わが家は田舎なので、ガスはプロパン。そのボンベを定期的に交換にやって来るのだが、設置場所がリビングのすぐ横で、カーテンを開けていると、作業する人が突然横切ったりする。変な格好でいられない状態だった。

これでは困るので、ボンベを別の場所に移動してもらうことにした。もちろん、有料なのだが。

そこで、交渉。

移動させるためには、パイプを伸ばさなければならず、3メートルで3000円掛かる。私が指定した場所までは、11メートル。12000円となるのだが、担当者は9000円でいい、と言った。

だが、元大阪人の私は、そんなもので満足はしない。「もっと、安くして!」とお願いしたら、「じゃあ、6000円」となったが、まだまだ。

その当時は電気温水器を使っていたので、「今度、温水器が壊れたら、ガスに替えるから、もっと安くして!」と交渉。

4000円。「もっと!」。相手は苦笑いをしながら、「それじゃあ、こちらの条件を呑んでくれたら、タダにします」となった。

それは、いまの小さなボンベから、大きなボンベに替えること。それと、もう少し移動して、道路端に設置することだった。交換する手間を省くためである。

私はすぐにOKして、工事代金はタダになったのである。

「そんなにウマくいくことは、滅多にないわよ」と思うだろうか?

でも、私の粘りがあったからこそ、タダになったのは事実である。初めから諦めていたら、高い金額を払うことになっていた。

言ってみなければ、わからないのである。ダメで元々なのだ。

どんな工事でも、値切ることはできる。相手のメリットを提示してあげることが、コツである。

ただ、あまり値切り過ぎて、手抜きされないように注意して欲しい。

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佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

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