みなさんは「里親掲示板」というものをご存じでしょうか?

この「里親掲示板」とはネット上で犬やネコなどペットの里親を募集する情報が掲載されているサイトのことです。年々ペットを飼う人が増えている反面、何らかの理由でペットを手放す人も増えておりこのような掲示板の必要性が高まっています。

過去にはペットの猫を持て余した人たちが立て続けに猫を捨てる「捨て猫スポット」なるものが誕生し、社会問題となりました。

袖ケ浦市飯富の袖ケ浦公園で、飼い主が捨てたとみられる約100匹の猫が生活している。

市によると、公園には約10年前から猫が遺棄され始めた。糞尿の臭いがする上、「駐車場の車に傷がつく」といった苦情も寄せられており、接触事故も起きている。

出典 http://www.sankei.com

ペットを捨てることは違法なことです、2015年にはこの「捨て猫スポット」で逮捕者も出ています。

里親掲示板で募集されているすべての猫が不法に捨てられたペットというわけでありませんが、飼い主を必要としている動物はとても多いです。

筆者は調べてみて驚いたのですが、里親を探している動物は犬や猫だけではありませんでした。ウサギなどの小動物からインコなどの鳥類、さらに熱帯魚まで様々な種類の掲示板がいくつも存在します。

飼い主の見つからない動物たちの末路は、多くが保健所に送られ殺傷処分されてしまいます。

とても悲しいことですが、現在日本では年間20万匹の犬猫が殺傷処分されているそうです。我々人間の都合で増やされた命にもかかわらず、都合が悪くなれば奪われてしまうのです。

しかしそんなペット達を引取って生涯面倒を見たいと思う人たちも沢山います。家族の一員としてペットを受け入れ大切にしてくれる人とをマッチングしてくれる「里親掲示板」は動物達を救うとても有力な命綱なのです。

独身男性お断りの現実

ツイッターユーザーのJYMさんはそんな飼い主のいない猫を引取る里親を希望していますが”ある壁”に直面しています。

それは「一人暮らしの男性に譲渡出来る猫がいない」と門前払いにされてしまうこと。

JYMさんが他の里親掲示板にも猫を引取りたい意向を伝えてみたものの、すべて断られてしまいます。なぜならばJYMさんだけではなく、すべての独身男性に猫の里親になる為には非常に厳しい条件が課せられているからでした。

独身男性が猫の里親になる為の条件

★同年齢の先住猫がいて
★8時間以上の外出禁止
★定期的に写真をよこせ
★身分証明書と収入証明提出
★俺に万が一があったら、引き取ってくれるっつー年下だけで構成されるてる別家族の飼育許可証
★女の場合は上記の条件は無し。

出典 https://twitter.com

これはJYMさんが実際に課せられた条件になります、誰が見てもかなり厳しい条件ですよね。

この条件だとまず先住猫がいない人は絶対に里親になれません。身分証明書や収入証明の提出、年収も関係あるみたいですね。

8時間以上の外出禁止…独身の男性、つまりは20~30代が多いと思われますが、働き盛りの時期にかなりの制限を受けることになります。

定期連絡や自分に万が一のことがあったら引取ってくれる人の確保は、引取った猫が生涯幸せに暮らす為には必要かと思いますが…これでは引取り手がかなり制限されてしまいますよね。

さらに気になる項目が…それは「女性の場合はこれらの条件がないこと」

その条件がネット上で物議を醸しています。

なぜ男性だけに厳しい条件が課せられるのか?

現在単身世帯の割合は年々増えています(2010年の総務省「国勢調査」によると、2030年の全世帯に占める単身世帯割合は37%になると予想されています。)

多くの人が一人暮らしを経験したことがあると思いますが、誰もいない家に帰るのはなんだか寂しいもの。ペットが待っていてくれたら早く帰りたくなるし、仕事へのモチベーションも上がります、つかれた心を癒してくれたりもします。

そう考えるのは男女同じではないでしょうか?

男性が一人で入店するのを断る猫カフェもあるようです。

救える命は可能な限り救いたいものです。

猫を迎えて大切にしたいと思うのは男性・女性関係ない。

一人暮らしはどうしても猫だけになってしまう時間帯が出来てしまうので心配されるのはよくわかります、しかし同じ一人暮らしの条件下で男性・女性の性別が関係してくることに納得出来ない人が多いようです。

一人暮らしは性別に関係なくNGな場合も

理にかなっているのでは?

あくまでイメージですが、遅くまで外出するのは男性が多い気がします。

過去に起きた事件が原因なのでは?

実際にこれらの事件は男性によって起こされれています。しかしすべての男性が同じことをするわけではありませんし、女性だから必ず問題が起きないとも限りません。

ただ、万が一このような事件に猫が直面した場合、当の猫には辛い未来が待っています。猫を譲渡する側が猫の幸せを願って、少しでも危険にあう可能性をなくそうとするのもよくわかりますし、この条件も仕方がないことなのかもしれません。

里親掲示板にかかわるほとんどの人は猫たちの幸せを祈っていますが、ほんの一部の心無い人の犯した過ちのせいで多くの猫の未来が奪われている現状があるのです。けして許させることではありません。

直談判して猫と暮らせている人も

譲渡する側も本当は猫の幸せを心から祈っています、中には直談判して里親になれた方もいらっしゃいました。しかしこの問題はまだまだ根が深く簡単に解決するようなものではありません。

猫たちが里親を待たなけれないけない現状をつくっている原因はすべて我々人間にあります。

そもそも最初の飼い主が責任をもって生涯飼い続ければこのような問題は起きません。ペットにとって飼い主はペットの生活、人生のすべてになるのではないでしょうか?飼い主が自分がペットの人生にどれほどの影響を与えるのかをよく考えて行動することが問題解決につながるのだと思います。

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