王健林氏の生い立ち

アジアNo.1の大富豪と言われている王健林(ウォン・ジャンリン)氏。彼は1954年10月24日に中華人民共和国・四川省の綿陽市(めんようし)に生まれました。

15歳で軍に入隊し、中朝国境の吉林省の部隊に配属され国境警備の偵察兵として軍歴を歩み始めた。

遼寧省(りょうねいしょう)の大連陸軍学院に進学後、軍の推薦を受けて遼寧大学に進学し、在学中に軍隊で順調に出世をしていきます。1978年には20~30人の兵士をたばねる小隊長に昇格。軍務に熱心で、気が利き、頭もよかったと言われています。

しかし、彼は、遼寧大学卒業後、

軍隊にいても、せいぜい将軍ぐらいにしかなれないので、それでは面白くなかった

との理由(「商界招商網」の報道による)で退役してしまいます。

王健林氏の人となりについて

16年間の軍隊生活に終わりを告げ、1986年には大連市西崗区人民政府弁公室主任に転じます。

毎朝早く出勤し、上司の机拭きを日課にしていたのもそのころです。彼が軍隊で身につけた規律正しい生活は、現在でも続けているそうです。

『今日頭条』の報道によりますと、

17年の軍隊生活から、毎日5:30に起床という習慣がある

と言っています。現在でも毎日早くに起きて、7時に会社に到着するというのが鉄則だそうです。彼自身も中国紙「新京報」のインタビューで、

毎朝5:30には起きて、7時には会社に出勤する

と語っているように、60歳を過ぎた現在でも朝は早く、

社員の遅刻は許さず、みなりもしっかりとさせている

と強調しています。それに違反すれば、罰金として1回ごとに月給から100元(約1900円)を差し引かれるみたいです。

王健林氏が不動産王になるまで

軍隊~政府とキャリアを積んだのち、王健林氏は最終的に不動産経営で起業する道を選びました。

1989年、西崗区(せいこうく)住宅開発会社の総経理(社長)に就任し、アパートを取り壊して高級マンションを建設。のちに会社も大連万達集団と改組し、いまも同グループは王のビジネスの中核となっています。

これを皮切りに、彼はビジネスを拡大し、2002年に吉林省長春市にグループで最初のショッピングモールを建設。

同グループのホームページによると、それ以来、中国全土で109か所の大規模ショッピングモールをてがけ、69の五つ星ホテルを含む71軒のホテルを建設、計6600のスクリーンを持つ複合型映画館(シネマコンプレックス)や99軒のデパートを完成させました。

それから米シカゴに9億ドル(約1080億円)を投じ89階建て高層ビルを建設し、自社ブランドの「ワンダ・ホテル」などが入居させました。これは米国での初の大型不動産投資で、2018年に開業予定となっています。

英ロンドン、スペインのマドリードでも自社ホテル建設に着手するなど、彼は

2020年までに世界の主要12~15都市にワンダの五つ星ホテルを開き、国際的な影響力を持つ中国のホテルブランドをつくる

とまだまだ大きな目標に向かって突き進んでいるようです。

さらに、米2位の映画館チェーンAMCを買収し、山東省青島市に80億ドルを投じて撮影所や映画セットなどを含む一大映画センターを建設しました。

その映画センターのお披露目記者会見にはレオナルド・ディカプリオやニコール・キッドマン、ジョン・トラボルタらを招待するなど、その派手なパフォーマンスで人々の度肝を抜いています。

総資産は3兆円とも4兆円とも。実際は?

2015年に入り、彼のグループ株が急騰したこともあって、香港の大富豪である李嘉誠・長江実業会長や、中国一の富豪の馬雲・アリババ集団会長を抜き去り、その年の5月に発表された富豪ランキングでは、総資産381億ドル(約4兆5700億円)とアジアNo.1に躍り出ました。

そこから現在にいたるまで、アリババ・グループ・ホールディングの馬雲(ジャック・マ)会長や香港の李嘉誠氏などとの激しい首位争いを繰り広げながらも、現在もアジアNo.1の座を譲らずにいます。

息子も野心あふれるビジネスマンに

王氏には一人息子の王思聪(ウォン・スーツォン)氏がおり、彼も父に負けじとビジネスを拡大しています。

王思聪氏は、1988年生まれの現在28歳で、英国の名門大学・The University College Londonの哲学科で西洋思想を学び、現在はワンダグループの理事を務めています。また、自身の投資会社やゲーム会社をM&Aで拡大するという親にも負けじと劣らぬビジネスマンです。

「国民的花婿候補」と呼ばれ、彼と結婚すれば「一生安泰なので、誰もが憧れる」という意味で、「国民の夫」の愛称で知られています。

ビジネスに関しては野心家であるものの、私生活での

「思うことはすべて叶い、苦労をしたことはない」
「付き合う相手に金があるかどうかは関係ない。どちらにしても、自分より金を持っている人間はいないから」
「恋人選びで最も重視するのはカラダだ」

といった仰天発言や行動で、パパラッチに追い掛け回されているようです。

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