言ったら、日本人の女性たちが、気持ち悪い!あり得ない!ってハッキリと言うから驚いたよ!」
アメリカやヨーロッパでは、「個人の多様性」を重視する余り、例え心で思っていても「いいんじゃない」と口にしてしまうそう。
それが逆に会話や議論からシャープさを奪ってしまい、つまらなくしてしまうことも多々あるんです。

確かに色んな人種がいて色んなカルチャーが混在する国では、悪意のない発言でも「差別」に受け取られてしまったり、何かと気を使うことが多かったりします。それは、彼ら自身気づいていることなのです。
海外で長年暮らしている日本人も、帰国してテレビを見ていると、「絶対に欧米では笑えない表現」が多々あり、ビックリして、久しぶりに日本のジョークの際どさを思い出す、なんて言う方も結構います。(もちろん、日本国内向けに放映しているものなので、それを海外の物差しで測らずに、やっぱり日本のこういうところが面白いよね、と受け取っております)

外国人はハッキリと発言する、という日本人が持つイメージは、もちろん間違ってはいませんが、「多様性を否定しない」と気を使い過ぎて、ニュートラルな表現だけで終わってしまうこともよくあります。
日本の外から見ていると、日本人は相手に変に気を使わずに発言出来ている部分も実はたくさんあり、それがとても新鮮に映っていることもあるのです。
むしろ、日本人は相手から否定されたときに例え嫌な気持ちになったとしても、それを我慢して伝えないことの方が多く、そちらの方が会話に遺恨を残すのではないでしょうか?
自分の意見と反対の答えが返ってきても、そこでこそ「多様性」を重視することでまずは受け入れ、その意見が余りに否定的で傷ついたなら、「その言葉はちょっと厳しすぎる」と伝えることも時には大切です。

コミュニケーションは常に相手がいることを意識しなければなりませんが、気を使い過ぎて会話にならなくてもつまらないし、相手を刺激しすぎたり、言われた言葉に我慢して結果悪い印象で終わるのも、双方にとって良くありません。
気を使い過ぎず、かつ相手の意見も聞き、どんな展開になってもそのトピックが終了すれば感情含めて流せるスキルを身につけることは、グローバルにコミュニケーションしたいと思うならとても大切なこと。
そして、「日本人はシャイ過ぎる」と思っていて、外国人と話すことにも緊張してしまうなら、そんな心配は必要は全然ありません。日本人らしく話すだけでも、意外とハッキリ喋っていて、驚かせることもあるぐらいですから、不必要に罵る言葉でなければ、思ったことを普段家族や友人と話しているみたいに言ってみると、きっと面白い方向に会話が進むはずです。

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