私は、サービス業を学ぶために、スーパーに勤めていたことがある。

そこでしていたことは、流通システムや接客を学ぶだけではなく、あらゆることの“観察”である。

売れる商品、売れない商品、新商品。客の動きや買う品物、話している内容。社員たちの仕事の進め方。

そして、パートのおばちゃんたちの習性。そう、おばちゃんたちがもっとも面白い観察対象だったのである。

いろんなタイプのおばちゃんがいて、いろんなクセがあって、そんな人たちとの接し方を学ぶことができた。

世の中の購買力の多くは、おばちゃんたちなので、この人たちを観察できたことは、私の専門であるマーケティングにおいても、非常に有意義なことなのである。

そして、何より面白く、楽しめた。

街を歩いているだけでも、キョロキョロと観察することが大切である。

いろんな観察対象がある。街並、建物、樹木、草花、お店、そして「人」。

中でも、「人」がもっとも興味深く、知れば知るほど、ビジネスに活かせることがわかってくる。ビジネスの先にあるのは、すべて「人」なのだから。

どんな人が歩いていて、どんな店に入って、何を買って、どんな顔をしているのかをじっくり観察するのである。

すると、「人」が理解できるようになる。

知っている「人」を相手にするのと、「知らない人」を相手にするのとでは、ビジネスの進め方がまったく違ってくる。

すなわち、観察力を身につけた人間は、仕事が速くなるということ。

この記事を書いたユーザー

佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

得意ジャンル
  • 社会問題
  • ライフハック
  • 広告
  • グルメ
  • 料理
  • 暮らし
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス