アメリカのテキサス州で、瀕死の状態で雌のライオン一頭が「In-Sync(ネコ科動物保護団体)」へ運ばれてきたのです。

団体の創設者であるヴィッキー・キーヒー(Vicky Keahey)さんは、「この時既に死んでいるようにしか見えなかった」と話してます。

In-Cyncに運ばれてきた当時の雌ライオン

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync Exotics

このライオンは、アニマルタレント施設で飼われていたシーラという雌のライオンです。

しかし当時シーラはアニマルタレント施設で、まともな食事も与えられず生後15ヶ月のライオンとしては著しく筋力が劣っている状態で頭をあげて水を飲む事も歩くこともできない状態でした。

そこへアメリカの農務省が立ち入り検査をし、施設での飼育状態を見てシーラを没収という形で救出したのです。

農務省のスタッフは、もう安楽死しかないと思っていたようですが、In-Syncのヴィッキーさんは、決して諦めなかったそうです。

しかし、シーラの状態はそう簡単に回復するものではありませんでした。
免疫力が著しく低下しているためトキソプラズマ症(原虫感染症)にかかっていたのです。よって食欲はなく無気力となり、放っておくとそのまま死に至ってしまうのです。

しかしヴィッキーさんは、餌をまともに食べれないシーラにミートボールを作り自らの手で口の中に押し込んで与えてあげたのです。

ライオンの口に手を入れるって、少し勇気が要りますがヴィッキーさんのライオンに対する愛情はそんな事、微塵にも思わないのでしょう。
2週間、ヴィッキーさんの看護の甲斐あって、シーラの病状は快方に向かっていったのです。

少しずつ元気をとりもどすシーラ

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync/ Exotics

日ごと元気を取り戻していったシーラですが、百獣の王といえどアニマルタレント施設で受けた辛い日々は、彼女の大きな心の傷となったままです。

ヴィッキーさんは、ある試みを考えておりました。

In-Syncには、他にも救助されたライオンが暮らしております。そのうちの一頭がカーンです。なんと、カーンはシーラと同じアニマルタレント施設から救出された雄のライオンだったのです。

2009年3月にシーラと同じ栄養失調の状態であったところにアメリカの農務省が没収という形でアニマルタレント施設から救助したのです。

雄ライオンのカーン

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync/Exotics

シーラの心を癒せるのは同じ境遇に遭ったカーンしかいない・・・

ヴィッキーさんは、シーラをカーンの横の檻に移すことにしたのです。
すると、シーラはカーンに一目ぼれした様子でした。

カーンを見て恋に落ちてしまったシーラ

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync/Exotics

ライオンといえど恋すると表情も可愛いく見えてしまうから不思議です。
シーラの表情は既に恋する乙女のよう・・・。

彼のおかげでシーラの辛い日々は一気に吹き飛んだようにも見えます。

同じ境遇だった事をシーラとカーンはお互いに感じ合う事が出来たのだと思います。
そして、一気にお互いが恋に落ちたようです。

ヴィッキーさんは、この状況を見て時折シーラとカーンを同じ檻の中で過ごさせる事にしたのです。

彼しかシーラの心を癒せなかった

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync Exotics

カーンは他の雄ライオンがシーラの檻に近づこうとすると、軽く雄ライオンを威嚇をしたのです。
「彼女は僕の大切な相手だ!近寄るな!」とでも言い放ったのでしょうか(笑)

避妊手術を終えたシーラはカーンと同じ檻で暮らす事になったのですが、その姿はまるで、恋する女の子が彼氏にべったり甘える様子にしか見えなくて、微笑ましく感じます。

そんな、シーラの甘えっぷりをご覧ください。

いつもくっついていたい・・・

出典 http://familypet.com

画像元:
In-Sync Exotics

ほっぺスリスリしてほしい・・・

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync/Exotics

くすぐったいけど嬉しい・・・

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync/Exotics

もっと、甘えた~い

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync/Exotics

カーンのシーラに対して優しく接する姿がこっちまでキュンとしてしまいます。
本当に幸せな姿というのは人間でも動物でも、見てる相手をこんなに幸せな気分にしてくれるのかと、思わざるをえない二頭の姿でした。

今回、身勝手なアニマルタレント施設から受けた虐待、筆者は本当に憤りを感じずにはいられませんでした。

しかし、この二頭は前を向いて歩き出し今幸せをしっかりつかんでいるのです。
「過去に捕らわれず前を向いて幸せをつかむ」私たちも見習うところです。

二頭はかわいそうなライオンではなく、かわいそうだったけど今最高に幸せなライオンです。

このままずっとこの二頭の幸せが続くことを切に願って止みません。

これからもずっと一緒・・・

出典 http://familypet.com

画像元:In-Sync/Exotics

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

この記事を書いたユーザー

MAME このユーザーの他の記事を見る

記事を読んで下さいましてありがとうございます。東京から沖縄そして現在、国際結婚で北米在住です。海外ネタや面白い話で皆さんを幸せな気分にできたら嬉しいです(^^)

得意ジャンル
  • インテリア
  • マネー
  • 動物
  • 海外旅行
  • インターネット
  • グルメ
  • 恋愛
  • 感動
  • コラム
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス