2016年5月26日、27日に行われた伊勢志摩サミット。開催地のひとつ志摩市賢島を中心に、5月中は厳戒態勢が続き志摩市の人口より警察関係者のほうが多かったほどです。

そんな伊勢志摩サミットで世界的に知名度を上げた伊勢志摩ですが、特産品や観光施設が現在大人気となっているようです。筆者は実際に伊勢志摩の地に歩き、大人気の理由や魅力が何なのかを体験してみたいと思います。

第1弾 伊勢市駅~伊勢神宮(外宮)を歩いてみた

伊勢志摩の観光名所といえばやっぱり伊勢神宮。伊勢神宮にはお参りする順番があるようです。うんちくをみなさんに伝えたいために伊勢神宮の参拝方法などを調べてみましたので、伊勢神宮参拝前に確認してみてください。

お伊勢参りは外宮(げくう)を参拝してから内宮(ないくう)を参拝するのがならわしです。

お伊勢参りは外宮(げくう)を参拝してから内宮(ないくう)を参拝するのがならわしです。
伊勢神宮には外宮と内宮と2つあり(別宮はおいといて)、それぞれの距離はおよそ5kmほどです。有名なのが内宮で、伊勢志摩サミットで各国首相が参拝したのも内宮です。みなさんも伊勢神宮を目的に行かれる方のほとんどが内宮だけ行かれる方も多いはず。

しかし、お伊勢参りは外宮から参拝するのがならわしであり、伊勢神宮の祭事なども外宮から行われ、皇族や天皇陛下も外宮から参拝するそうです。

また、内宮は伊勢市と志摩市との境にありますが、外宮は伊勢市の中心近くにあるので、伊勢市街の雰囲気を味わうこともできます。

ということで、今回のスタートは、伊勢市駅~伊勢神宮(外宮)を歩いてみたいと思います。

写真はスマホでの撮影ですので画像の粗さはご了承ください。

スタートの伊勢市駅は伊勢のメインステーション

出典筆者撮影

伊勢市で唯一、JRと近鉄の2つの路線が乗り入れる駅です。電車で来られての観光なら、メイン駅にするとよいでしょう。ホテルなどの宿泊施設が多くそろっているのも伊勢市駅周辺となります。
写真は南口のJR側となります。

車で来られる方で、市内だから駐車場が・・・と心配する方もいますが、外宮の駐車場だけでなく、駅周辺にも1日最大700円ほどのコインパーキングもありますよ。

伊勢市駅から振り返ると外宮参道があります

出典筆者撮影

伊勢市駅と伊勢神宮(外宮)を結ぶ外宮参道となります。
およそ500mの直線に様々なお店が並んでいます。内宮のおかげ横丁に比べると人通りも少なくゆっくりと買い物や食事をすることができます。赤福や豚捨などの有名店はおかげ横丁と外宮参道と両方に出店しています。

写真では高い建物はありませんが、右手側に5階建てのホテルがあり、12階建てのホテルも建設中です。
伊勢神宮の外宮と内宮を両方参拝する方の中で食事をどうするか迷われる方も多いはず。内宮のおかげ横丁では”食べ歩き”などの軽食、宮参道では”ガッシリ系”の食事がよいと思います。

夜の外宮参道は・・・

出典筆者撮影

提灯の灯りが素敵ですね。この提灯の上には風鈴もついていて夏の暑さを和らげてくれます。
外宮参道にはイタリアンやBARなどおしゃれなお店もありますので、伊勢市駅周辺に宿泊されている方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?

話を戻し、外宮参道を越えると・・・

出典筆者撮影

外宮参道を抜けると伊勢神宮外宮(げくう)に到着します。伊勢市駅から5分もかからないと思います。
ちなみにこの日は平日の18時。参拝客もほとんどおりません。8月は19時までに参拝ですが、9月からは18時までとなりますので参拝時間に注意してください。

では、参拝いってきます。

外宮は左側通行、内宮は右側通行

出典筆者撮影

夕方ということもあり、写真が暗くてごめんなさい。
外宮は左側通行で内宮は右側通行となっております。いろいろと諸説があり、手水舎の場所が外宮は左、内宮は右にあることが有力となっていますが、

実は、神道(しんとう)の教えでは謙虚な気持ちで遠慮して神様に近づくこととされています。そのため正宮(しょうぐう)まで遠回りをする側が道順となります。
外宮では正宮のある場所が右側にあるため、遠回りの左からとなります。逆に内宮では正宮が左側にあるため右側通行となります。

ちなみに手水舎ですが、

出典筆者撮影

手水の起源は、神道に由来し、聖域を訪れる際に周辺に流れる河川の水や湧き水で身を清めていたことにはじまる。その名残は、伊勢神宮の御手洗場などで見られる。時代が変化するにつれ、河川の水質が汚染され、清流や湧き水の確保が困難になったことから、それに代わる施設として手水舎が併設されるようになっていった。

出典 https://ja.wikipedia.org

とのこと。名残の伊勢神宮の御手洗場とは、内宮を流れる五十鈴川のことです。外宮に流れる川は現在ありませんので(昔は宮川の支流がありました)、手水舎を使って清めましょう。

手水舎の先は・・・

出典筆者撮影

ほんとに誰もいません笑
この先を抜けると右側に正宮(しょうぐう)が見えてきます。左側には曲がる道(亀石)があり、別宮(べつぐう)の多賀宮が石段の上の高台に、土宮、風宮が石段の下に鎮座しています。
正宮参拝後、別宮を順に回るのが参拝方法であり、これは内宮も同じです。

ひとまず、正宮を目指します。

回るルートは正宮→別宮(多賀宮)→別宮(土宮)→別宮(風宮)

出典筆者撮影

こちらが外宮の正宮の豊受大神宮となります。ここより中は撮影禁止です。
豊受大神宮に鎮座されている豊受大御神は、衣食住の神様であります。内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、むか~しむかしに天照大神に丹波の国(京都~神戸)から呼び寄せられてこの伊勢に来ました。天照大神の専属シェフみたいな感じでしょうか。

出典 YouTube

動画の日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)は約1500年もの間、毎日朝夕2回行われているそうです。

ちなみに毎日のお祈りは何のため?と思いますが、お祈りの意味は「世界の平和と発展」のためのお祈りでありこの祈りは天皇陛下が行っております。神宮の神職たちは天皇陛下の代わりにお供えしお祈りをするため行っているとのことです。

時代は変わっても、変わらぬ方法で続け守っていくことは尊いことですね。

ちなみに正宮には御賽銭箱はありません。これは、伊勢神宮は天皇陛下以外のお供えができない私幣禁断”であるためです。また、正宮では個人的なお願いをするの場ではなく、日ごろの感謝を伝える場であるためです。

個人的なお願いやお賽銭はこの後回る別宮にて行いましょう。

また、伊勢神宮のお参りできること自体が吉日ということでみな平等であるとのことで神籤(おみくじ)もありませんよ。

出典筆者撮影

多賀宮は98段の石段を登った先にあります。
石段を登る前に土宮と風宮がありますが、後で参拝します。

外宮でのパワースポットは・・・

三ツ石 (みついし)

出典筆者撮影

20年に1度の式年遷宮の際に神宮祭主や奉仕員を祓い清める場所です。パワースポットとして人気でのため手をかざしたりする人がいますが、注連縄(しめなわ)が張られている神聖な場所ですので、”手をかざす”より”手を合わせる”ほうが良いと思います。もちろん、触る、注連縄内に手を入れるなんてもってのほかですね。

亀石

出典筆者撮影

ちょっと亀の部分が切れてしまいましたが亀の姿に似ていることからつけられた亀石です。高倉山古墳の入口にあった石とされております。高倉山古墳ってどこ?ってなりますが、この外宮敷地内の奥の山がそれにあたります。今では入山禁止となっています。

古殿地

出典筆者撮影

正宮や別宮の隣にぽつんと小さい小屋があるだけの大きな広場があります。これは古殿地と言い、以前正宮や別宮があった場所となります。逆に言えば次の式年遷宮ではこの場所に新しく建てられることになります。小さい小屋はその上に御正殿が建つ場所になります。

せんぐう館はぜひ行ってください。

外宮入口近くには”せんぐう館”という博物館があります。今回は時間が遅かったため閉館していましたが、ぜひ行って欲しい場所になります。

館内には原寸大の外宮正殿の模型や1/20の外宮殿舎配置模型があります。伊勢神宮の建築様式は神明造りと呼ばれており、全国各地から職人が集まり20年に1度の式年遷宮に合わせて建て替えれられています。使う材料は全て日本産のものです。

ちなみにせんぐう館にある模型も本物と同じ職人、材料で作られております。職人はまず道具から作りはじめるのですが、この1/20の模型を作る際にも新たな道具を作ってから作業を始められたそうです。

ぜひ、職人の魂を味わっていただけたらともいます。

まとめ

平日の夕方だったこともあり、混雑はなくゆっくりと参拝することができました。
伊勢市中心にある伊勢神宮外宮。内宮だけでなく、伊勢市を楽しむにも是非外宮も行かれることがよいと思います。

・伊勢神宮の参拝は外宮→内宮の順が習わし
・伊勢市中心の伊勢市駅から歩いて5分の外宮
・伊勢市駅と外宮を結ぶ外宮参道では昼だけでなく夜もオススメ!
・外宮は正宮が右にあるため左側通行で内宮は正宮が左にあるため右側通行←神様に遠慮し遠回りするため。
・正宮から参拝してから別宮を参拝
・正宮は日頃のお願いを感謝する場所でお賽銭箱やおみくじもありません。
・三ツ石と亀石をお忘れなく
・せんぐう館で職人の魂を感じよう。

次回は伊勢神宮の内宮、伊勢市内や志摩の地を案内できればと思います。

シルバーウィークに向けて、みなさんも訪れてみてはいかがですか?

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FP、学習塾の講師を経て現在に至ります。趣味はアウトドア、サッカー、コーヒードリップ。週1でフットサルをしていますが、携帯ゲームにはまり、インドア傾向になりつつある今日この頃です。

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