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がん細胞を攻撃するNK細胞

NK細胞とはナチュラルキラー細胞を短縮したもので、細胞障害性リンパ球に分類される腫瘍細胞やウイルス感染細胞から私たちの体を守ってくれる重要な役割を果たす細胞です。

まだ、その役割については完全に解明はされていませんが、同じように免疫に働くT細胞とは違って、あらかじめ感作されておく必要がありません。
ほとんどそのまま異物と認識された細胞を傷害するので、スピーディーにがん細胞やウイルスなどに対応できると考えられています。

NK細胞の目を見張る活躍!

細菌やウイルス感染の防御

外から入ってきた異物である細菌やウイルスなどに対し、それを認識して攻撃し、感染を防ぐ役割があります。

腫瘍に対する防御

自分の体内にできた異常な細胞であるがん細胞を認識し、毎日数多くできているがん細胞を殺す役割を担っています。

実は重要だった!意外な免疫力アップ方法

涙を流す

涙を流すことで、たまっていた感情やストレスを開放してリラックスすることができ、自律神経のうちの副交感神経が優位になって免疫力アップが期待できます。
また、βエンドルフィンが分泌されることによって悲しい気持ちを落ち着けることもできると考えられます。

呼吸の仕方を変える

口呼吸を鼻呼吸に替えることで、鼻でいったん加湿された空気を吸い込むことになるので、のどの乾燥が防げるほか、ウイルスや菌などの体内への侵入を減らすことができます。

消化管の粘膜の重要な働きとは?



口腔粘膜は重層扁平上皮と呼ばれる上皮で覆われていて、物理的な刺激に耐えやすくできています。



胃の粘膜は単層円柱上皮でおおわれていて、表面は粘液で包まれていて胃酸で食物を消化するときに胃自体も消化されてしまうのを防ぐ働きがあります。



小腸表面には多くの腸絨毛があって、表面積を増大させ効率よく栄養などを吸収させるために役立っています。また、大腸粘膜は水を吸収する役割を持ちます。

腸内環境を整備してくれる夏にピッタリの食材

長いも

ねばねば食材に含まれる「ムチン」によって、粘膜を守り、細菌やウイルスからの感染を防いでくれる効果が期待できます。

ニンニク

ニンニクに含まれる「アホエン」にはがんになりにくくする効果や、動脈硬化を防いでくれる効果があるとされています。

ただ、特に生のニンニクは摂りすぎると消化管を傷めることがあるので注意が必要です。

改めて知る「粘膜」の大切さ

粘膜は直接食べ物やウイルスに触れる部位であり、この部分をできるだけ健やかに保っておくことが体調管理の大きなカギになります。

粘膜を健康に保つことで、しっかり異物に対応できる健康な体を作っていきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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