中国南部の広州動物園でリリーというタンチョウヅルがツル同士のケンカの最中にクチバシの上半分を損傷のうえ失ってしまったのです。
これでは餌を食べる事も出来ず餓死して命を落としてしまいます。

そこで、広州の動物病院でリリーのクチバシを再生する手術を行ったのです。
ここで活躍したのが「3Dプリンター」、これでクチバシ半分を復元しリリーのクチバシ上半分に取り付けたのです。
新しいクチバシは、初めはでプラスチック製の物が作成されたのですが、強度と耐久性を考慮してチタン製のものを採用したのです。

およそ30分ほどでクチバシは取り付けられ、リリーは術後まもなくして餌を自分で食べれるようになったのです。
タンチョウヅルは70年も生き延びるため長寿のシンボルとして中国はもとより日本でも愛されている鳥です。
このクチバシで天寿をまっとうできるまで長生きしてほしいものです。

ところで、この3Dプリンターですが、現在は医療の場で大いに活用され始めております。

【ケース1】腎臓移植を成功に導いた3Dプリンター

今年の1月に北アイルランドで腎臓を患っていたルーシーちゃん(3歳)はお父さんのクリスさんから腎臓の移植をうけたのですが、移植手術前の入念な調査が必要だったのです。なぜならクリスさんの腎臓はルーシーちゃんの腎臓の4倍の大きさのため彼女の体内にきちんと移植するためのシミュレーションが必要だったのです。
ところがこの3Dプリンターで再現されたクリスさんの腎臓が大活躍!
見事移植は成功と相成ったわけです。

出典 http://utv.ie

実際に3Dプリンターで再現されたクリスさんの腎臓

【ケース2】3Dプリンター製、頭蓋骨の移植手術が成功をおさめていた

オランダでは2014年に既に3Dプリンターで作られた頭蓋骨を移植する手術に成功しております。移植手術を受けたのは22歳の女性で、この女性の頭蓋骨は厚みが5センチもあるという異常な厚みで(通常人の頭蓋骨の熱し1.5センチほど)女性の脳を圧迫し極度の頭痛に見舞われていた上に視覚も失われてしまっていたのです。

そこで医師らが3Dプリンターを扱うオーストラリアの会社と協力をして完全に彼女の頭にフィットする3Dプリンター製の頭蓋骨を見事移植し、現在彼女は職場に復帰し順調に回復をしているとのことです。

このように3Dプリンターが医療現場で活躍する例は最近では枚挙にいとまが無いほど出てきております。

臓器が破損して修復できない悩める方々にとっては本当にこの3Dプリンターは近い将来非常にありがたい物となるでしょう。

今日の日本では臓器移植待ちの患者さんが昨年20165年だけでも14000人以上もの希望者がいるのです。
是非、多くの臓器移植を順番待ちをしている患者さんのために一刻も早く活用できる日が来ることを切に願います。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

この記事を書いたユーザー

MAME このユーザーの他の記事を見る

記事を読んで下さいましてありがとうございます。東京から沖縄そして現在、国際結婚で北米在住です。海外ネタや面白い話で皆さんを幸せな気分にできたら嬉しいです(^^)

得意ジャンル
  • インテリア
  • マネー
  • 動物
  • 海外旅行
  • インターネット
  • グルメ
  • 恋愛
  • 感動
  • コラム
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス