クリーニング店からできあがった衣類には、ほとんどの場合がビニール包装されています。このビニール包装には、クリーニング工場からの配送時や運搬時にキズやホコリから衣類を守るために使用されていますが、このクリーニング後のビニール包装は受け取ったときに、「家に帰って必ず取り外し、風通しの良い所で陰干してから保管して下さい。」
と、クリーニングの店員さんから言われます。時にはこのビニール袋に注意書きのような紙がビニール袋の表側に貼ってあることもありますが衣類にほこりがかぶらないようにビニール袋を外さずそのまま放置していうかたもおられ意見が割れます。

ビニール包装は取り外したほうがいいのか

本当に取り外したほうがいいのか。
クリーニング店によると、
「大事な衣類がビニール包装の酸化防止剤による黄ばみの発生や湿気によるカビなどの発生する場合もある。」
この原因となるものはビニール包装には、透明度などを保つために、酸化防止剤が使われています。この酸化防止剤が揮発し、衣類を黄色く変色させてしまう可能性がありますが、現在はこの心配はほとんどないそうです。(すべての衣類が変色するわけではありません)
クリーニング店にはビニール袋をつけたままで保管され引き取りが来られているので大丈夫なのではという意見もありますが、あくまで簡易包装ということを念頭においてください。
日本は特に湿度が高い時期もありますので包装されたまま収納すると、湿気によって、袋の中に湿気が溜まり、カビや黄ばみの発生や型崩れが起きることもあります。

もう一つあります衣類を乾燥させてから保管する理由

ドライクリーニングは、1830年頃にフランスで開発され、水で洗うと型崩れや縮み、色落ちなどが発生する衣類を水の変わりに有機溶剤を使うことによって衣類への影響を抑えた洗濯方法です。そもそもドライクリーニングは家庭にはありませんので分からないのが普通だと思いますが、ドライクリーニングとは水を使わずに「有機溶剤」を使用するクリーニングの事を言います。

出典 http://cl-osusume.com

ホームクリーニングとは違いますね。ホームクリーニングの場合は水を使用します。

私達が日常生活で目にする有機溶剤と言えば「石油」や「灯油」、「ガソリン」などが当てはまります。いわば、その石油とか灯油のような溶剤で衣類を洗うのがドライクリーニングというわけです。でも実際は、衣類をガソリンや灯油で洗うわけにはいかないので、クリーニング専用の溶剤で洗っています。(分かりやすいように、ガソリンなどの名前を例に出しました)ところで何故、「水」ではなく、「溶剤」で洗う必要があるのかと言えば、水洗いのOKな素材の場合は問題ありませんが、ウールの背広やレーヨンのブラウスなどは、普通に水で洗ったりすると縮んだり、型崩れしたりしまうからです。

出典 http://cl-osusume.com

万が一の乾燥不足を防ぐため。ドライクリーニング洗浄後には、必ずドライ溶剤を完全に乾燥(自然乾燥も含む)させますが乾きの悪い分厚い衣類や素材などによって完全に乾燥できていない状態で包装し、仕上がり品としてお客様の手元に戻る場合ありますので、当日仕上げなど、急ぎでクリーニングを出した場合などは念のために臭いなどで確認することがおすすめです。
ドライ溶剤の中でも特に石油系溶剤が衣類に残っている状態で、もしも!その衣類を着用すると赤くただれ皮膚障害を起こしてしまうことがあります。これはドライクリーニングの乾燥不足が原因の「化学やけど」です。この乾燥不足は、クリーニング業界の深刻な問題で、実際に損害賠償なども起きています。クリーニング店の多くは衣類に溶剤が残っているかを経験則や臭いを嗅いで見分けているのが現状で、クリーニング工場自体が少し溶剤の臭いがしてることもあり確実性はありません。もちろん測定する機材もありますが、クリーニング店によっては全く使用していない所もあります。(きちんと細かくチェックしているクリーニング店もあります)

出典 http://cl-osusume.com

ビニール袋から外して保管というにはちゃんとこのような理由がありました。
ほこりがかかるからといってそのまま保管せずビニール袋からはずし乾燥させてからクローゼットの中に保管がよいのですね

クリーニング時にかけてある黒色のハンガーはどうする

クリーニング店で衣類をかけてくれている黒っぽいハンガー、薄手のものはいいのですが、すこし厚手のもの型崩れが起きそうなものにはしっかりめのハンガーに交換してから保管しましょう。
クリーニング店からいただいた黒のハンガーは店舗にもよりますが再利用されていることもあり一度お店の方にお聞きして回収していただけることもあります。
またその後、市販の不織布カバーなどをかけて保管すると洋服にホコリがつく心配がなくなります。

最後に

お気にいりの衣類を長くきれいに保つにはクリーニングのビニール袋を外し乾燥させてから衣類にあったハンガーにかけなおし、市販のカバーをかけてからクローゼットに保管がしましょう。またビニール袋を自宅に持ち帰った後、点検されるのもおすすめです。、万が一トラブルがあった時にどこに責任があるのかハッキリしませんので確認も各自されるのが賢明でないでしょうか。気持ちよく快適に大事な衣類に適切な手入れをするためにも
ビニール袋は取り外しましょう。

この記事を書いたユーザー

まりんちゅ このユーザーの他の記事を見る

趣味は、ホットヨガ、エアロビ
毎日、ハッピー探しをしています。

得意ジャンル
  • 美容、健康

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス