最近やたらとテレビCMで見かける薬がある。膝や腰の痛みを和らげるビタミン剤で、ご存知の方も多いだろう。

いきなりだが、この薬は“ボッタクリ”だと言っても良い。

いかにも独自で開発した薬だというイメージで売っているが、ジェネリック品である。つまり、オリジナル品の特許が切れた薬を同成分で作っているだけのものである。

オリジナル品は古くからある薬で、愛用者も多い。効果は期待できる。だが問題は、オリジナル品より高い価格で販売しているということ。

ジェネリック品は、開発コストが掛からない分、安く販売することで、消費者の役に立とうとするものであるはず。

ところがこの薬は、オリジナル品より20%も高い価格となっている。しかも、通販限定なので、送料が700円も掛かる。送料も入れて計算すると、40%以上も高くなる。

ジェネリックは安いものだという、私たちの常識を覆す、驚きの商法である。辛い思いをしている人につけ込んだ、詐欺まがいの手法である。

薬の成分を見比べて買う人は少ない。「効きそうだ」というイメージで買っている人の方が多いだろう。テレビでCMが流れていれば、信用してしまう。

実は私も腰痛で、この薬と同じ成分の薬を飲んでいる。主成分だけでなく、添加物までまったく同じである。

その価格は、この薬の5分の1以下。呆れてしまうほどの価格差である。

こんなものに騙されて、大切な金をつぎ込んではいけない。藁にもすがる思いで買うのだろうが、冷静になって欲しい。

面倒なことかもしれないが、よく見比べてから買った方が良い。

この記事を書いたユーザー

佐藤きよあき このユーザーの他の記事を見る

1961年兵庫県生まれ。神戸学院大学法学部中退。1981年、広告デザイン会社にコピーライターとして勤務。93年、プランナー・コピーライターとして、フリーランスに。仕事を継続したまま、96年、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手。その後、「販売の現場」を知るために、5年間スーパーに勤務。これにより、「メーカー」「販売現場」「広告・販促」のすべてを経験。この経験を生かし、2003年より、中小企業・個人商店向けメールマガジン「繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座」を発行。関連する情報販売、コンサルティングを開始。メールマガジン他、ブログ9本「Marketing Eye」「ビジネス界隈・気づきの視線」「企画する脳細胞・ビジネスの視点」「まちづくり・村おこしの教科書」「行列のできる『MENU』の創り方」「中高年のための新規開業サポート」「独立・起業の成功法則」「販促の知恵袋」「スキルアップでビジネスぶっちぎり!」を執筆中。現在、繁盛戦略コンサルタントおよび中小企業経営研究会のビジネス・カウンセラーとして活動。著書に「0円からできる売れるお店の作り方(彩図社)」がある。

得意ジャンル
  • 社会問題
  • ライフハック
  • グルメ
  • 広告
  • 料理
  • 暮らし
  • コラム

権利侵害申告はこちら