1、オリンピック初! 難民選手団

リオデジャネイロオリンピックに、「難民五輪選手団」がいることはご存知でしょうか?
IOCが特別に参加を認めた10名です。難民選手団が出来たのは、今回が初めてです。

祖国から出場することがかなわない彼らは、自分たちが掲げる「旗」を持っていません。開会式では、五輪の旗を持ってブラジルの前に入場行進を行い、大歓声で迎えられました。

そんな彼らでしたが――「旗」が出来ました。難民選手団のための、旗です。

記事によりますと、この旗をデザインしたデザイナーのヨラ・サイード氏も、シリア難民とのことです。
世界中にたくさんいる難民の多くが身に着けたであろう救命胴衣を彷彿させるカラーです。
この旗は、競技中に選手が身に纏うことはできないそうですが、彼らのシンボルとして人々の記憶にずっと残るでしょう。

2、戦うだけじゃない。時には助け合う。

メダルや記録を、全身全霊をかけて争うのがオリンピックです。その姿に我々は一喜一憂し、感動し、力を分けてもらいます。
しかし、メダル獲得の瞬間ではないところでも、ドラマティックなエピソードが起こる――それが、オリンピックです。

陸上女子5000メートル予選での出来事です。転倒した2選手が互いに助け合い完走し、救済措置がとられて19日の決勝へ進んだという珍しい出来事です。(日本時間20日)
その選手とは、アメリカのアビー・ダゴスティノ選手とニュージーランドのニッキー・ハンブリン選手です。
これこそスポーツマンシップ、オリンピック精神だと、感動の声が上がっています。

尚、この転倒によってジェニファー・ウエンス選手も(オーストリア)救済措置で決勝に進むことが決まっています。

【追記】今回の救済措置ですが、「助け合ったから救済された」わけではありません。陸上競技では、回避できない事故(意図的に転ばせたものではない)と判断されれば、救済措置がとられることがあります。
また、アメリカのダゴスティノ選手は、膝の負傷のため決勝を棄権とのことです。(8月19日)

「これは五輪だからゴールしなきゃ」。
これは、もしかしたら五輪の場を知っている人にしか正しく理解できない言葉なのかもしれません。世界を相手に戦う場はいくらでもあると思いますが、「五輪の借りは五輪で返す」と口にする日本人選手もいるくらいです。
五輪という大会は別格なのでしょう。

ちなみに、「オリンピックは参加することに意義がある」と言ったのはクーベルタン男爵だと思われていますが、実際は違うようです。

「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」(フランス語: L'important, c'est de participer、直訳:重要なのは、参加することである)の言葉が有名だが、実はこの言葉は彼の考え出したものではない。この言葉は聖公会のペンシルベニア大主教であるエセルバート・タルボット(Ethelbert Talbot)が1908年のロンドンオリンピックの際にアメリカの選手たちに対して語った言葉である。
1908年のロンドン大会が開催された当時、アメリカとイギリスは犬猿の仲となっており、アメリカの選手団はロンドンに来てから色々な嫌がらせを受けた。それで気の滅入ってしまったアメリカ選手団が気分転換にセント・ポール大聖堂の聖餐式に出かけたところ、この大聖堂でタルボット大主教から上記のセリフの入った説教を受けて、大いに勇気付けられた。
この時の出来事とセリフが伝わり、感銘を受けた彼が各国のオリンピック関係者を招いての晩餐会の席上でのスピーチで引用して演説したところ、たちまちこのセリフが“クーベルタン男爵の演説”として有名になり世界に広まってしまった、というのが真相である。
また、クーベルタン男爵はこの席で「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである」とも語っているが、こちらは本人が考え出したセリフである。

出典 https://ja.wikipedia.org

この記事を書いたユーザー

和泉 このユーザーの他の記事を見る
得意ジャンル
  • 話題
  • 動物
  • ゲーム
  • エンタメ
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス