中国産のチキンジャーキーで

2007年ごろからアメリカ食品医薬品局(通称:FDA)に、犬たちのおやつとして与える中国産のチキンジャーキーを食べた犬たちが病気になったり、死亡したりと相次いでクレイムが寄せらるようになりました。

原因の特定ならず

FDAが調査を始めましたが、共通点が中国産であるという以外、原因の特定には至っていません。そのため、チキンジャーキーのリコールも行われていません。

FDAの発表

2015年12月31日の時点で、FDAは、‘犬のおやつチキン、ダック、サツマイモなどを食べたペットたちが病気になったり死亡した‘というクレイムを受けています。その殆どが中国からの輸入品で米国内で市販されているものです。

6,200匹の犬と26匹の猫、3人の人間がこれらを口にして何らかの健康被害が報告されており、そのうち1,140匹の犬が死亡しています。

これらの問題商品のメーカーは様々です。各メーカーが製造のために使っている国が‘中国‘ということになります。

クレイムで多かったのが、チキンジャーキー(トリート、テンダー、ストリップ)、ダックジャーキー、サツマイモのジャーキー、チキンもしくはダックのジャーキーでドライフルーツやサツマイモ、ヤムイモ、牛皮ガムとかに巻き付けられたものです。

出典 YouTube

米ペットコ中国産販売中止へ

中国産のペットフードの前科

2007年、中国産のペットフードで腎不全を起こし、ペットたちが大量に死亡した過去があります。

概要:北米、ヨーロッパ、南アフリカのリコールはペットの腎不全が報告されたことにより行われた。最初のリコールはペットがある中国の会社が製造した小麦グルテンを含むウェットフードを食べ問題が発生したため行われた。消費者からのクレームを受けカナダのメニュー・フーズ社が動物実験を行い、病気や死亡という結果が出たため、3週間後の2007年3月16日、同社はリコールを開始した。間もなく、腎不全によりペットが大量に死亡したという報道がなされた。翌週、汚染された小麦グルテンを含むペットフードを販売していた数社もリコールを開始した。最初のリコールから1ヵ月後、米国で中国の別の会社が製造した汚染されたコメタンパク質によるペットの腎不全が確認され、南アフリカでは汚染されたトウモロコシグルテンによるペットの腎不全が問題になっていた。この問題の調査の結果、人間用の食品の安全性に対しても疑惑が向けられることになった。

出典 https://ja.wikipedia.org

2007年のペットフード大量リコール事件

日本でも中国産が

このようなペットフードは、日本には入ってきていないのでしょうか?以前、中国産のペットフードにメラミンが混入していたことで米国でリコールになった商品が、東北地方のホームセンターで売られていた過去があるそうです。日本のペットフードやおやつも中国産が大変多いという現実があります。

「ペットフード安全法」はザル法?

日本では「ペットフード安全法」によって、原材料や原産国の表示が義務付けられています。

ですが、『新・ペットフードにご用心!』の著者押川亮一さんは、この安全法を「ザル法」だと指摘しています。

押川さん曰く「この法が定める原産国とは、最終加工をした国で中国産の原材料を使用していたとしてもパッケージングしたのが日本の工場であれば、『日本製』と表示できるのです。」

最後に

上記は、日本でも大々的に報道されたみたいですが、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、「これ、安い!かなりお買い得!」と値段だけにとらわれて、ペットフードを購入していませんか?安かろう悪かろうではけしてないとは思いますが、安いペットフードやおやつにはそれなりの理由があるはずです。ペットの健康を守るためには、原産国は必ずチェックするべきところですし、なるべく添加物の少ないものにしてあげましょう。

筆者のペットの獣医さんがおっしゃっていたのですが、‘ディスカウント店で犬のおやつを買うのなら、犬には人間用のささみを電子レンジでチンしてあげた方がずっと安全だ‘ということでした。

日本には、上記に書いたようなペットフードを取り締まる法律は、原材料や原産国の表示義務しかありません。それだけでは不十分です。

極端な話、日本で病気で死んだ牛や鳥の肉を使っても、国産ということになります。でも、人間のお肉には、そういうのは絶対に使えないので、人間用のささみをやった方が安全というわけです。ただ、ささみだけを食べさせるわけにはいきませんし、人間の食べ物には味が濃いかったり(基本的に味が付いたものはNG)、動物が食べてはいけないものもたくさんあります(玉ねぎやガムなど食べたら死亡する場合もあります)ので、もちろんちゃんと調べてからやらなければなりません。

大きくて昔からある有名なメーカーだからと安心しきって購入すると、よくみたら原産国が中国ということも。。なかなかペットフード選びは、難しいものがありますね。

この記事を書いたユーザー

さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。

得意ジャンル
  • 話題
  • 動物
  • 社会問題
  • 美容、健康
  • コラム
  • 感動
  • ニュース

権利侵害申告はこちら